イ・ボムス&ヨン・ウジン出演映画「出国」キャラクターポスター5種を公開…11月14日に韓国公開

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写真=D.seeD
映画「出国」(監督:ノ・ギュヨプ)側が1986年のベルリンで、お互いを監視していた彼らの5種類のキャラクターポスターを公開した。

分断された都市ベルリン、お互いに違う目標を追う彼らの中で、家族を取り戻そうとするある男の死闘を描いたストーリーを描く「出国」が、好奇心を刺激する5種類のキャラクターポスターを公開した。今回公開されたポスターには、家族を助けようとするある男と、彼を追いながらお互いを監視する人物たちの緊張感溢れる関係が盛り込まれており、期待感を高める。

まず家族を探そうとする男ヨンミン(イ・ボムス)のキャラクターポスターには、分断と混乱の時代だった1986年、時代の渦中に巻き込まれて別れた家族を探すために奮闘する普通の父親の姿を収めている。ここに「待ってて、お父さんが必ず探すから」というキャッチコピーは、藁にもすがる思いで何でもしようとするヨンミンの哀切な父性愛を感じさせる。

ムヒョク(ヨン・ウジン)はヨンミンの親しい弟だが、実際にはミンシリョプ(韓国の維新政権に反対した団体)の活動で韓国へ入国禁止されたヨンミンを監視するために投入された韓国の国家安全企画部要員だ。「僕は僕なりにオ・ヨンミンの家族たちを守る」というキャッチコピーと共に銃を持っているムヒョクのキャラクターポスターは、彼の二重的なキャラクターに対する好奇心を刺激する。

ドイツ内の拉北(北朝鮮に拉致されること)工作の責任者キム・チャムサ(パク・ヒョクグォン)のキャラクターポスターは、冷たい視線で誰かを見つめる姿と「オ同志、家族の命はこれから同志の行動にかかっている」というキャッチコピーで、隠された本音に狂気を隠している人物として緊張感を高める。一方、北朝鮮の統一前線部35号室の実勢役チェ課長(イ・ジョンヒョク)は、自身にヨンミンに関する報告が入らないと、怪しいと思って直接監視に乗り出す人物だ。

「地獄で一度生きてみて、永遠に」というチェ課長の台詞は、ヨンミンに対する彼の威圧感と共に、今後迫る試練を予告している。最後にアメリカCIAのドイツ支部の副局長であるサム(ロバート・ミカ)は、頬杖をついて皆を冷徹に傍観する姿を通じて、対立した関係が与える緊張感を高めている。

「出国」は、韓国で11月14日に公開される予定だ。

記者 : シン・ソウォン