Vol.1 ― 「What -Japanese Ver.-」で日本デビューを果たしたDREAMCATCHER!メンバーの「What」な行動とは?

Kstyle |

ロックサウンドをベースに異彩を放つ “悪夢コンセプト” と、そのダイナミックなパフォーマンスでK-POP界でも独自の立ち位置を築く7人組ガールズグループDREAMCATCHERが、11月21日(水)に日本デビュー。デビュー曲は、今年9月に韓国で発売した3rdミニアルバム「Alone in The City」のリードトラックで、Music VideoのYouTubeでの再生回数が10日間で130万回再生を突破したヒット曲「What」の日本語バージョン。前回のKstyleインタビューでも元気いっぱいに応じてくれた彼女たちに、Japan 1st Singleの楽曲について、たっぷりと語ってもらった。

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――DREAMCATCHERの数あるヒット曲の中で「What-Japanese Ver.」が日本デビュー曲になりましたが、どんなことを感じましたか?

シヨン:「What」は、最近活動した曲ですが、今までの曲とはちょっと違う感じがしたんです。既存のイメージの曲はすでにたくさんお見せしたので、違った雰囲気の曲で日本デビューできるのがいいと思いました。

ジユ:私は「What」が、日本の感性に合うと思いました。繰り返しのサビの部分に中毒性があるし、一度聞いたらすぐに覚えられるところもいいです。

――「What-Japanese Ver.」のレコーディングは、いかがでしたか?

シヨン:歌詞の意味を理解して、その感覚を生かして歌わなければいけないので、普段できていることができなくて、最初は戸惑いました。例えば「探してる」って歌詞にしても、ただ歌うよりも、もっと切実に探しているという感情を込めようとするのが難しかったです。「探してるっ!!」(笑)。

スア:私が難しかったのは、アクセントはつけるのに、強く歌ってはいけないことです。「アクセントをつけるのに発音を強めてはいけないなんて、どうすればできるんだろう」って思いました。

――「What」の衣装は、全員コンセプトが違っていてとてもステキですが、自分の衣装についてのポイントや、気に入っているものを教えてください。

スア:カムバックショーケースのときに、黒いセットアップに金色の光る装飾が入ったものを着たのですが、とてもきれいで気に入ったのに、1回のステージで装飾がすべてとれてしまったんです。本当に気に入っていたから、もう着られないと思ったら残念で、今もずっとその衣装のことが思い出されます。

シヨン:私の衣装もきれいでしたが、個人的にスアお姉さんの衣装が好きで、私服として着たかったです。

ガヒョン:スアお姉さんの衣装は、すっきりした正装が多かったです。

シヨン:だから、私が奪いたかったんです(笑)

ハンドン:私の衣装の中で、黒色でお姫様みたいなパフスリーブ(※ちょうちん袖)のものがありましたが、とても気に入っていました。鎖骨と腰のラインが見える衣装が好きなんです。

シヨン:自信のあるパーツなのね。

全員:おお~!!

シヨン:私の衣装についても言わないと、ですね! すっきりしたスラックスタイプのロングパンツがあるんです。私はロングパンツが大好きなので、とても気に入っていました。

ガヒョン:私は一番背が低いので、ロングスカートを履けない悲しい現実がありますが(笑)、個人的に好きなのはオフショルダーの衣装です。息苦しいのが嫌いで、身体に密着するものよりは、ブラウスとか、首元が開いているものが好きなんです。今まではオフショルダーの衣装を一度も着たことがなかったのですが、今回はたくさん着られたのでとても気分がよかったです。

ダミ:私の衣装は1,2着を除いてすべてパンツにジャケットでした。スカートは踊りにくいからパンツのほうが好きなので、とてもよかったです。肩にボリュームがあるジャケットも気に入りました。

シヨン:あー、たしかにダミの衣装も良かった~。

ジユ:洗練されたイメージの衣装が好きなので、今回はそういうスタイルのものばかりで、すべて気に入りました。

――ユヒョンさんはロングスカートで踊るのが大変そうでしたが、いかがでしたか?

ユヒョン:スカートが思っていた以上に長くてよく足で踏んでしまいました。でも、そのことを除いたら、今回の衣装はすべて気に入っていました。メンバー全員の個性と衣装がマッチしていて、とても良かったと思います。

――ダミさんは「What」のラップメイキングもされました。「Tick Tock Tikita」「Tip Toe Tikita」という擬態語をポイントに挙げていらっしゃいましたが、この歌詞に込めた思いを聞かせてください。

ダミ:「Tick Tock」は時計の針がチクタクと刻む音で、「Tick Tock Tikita」とすることで段々と時間が早く刻まれて、慌ただしくなる感じを表現しました。そして「Tip Toe」は英語で“こそこそ”という意味があって、素早く逃げる感じを表現しました。ラップメイキングをすることになって、すごく神経を使った部分です。その他の歌詞は日本語に翻訳されましたが、とてもうまく表現してくださったので満足しています。

――「What-Japanese Ver.-」のMV撮影で、印象的だったことは?

ユヒョン:韓国と日本バージョンを同時に撮影したので、とても混乱しました。同じ空間で撮影しているのに、日本語でやったり、韓国語でやったりすることに戸惑いました。

スア:2つのバージョンを連続で撮影しましたが、韓国バージョンは強い感じがうまく表現できたと思いました。でも、日本語バージョンになったら、なぜか切なくて悲しい感じがしたんです。とても儚くて悲しい感じがする情緒的な歌詞だったので、そう感じたみたいです。同じ曲で、同じパートなのに、歌詞の雰囲気が違うと発音も変わるし、表現も違うように感じるのが不思議でした。

――カップリングには、韓国デビュー曲「Chase Me」のJapanese Ver.が収録されています。日本語で歌ってみて感じたことは?

スア:「Chase Me」はとても曲調がとても早いのですが、Japanese Ver.にしたら、もっと早くなった気がしました。

シヨン:歌詞の意味を教えてもらって、感情を込めて歌いましたが、「嵐みたい」とう歌詞が出てきたときに、“嵐”という言葉を歌手の嵐先輩の名前として理解していて、荒れた天気という意味があるとは知らなかったので「嵐みたいって、どういうこと?」って不思議に思いました(笑)。


ハンドン:私にとっては韓国語も日本語も外国語なので、特に難しさは感じなかったです。むしろ日本語のほうがパッチムがないぶん、楽な気がしました。歌いながら韓国バージョンとはまた違った印象を受けました。

――日本オリジナル曲「I Miss You」は、聞いた時にどんな印象を受けましたか?

シヨン:「今でもあなたが好きよ」という私のパートが大好きです。

ユヒョン:私もそのパート、すごく好き!

シヨン:初めてガイドを聞いた時に、このパートにすごく惹かれて、私がやることになったらうまく表現できそうだと思ったのですが、まさに自分のパートになったので、とても幸せで楽しくレコーディングしました。

ユヒョン:私は1本のアニメーションが描かれていくような印象を受けました。

シヨン:「君の名は。」

ユヒョン:そう、そう! 山の中に風が吹いて、その中に女の子が立っているような光景が思い浮びました。

ハンドン:私は出だしの「I miss you ただ信じてる」という部分がとても気に入って、ずっと聞いていました。

スア:DREAMCATCHERというと強いビートがまず思い浮かぶと思うのですが、「I Miss You」は明るい雰囲気だなと思いました。明るく澄みわたった空を映像化したような風景が思い浮んで、これまでとは色が違う曲だと感じました。

――皆さん全員が気に入ったようですね。

全員:はい!!

――では曲目にかけた質問です。「What」にちなんで、思わず「What」と言ってしまうメンバーの不思議な行動は?

シヨン:ユヒョンとガヒョンがすぐに寝られるのが不思議です。2人はだいたい車の後部座席に座るのですが、私が音楽を聞きながら後ろを振り返ると、2人は乗ってすぐなのにもう
寝ているんです。瞬く間に眠れるのが不思議です。

ユヒョン:それでも私は誰かに声をかけられたら、すぐに起きます。でもガヒョンは全然起きません。何度か揺り起こしても起きません。それが不思議です。

ガヒョン:顔をひっぱられても起きないときもあります(笑)。

ハンドン:ガヒョンとルームメイトなのですが、朝、起こすときも声だけではダメです(笑)。必ず揺り動かします。

ガヒョン:でも、今日は早く起きました。日本に着いて初日だから、身体が緊張していたみたいです(笑)。

ダミ:デビュー当時ですが、ジユお姉さんがスケジュールを終えてから、どんなに疲れていても運動に行って、一生懸命に体づくりをしているのが不思議でした。

シヨン:ジユお姉さんも自分で後から「なんであの時、あんなことをしていたのかな?」って言うくらい、運動に憑りつかれていました(笑)。

スア:運動中毒みたいな感じでした。私とダミも一緒にやっていた時期がありました。

ハンドン:3人で運動中毒でした。

ダミ:ジムに運動しに行かないと不安になってしまって……。でも、今は行っていません。

スア:今は何もしなくても、スケジュールが詰まっているから自ずと運動しているので、スケジュールが終ったら、運動よりも寝ることが必要です(笑)。私はハンドンが不思議です。他のメンバーは休日は極力休もうとしますが、ハンドンは友達と会ったり、ショッピングに出かけます。

ガヒョン:この前も、早朝にスケジュールが終わったけれど、次の日もスケジュールがあるという状況でショッピングに行くというから「えっ? お姉さん疲れないの?」って聞いたら、「うん! 息抜きの時間も大切だから」って言ってました(笑)。

ハンドン:はい。私はよく歩き回るほうです。

ユヒョン:体力がすごいですね~(笑)。

――「I Miss You」にちなみ、会ってみたいと思う人は?

ハンドン:両親です。4ヶ月位会っていないので。両親は中国でSNSを通じて私の活動をチェックして応援してくれています。

ガヒョン:ハンドンお姉さんは両親と毎日、連絡をとっています。

ダミ:私も両親です。韓国活動を終えて日本に来たから、ずいぶん会えていないので。

スア:クリス・ヘムズワースさんです。背がとてもTall(笑)!! いつかお目にかかりたいです。

ジユ:私は実家で飼っている犬のチェリーです。どんな風に成長したか……会いたいです。

ユヒョン:小さい頃に見た映画「ピーターパン」の主人公ピーターを演じたジェレミー・サンプターさんには、絶対に一度お会いしたいです。

ガヒョン:私は……。

ユヒョン:ガヒョンはカン・ドンウォンさんじゃない?

ガヒョン:実は、もうそれは実現しました(笑)。学生の時に映画の試写会のチケットを予約して見に行ったんです。休み時間に必死にチケッティングをして、カン・ドンウォン先輩を目の前で拝見しました。

全員:わ~(笑)。

――10月27日にヴィーナスフォートでハロウィーンフリーライブを行い、ハロウィーンの仮装をしましたね。次に、やってみたい仮装は?

ジユ:メンバーたちから私は黄色い髪の時に「不思議の国のアリス」をやったら似合いそうだと言われたので、一度コスプレをしてみたいです。


ガヒョン:私は2つあります。バンパイヤと「Dr.スランプ」のアラレちゃん。怖いのと、かわいいの、どちらもやりたいです。

スア:「スポンジ・ボブ」のパトリック。「ママはぽよぽよザウルスがお好き」のジュラか、パトリックをやってみたいでのですが、パトリックの仮装は売ってないみたいです。

ジユ:やったらきっとかわいいよね~。

ダミ:「ONE PIECE」のキャラクターをやってみたいですが、中でも海軍大将たちの服装がかっこいいです。マントをかけて、白いスーツを来て、帽子をかぶってみたいです。

シヨン:「バットマン」のジョーカーです。髪を緑色のスプレーで染めてみたいです。

ユヒョン:変わったことがしたいので、カボチャになってみたいと思いましたが、想像してみたら変になりそうなので、やめておこうと思います(笑)。

シヨン:え~、似合いそうだけど。

――ワールドツアーでアジア、南米、ヨーロッパを廻っていますが、それぞれの国のファンの特徴は?

ハンドン:アジアでは盛り上がると拍手をしますよね。でも、ポーランドでは足踏みをするんです。最初はびっくりして戸惑いましたが、後から気分がよい時に足踏みをするのだと聞いて「そうなんだ~」って思いました。

スア:ヨーロッパや南米の方々は私たちがステージの上に招待すると、本当にうれしそうに出てきて一緒に踊ったりして、とても積極的です。

ガヒョン:アジアでは聞く文化と撮る文化が発達していて、シャイなファンが多いですね。

シヨン:ヨーロッパや南米では言葉でコミュニケ―ションを図るのに限界があるじゃないですか。韓国語で話した後に通訳が入りますが、通訳が入る前に何を言っているのかわからなくても、とりあえず「ワオ!」って叫んでくれます。それが、とても気分がいいです。

ガヒョン:エネルギーを受けた気がします。

ジユ:日本のInSomnia (インソムニア=DREAMCATCHERのファン)は、とても繊細な気がします。私たちのコンディションを気にかけてくれて、ステージでケガをしないかとか心配してくれて、心から見守ってくれている。そんな温かさを感じます。

シヨン:昨日のプロモーションでも泣いている方がいらしたんです。そんな姿を見たらもっと日本に来なくちゃって思いました。

――最後に読者へのメッセージをお願いします。

ジユ:日本のInSomniaたち~。私たちの日本デビューを、とっても待っていてくださいましたよね? 私たちも日本でコンサートをするたびに、日本語で歌をお聞かせしたかったのですが、「What -Japanese Ver.-」を通じて皆さんにお聞かせすることが出来るようになりました。一緒に共感ができるようで、とてもうれしいです。DREAMCATCHERをたくさん愛してくださって、期待をしていただけたらうれしいです!!

ライター:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■リリース情報
日本デビューシングル「What-Japanese ver.-」
2018年11月21日(水)発売
【初回限定盤A】CD+DVD
価格:¥1,800(tax in)品番:PCCA.04726
<CD>
M1.What-Japanese Ver.-
M2.Chase Me-Japanese ver.-
<DVD>
・What-Japanese Ver.- Music Video
・What-Japanese ver.-メイキング映像
※イベント参加券[初回限定盤A]or スペシャルチケット封入

【初回限定盤B】CD+DVD
価格:¥2,300(tax in)品番:PCCA.04727
<CD>
M1.What -Japanese ver.-
M2.Chase Me -Japanese ver.-
<DVD>
「WELCOME TO THE DREAM WORLD“WORLD TOUR”東京」ライブダイジェスト映像
M1.YOU AND I
M2.FLY HIGH
M3.Which a Star
M4.Chase Me
M5.Good Night
M6.Full Moon
※イベント参加券[初回限定盤B]or スペシャルチケット封入

【通常盤】CD only
価格:¥1,200(tax in)品番:PCCA.04728
<CD>
M1.What-Japanese ver.-
M2.Chase Me-Japanese ver.-
M3.I Miss You
<特典>※初回生産分のみ
トレーディングカード1枚(全8種)
※イベント参加券[通常盤]or スペシャルチケット封入(初回生産分のみ)

■イベント情報
日本デビューシングル「What-Japanese ver.-」
リリース記念イベント

「What-Japanese ver.-」(初回限定盤A/初回限定盤B/通常盤)に封入されているイベント参加券orスペシャルチケットにて、ご参加いただけます。
[日程]
11月20日(火)千葉予定
11月21日(水)東京予定
11月22日(木)東京予定
11月24日(土)東京予定
11月25日(日)大阪予定
※詳しいイベント内容や参加方法は後日お知らせいたします。

■関連サイト
オフィシャルホームページ:https://DREAMCATCHER-official.jp/

記者 : Kstyle編集部