【REPORT】I.O.I出身キム・チョンハ、日本1stファンミーティングを開催…「プロデュース101」の裏話をたっぷり披露

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「プロデュース101」に出演して人気を博し、最終4位でI.O.Iとしてデビューしたキム・チョンハ。約10ヶ月のグループ活動を終え、2017年6月にソロ歌手として正式にデビューした。特に「プロデュース101」当時から注目を集めた魅せるパフォーマンス力に歌唱力まで兼ね備え、「次世代歌姫」との呼び声も高いキム・チョンハが、待望の日本初ファンミーティング「LET'S CHUNGHA FES IN JAPAN 1st STORY」を10月5日(木)、東京・新宿BLAZEにて開催した。ここではラストとなった夜公演をレポートする。

黒のシースルーの衣装を着て登場し、「BB」のしなやかなダンスパフォーマンスを披露すると、早速キム・チョンハコールが起こり、振付の一つひとつに歓声が送られた。そして最近のカムバック曲「Love U」、チョンハの代表曲とも言える「Roller Coaster」を立て続けに披露して、一気に会場を熱くした。

ここでMCのNICE73が登場、「チョンハ~!」というファンの呼びかけで再び登場したチョンハは、「日本のファンの皆さんこんにちは、チョンハです! 今日はお会いできてうれしいです。本当に会いたかったです! すごく緊張していますが、頑張りますのでよろしくお願いします」とスラスラと日本語で話した。

計3回の公演ごとにトークのテーマを全て変えた今回のファンミーティング。2日目の夜は、「プロデュース101」に関するさまざまなエピソードを公開した。6~7年の練習生生活を送ったというチョンハ。番組に出演した理由は偶然のチャンスに恵まれたからだという。「番組のプロデューサーさんとお話をする機会が偶然あったんです。その時『プロデュース101』をやると聞いて、私は『リアルタイムで見ますね』と答えました。そしたらその方が、『あなたも出てみない?』と言いました。でも私は『101人も出るのに自信がありません、すみません』と断りました(笑)。それでも一度考えてみてと言われ、良い経験になると思って挑戦しました」と語った。MCから5、6話くらいまではほとんど番組で映ることがなく、順位も30番台だったと番組序盤についての話が出るとチョンハは「皆さん最初は高い順位ではなかったと言うのですが、自分ではすごく高いと思っていました。何もしていないのに30番台なんて、投票してくれた皆さんに感謝していました」と謙遜した。

通訳泣かせ!?止まらない「プロデュース101」の思い出話

そんな中、チョンハが存在感を表したのは、ポジション評価での「BANG BANG」(ジェシー・ジェイ、アリアナ・グランデ、ニッキー・ミナージュ)のダンスパフォーマンスだった。トレーナーがその出来栄えに感嘆し、「誰がダンスを考えたの?」と聞いた時、チョンハは「皆でやりました」と答えたが、チェ・ユジョン(現Weki Meki)は「チョンハが考えました」と話し、チョンハの優れた才能に注目が集まった。皆を大興奮させたステージだったが、意外にもスタート時は他のチームよりも遅れをとっていたという。ここからチョンハの思い出話が炸裂。

「私たちが一番準備が遅いチームだったんじゃなかったかなと思うんですね(笑)。プロデューサーさんから『他のチームはもう皆振り付けも終わっているよ、リーダーとして大丈夫?』と聞かれました。それに対して『初日なんだから大丈夫ですよ』と答えると、『君の根拠のない自信いいね』と言われました(笑)。次の日には先生たちに見せなくてはいけなかったのですが、練習場所もきちんとした練習室ではなくて、鏡もなければ水もあんまり飲めなくて……、あ、これ番組をディスしてるんじゃないですよ? それくらい一生懸命やったということを強調したいだけです(笑)。私たちはできたところまでを見せて、こういうアイディアがあるんですがどうですかと先生たちに意見を聞いてみよう、というスタンスでした。最後まで作ったとしても、それを皆で合わせることができていなかったらお見せできるものも少ないし……ゆっくり、ストレスをためないで最大限頑張ろうとやっていました。それに作ったのは私でなく、本当に皆でやったというのが正しいです。私がリーダーだったので責任を持つ部分が多かったですが、メンバーがアイディアを出してくれなかったらできていなかったステージで……」と話しつづけていたところ、ここまで一度も間に通訳が入っていないことにやっと気づいたチョンハ。「あ! お姉さんすみません!」と通訳者をハグするチョンハ。お茶目な姿に会場は爆笑に包まれ、その後かなりの長文を見事に訳してくれた通訳に「すごい~! ありがとうございます、すみません……」と話すと、会場からは再び笑いと大きな拍手が沸き起こった。

I.O.Iのメンバーたちはもちろん、練習生生活を始める前から友達だったDIAのキ・ヒヒョンと特に親しいと明かしたチョンハ。「キ・ヒヒョン姉さんといる時、『プロデュース101』の話が出ると、他の友達も一緒にいる場でも、理解できるのは私たち2人だけなので、2人で盛り上がっちゃうことがあるんです。軍隊も、行った人だけがその時の話ができるように、『プロデュース101』も他の人には分からないものっていう感じがします」と話し、特別な思い出として記憶していることを明かした。また一緒にSHINee テミンの「MOVE」のカバーダンス動画を公開したファン・スヨンともよく連絡をとっていると明かしたチョンハ。「他にもたくさんいますが……また長くなるから(笑)」と先ほどの超ロングトークを反省するチョンハだった。

日本のコンビニが大好き「日本に行く友達に写真を送って…」

「プロデュース101」はチョンハにとって新たな挑戦だった。同じように新しいことに挑戦しようとする人たちへのメッセージを求められると「新しいことに挑戦することは全てが特別なことだと思います。完璧ではないし、失敗によって学ぶことも多いし。そうやって経験が積まれていくと思います。でも、この世界に完璧なものなんてあるのかな? と思います。基準や視野が皆違うから。自分の基準をしっかり持つことと、失敗することは間違いではないと伝えたいです」と話し、温かい言葉に大きな拍手が送られた。

韓国では、現在SBSで放送中のドラマ「キツネ嫁星」のOST(劇中歌)に参加し、「君だったんだ」を歌った。「ちょっと歌いましょうか?」とここでアカペラで披露する大サービスも。また最近ではRed Velvetのスルギ、GFRIENDのシンビ、(G)I-DLEのチョン・ソヨンとコラボした「Wow Thing」でも最強コラボだと話題を集めた。こちらも一部分を歌ってファンの大歓声を受けると「光栄でした、このコラボは面白いなと思いました。理事に『こんなメンバーでコラボをやろうと思うんだけどどう?』と言われた時、『え!すごくいい~!』と思いました(笑)。少しだけでも一緒にステージに立ったことのある先輩や同僚だったので、楽しく、楽な気持ちでできました。もう一度スルギ姉さん、シンビ、ソヨンにありがとうと伝えたいです」と笑顔を見せた。

カードを引いて出た質問に答えるコーナーでは、「日本のコンビニで必ず買うものは?」という質問が。マネージャーもチョンハも日本のコンビニが大好きだと明かし、「たくさんありますね。タマゴサンド、おいなりさん、ラーメン、チョコレート、餅、あと飲料水もおいしいのたくさんありますよね。写真を撮っておいて、友達の中で日本に行くという子がいたら写真を送って、『これとこれとこれ、くださ~い!って(笑)』」とおねだりしていることを明かした。さらに「昨日の夜新宿で私を見かけた人はいますか? いませんよね? なぜならすっぴんだったから(笑)」と愉快なトークを繰り広げ、笑いを誘った。

「好きな日本の○○」というテーマに関しては「ファンカフェでファンの方が推薦してくれたのですが、宇多田ヒカルさんの『First Love』が好きです。そしてここで皆さんに約束します!今後日本でファンミーティングをすることがあったら、その曲をカバーして皆さんにお届けします!」と宣言、ファンを大喜びさせた。

TWICE&BLACKPINKのダンスも「知らなかったら大変ですよ」

楽しいトークの時間の後は3曲を披露。「From Now On」、ウェブドラマ「恋愛砲車」のOST「How about you」をしっとりと歌い上げ、観客を魅了した。続く「Pit a Pat」では客席に降りていき、ハイタッチをしたり、至近距離で愛嬌溢れるファンサービスを披露。これはチョンハのアイディアで行われたことだというが、ステージに戻ると自身の愛嬌を振りまく仕草に「あ~恥ずかしい(笑)」とつぶやいた姿が可愛らしかった。後半は観客と一緒に行う伝言ジェスチャーゲーム、K-POPダンスクイズでも盛り上がった。チョンハが踊る振り付けを見てファンに曲名を答えてもらう場面では、「これ得意だよ」とDIA「WOO WOO」の猫のような可愛らしい振付を披露。「これ分からなかったら大変ですよ」と前置きして見事に再現したTWICE「TT」、BLACKPINKの「DDU-DU DDU-DU」では歓声が上がった。

計3回のファンミーティングをすべて終わろうとしている中、チョンハは「毎回同じように進行していくイベントではありますが、私にとっては毎回新鮮な感じがしました。雨も降っていたのに来てくれてありがとうございます。日本だけではなく、台湾、シンガポール、中国などさまざまな国から来ていただいたファンの皆さんにも感謝します。泣かないでください、また会えますからね。立って見てくれた皆さんもありがとうございます」とこの日を楽しみにしてきた世界から集まったファンに気持ちを伝えた。また韓国ファンはもちろん、日本ファンの中でも沖縄、福岡、大阪など遠地から訪れたファンもおり、チョンハの人気を実感させた。

今年の頭から待ってきたファンミ「今年が終わってしまう気分です」

今後の日本の活動について、MCから「コンサートも見たいですよね?」と投げかけられた観客は大歓声で応え、チョンハも「夢のうちの一つです。一生懸命音楽作業をして、練習も頑張って期待に応えたいです」と期待させた。また、準備のためステージを後にした中、モニターにはI.O.Iとして一緒に活動していたメンバーより、1stファンミーティングの祝賀メッセージが次々公開されて固い友情を見せ、ファンも懐かしい顔ぶれに沸いた。

黒ネクタイ&黒のパンツスーツで再び登場したチョンハが披露したのは「Make A Wish」。可愛くもありながら、チョンハのガールクラッシュ(女性が女性に対して憧れの感情を抱くこと)な魅力を存分に見せることのできる楽曲に、会場からは常に歓声が上がっていた。「足が痛いだろうに立って見てくれてありがとうございます。楽しい思い出をありがとう。最後だからなのか、特に時間が早く感じます。私はこのファンミーティングを今年の頭から準備していて、ずっと待っていたんです。だからこのファンミーティングが終わるともう今年も終わってしまうような……なんだか変な気分です。またすぐ帰って来れるように、一生懸命頑張ります!」と意気込んだ。

ファン思いのチョンハは、最後の挨拶は全て日本語で伝えた。「今日は日本で始めてのファンミーティングでしたが、皆さん、どうでしたか? 私も本当に楽しかったです。時間が過ぎるのが本当に早いですね。今日はたくさんの思い出を作ってくれてありがとうございます。また近いうちに日本に来るために頑張りますので、皆さんその時までちょっと待っていてください。今日は本当に本当にありがとうございます!」と笑顔を見せ、「Why Don't You Know」で別れを告げた。

アンコールはトークでも話題にあがっていた「BANG BANG」のステージ。「プロデュース101」の時とはまた違った、一人でステージを満たしてしまうカリスマ性と、力強い歌声で観客をノリノリにさせ、会場は割れんばかりの歓声でラストを迎えた。

一見クールに見えるチョンハだが、話をする姿は飾らず、チャーミングな明るい女の子。パフォーマンスだけでなく、チョンハ自身の人柄も多くの人を虜にさせる秘密であることが実感できた時間だった。日本ファンとの約束を守り、早くまた日本でステージを見せてくれる時に期待したい。

■公演概要
「LET'S CHUNGHA FES IN JAPAN 1st STORY」
<日程>
2018年10月5日(金)[2nd] 18:15 OPEN / 19:00 START
会場:新宿BLAZE

【セットリスト】
01.INTRO~BB
02.Love U
03.Roller Coaster
04.From Now On
05.How about you
06.Pit a Pat
07.Make A Wish
08.Why Don't You Know
<ENCORE>
01.BANG BANG

■関連サイト
日本公式オフィシャルTwitter:https://twitter.com/chungha_japan

記者 : Kstyle編集部