監禁・暴行・首絞めも…The East Light. イ・ソクチョル、衝撃の被害告白「夢が壊れるのが怖くて言えなかった」

OSEN |

写真=チェ・ギュハン
ボーイズバンドThe East Light.のリーダーイ・ソクチョルが、所属事務所であるMedia Lineエンターテインメントの暴行事件と関連し、涙の記者会見を行った。イ・ソクチョル、イ・スンヒョン兄弟はMedia Lineへの刑事告訴を準備している。この場で様々な証拠が公開され、衝撃を与えた。

19日、ソウル鍾路(チョンノ)区弁護士会館にてThe East Light.のメンバー暴行被害に関する記者会見が行われた。この場には法務法人ナムガンのチョン・ジソク弁護士とThe East Light.のイ・ソクチョルが出席した。

同日の記者会見には約100人余りの取材陣が出席した。この場でThe East Light.側は、Media LineエンターテインメントのプロデューサーA氏から数年間にわたり、暴行や暴言を受けてきたと主張した。

The East Light.のリーダーイ・ソクチョルは公式コメントを発表し、これまで4年間Media Lineのムン・ヨンイルプロデューサーから暴行や暴言、脅迫を受けた事実を打ち明けた。この過程でイ・ソクチョルは涙を流し、話を続けることができなくなる場面が何度かあった。

イ・ソクチョルは、ムン・ヨンイルプロデューサーから地下の練習室、レコーディングスタジオ、スタジオ、屋上などで野球バットや棒、スチール製のモップなどで腕立て伏せの姿勢でお尻を何度も殴られ、イ・スンヒョンはムン・ヨンイルプロデューサーから5階のスタジオに監禁されたまま棒で頭と太もも、腕、お尻などを50数回も殴られ、頭が切れ太ももとお尻にあざができたと明かした。

キム・チャンファン総括プロデューサーは暴行現場を目撃したものの止めようとせず、イ・ジョンヒョン代表は負傷を治療せずに番組に出演させたと明かした。イ・スンヒョンは暴力によるトラウマで、精神科で治療を受けているという。

写真=チェ・ギュハン
イ・ソクチョルの公式コメント発表後、チョン・ジソク弁護士は暴行の主要事件の経過及び現在の立場を説明し、いくつかの証拠を提示した。

チョン・ジソク弁護士は2015年3月に2回、6月に1回、10月に1回、2016年8月に2回、11月に2回、2017年1月に1回、6月に1回など計10回の暴行事実を明らかにした。その頃イ・スンヒョンの父親が偶然イ・スンヒョンの傷を見て再発防止を約束したものの、それからも暴行は続いたと主張した。

ムン・ヨンイルプロデューサーが再び復帰し、イ・スンヒョンがキム・チャンファン会長に一緒に働くことができないと話すと、キム・チャンファン会長は礼儀がないと言い、イ・スンヒョンをグループから退出させたという。チョン・ジソク弁護士は「イ・スンヒョンの退出をきっかけに2人の息子を説得し、今回の犯罪行為の供述を聞くことになった。ムン・ヨンイルプロデューサーはもちろん、キム・チャンファン会長、イ・ジョンヒョン代表に対しても直接・間接的な敎唆、またはほう助などの責任を問い、民事・刑事上の措置を取ることを決定した」と話した。

The East Light.の中でイ・ソクチョル、イ・スンヒョン兄弟だけが法的対応を行った背景を聞くと、チョン・ジソク弁護士は「Media Lineはメンバーを通じて他のメンバーを監視する方法で統制を行ってきた。そしてメンバーたちが皆未成年者で、その親たちと相談することになれば、その内容がMedia Lineの経営陣に流出するのではないかと心配した」と説明した。

チョン・ジソク弁護士は「刑事告訴を準備しているのはイ・ソクチョル、イ・スンヒョンだ。この事実が会社の方に流出されるのを恐れ、これまで他のメンバーたちとは相談しなかった。これから他のメンバーたちの親が参加すれば、一緒にするつもりだ」と話した。

写真=チェ・ギュハン
また、チョン・ジソク弁護士は、メンバーたちを暴行した掃除道具を直接持って出席し、イ・スンヒョンの父親とムン・ヨンイルプロデューサーがやりとりしたメッセージや傷害の診断書などを公開した。また、録音ファイルとメンバーらを暴行した写真も持っていると明かした。

イ・ソクチョルは「僕たちメンバー皆が通報したいとすごく思っていた。4年間、たくさんの暴行を受けたにもかかわらず何も言えなかった理由は、通報したら僕たちの夢が壊れるのではないかと思ったためだ。いつもそんな風に脅迫されてきた。僕も歯を食いしばって暴行を受けた。僕たちだけの心に留めておいた。僕たちメンバーは、このような部分について『僕が言ったら音楽ができなくなるのではないか』と思って言えなかった。それで僕が代わりに記者会見をしている」と話し、涙を流した。

イ・ソクチョルは「ファンの皆様によい音楽をお聞かせすると約束したのに、こんなことが起きたことに対し本当に申し訳ない。この事実を早くお知らせできなかった周囲の方々にも申し訳ない。韓国でこのようなことがなくなってほしいと願っている」と話した。

18日、あるメディアはMedia LineエンターテインメントのプロデューサーA氏がThe East Light.のメンバーたちにひどい暴行や暴言を繰り返し、キム・チャンファンプロデューサーはこれを黙認したと報道した。

Media Lineエンターテインメントは暴行の事実は認めたが、キム・チャンファン会長が暴行を傍観したことはなかったと主張した。The East Light.は約1年半前の暴行事件後、会社は再発防止を約束したが、これは守られなかったと主張し意見が対立している。

The East Light. イ・ソクチョル、暴行に涙の訴え…記者会見に登場

“10代メンバーが被害に”The East Light.への暴行が発覚…事務所が謝罪(全文)

写真=Media Lineエンターテインメント

【The East Light. イ・ソクチョルの公式コメント全文】

こんにちは。The East Light.のリーダーイ・ソクチョルです。

僕たちThe East Light.のメンバーたちは、2015年から2017年まで約4年近く、Media Lineエンターテインメントのムン・ヨンイルプロデューサーから地下練習室、レコーディングスタジオ、スタジオ、屋上などで野球バットや棒、スチール製モップなどで腕立て伏せの姿勢でお尻を何度も殴られ、「家に行って親に言ったら殺す」という脅迫も常に受けてきました。

The East Light.のベーシストイ・スンヒョンは、ムン・ヨンイルプロデューサーから5階のスタジオに監禁された状態で棒で頭と太もも、腕、お尻などを50数回殴られ、頭が切れて太ももやお尻にあざができたという事実があります。同日、イ・ウンソンは頭を棒で殴られ、頭から多量の出血がありました。Media Lineのキム・チャンファン会長は、このような暴行現場を目撃したものの、止めることなく「適当にしなさい」と逆にこれを傍観しました。

またイ・ジョンヒョン代表は負傷の治療もしてくれず、番組に出演させました。現在イ・スンヒョンは、暴力のトラウマで精神科で治療を受けています。また、別のメンバーはムン・ヨンイルプロデューサーから「殺す」という脅迫のカカオトークのメッセージを受け、今も苦しんでいます。

僕はデビューを準備していた2016年8月頃、デビュー曲「Holla」合奏練習の時、ムン・ヨンイルプロデューサーが4時間、僕の首に5.5ギターケーブルをぐるぐる巻き、演奏を間違える度に引っ張り、僕の首を4時間も絞め、首に傷ができ、母親がそれを目撃した事実もあります。

僕たちメンバーたちは、引き続き暴行や脅迫、児童虐待と人権侵害を受けてきましたが、加害者たちは教育のための暴力という言い訳と共に「これがばれたら俺はヨンイルを首にし、The East Light.は解散すればよい。お前たちだけが死ぬだけだ」と脅迫を繰り返し、親にも言えず我慢しているしかありませんでした。

僕はThe East Light.のリーダーとして愛するメンバーと愛する弟たちの傷をこれ以上見過ごすわけにはいかず、これ以上K-POPシーンで児童虐待と人権侵害があってはならないという思いで、怖いのですが今日この場に立つことを決めました。ありがとうございます。

記者 : チョン・ジウォン