キム・ヒョンジュン、元恋人による損害賠償請求訴訟で2審も勝訴

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写真=OSEN DB
歌手兼俳優のキム・ヒョンジュンと彼の元恋人のA氏による民事訴訟2審がキム・ヒョンジュンの勝訴に終わった。

10日午後、ソウル高等裁判所民事32部(ユ・サンジェ部長判事)ではA氏がキム・ヒョンジュンを相手に提起した損害賠償請求訴訟の控訴審の最終宣告が行われた。裁判部は同控訴審でA氏の控訴を棄却し、キム・ヒョンジュンがA氏を相手に提起した名誉毀損による慰謝料訴訟に対し「判決は1審(1億ウォン(約1千万円)支給)と同じものにする」と宣告した。

A氏は2015年4月、キム・ヒョンジュンの子供を妊娠したが、流産したと主張し、16億ウォン(約1億6000万円)の賠償を求めた。これに対し、キム・ヒョンジュンは妊娠と流産、暴行の全て「事実無根」だと反訴を提起した。2016年8月に行われたA氏とキム・ヒョンジュンに関連した損害賠償請求訴訟の第1審判決で、裁判所は「A氏の主張に対する証拠がない。逆にA氏が、事実ではない内容でメディアとインタビューを行い、キム・ヒョンジュンの名誉を棄損した部分が認められる」とし、A氏がキム・ヒョンジュンに1億ウォン(約1000万円)を賠償すべきだと判決した。

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これに対し、2人とも不服し告訴した。それからA氏の追加的な嘘の主張を把握した検察は詐欺未遂及び出版物による名誉毀損の疑いでA氏を起訴した。同件については、2月に第1審の裁判部が出版物による名誉毀損は無罪、詐欺未遂容疑は有罪と認め、罰金500万ウォン(約50万円)を宣告したが、検察がこれに不服して控訴し、8月28日に開かれた公判でA氏の弁護人が「被告人1人で子供を育てている」と善処を訴えたにもかかわらず、原審と同様に懲役1年4ヶ月が言い渡された。

特に先日行われた刑事事件の公判で、裁判部が民事事件の判決文を追加資料として受け入れると言っただけに「1審と同様なものにする」という今回の民事事件の判決が刑事事件に大きな影響を与えると予想される。これから行われる刑事事件の判決で裁判部がキム・ヒョンジュンとA氏のうち、どちらに有利な判決を言い渡すのか関心が高まっている。

キム・ヒョンジュンは最近、KBS W新ドラマ「時間が止まるその時」を撮影し、韓国で活動を再開する準備をしている。

記者 : キム・ナヒ