株価操作を通じて不当な利得を得た疑いで、女優キョン・ミリの夫イ氏に実刑判決が下された。

本日（2日）ソウル南部地方裁判所・刑事合意12部（部長判事：シム・ヒョンソプ）は、資本市場と金融投資業に関する法律違反の疑いで拘束起訴されたA社の元理事であるイ氏に、懲役4年・罰金25億ウォン（約2億5000万円）を宣告した。

イ氏ら一団は、2014年10月から2016年2月まで、有償増資を通じて得られた新株を高値で売却する目的で、KOSDAQ（コスダック：韓国の証券市場）に上場しているA社の株価を操作した疑いを受けている。

彼らはキョン・ミリの資金がA社に投資され、多額の中国資本が流入されるように公示し、会社の財務の健全性が好転するかのように騙した。このような手法で彼らは、約23億7000万ウォン（約2億3700万円）相当の不当な利得を得たことが明らかになった。

裁判所は「イ氏は、キョン・ミリは実際に有償増資に参加しなかったが、キョン・ミリの名義で有償増資に参加したり、投資家を募集して犯行全般を企画・実行するなど、この事件に重要な役割を担っていた」と、宣告の理由を明らかにした。

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