「仮面の秘密」日本ドラマ盗作疑惑、制作会社が盗作判断を正式に要請“公益を追求する放送局として…”

OSEN |

写真=SBS
ドラマ制作会社のDK E&Mが、放送終了したSBSドラマ「仮面の秘密」に対して韓国放送作家協会に正式に盗作の判断を要請した。

DK E&Mは8日、報道資料を通じて「韓国はドラマ、映画、音楽、Kカルチャーでアジアはもちろん、世界的にも質の高いコンテンツの場になっている。これに多くの人々は『文化先進国』というプライドに見合った決定と文化意識を持つべきだと考えている。今回SBS『仮面の秘密』が盗作疑惑を否定したことは、理解に苦しむ」と主張した。

続けて「以前もこのように日本のドラマを盗作した例はあった。チャン・ドンゴン、キム・ヒョンジュが主演を務めた『青春』(1999)は、木村拓哉と松たか子主演の『ラブジェネレーション』(1997)を盗作した。これに対してMBCは盗作疑惑を認め、ドラマは早期終了となった」と過去の例について言及した。

それとともに「逆に韓国のコンテンツをコピーすることもよくある。SBSは『ランニングマン』『みにくいうちの子』が中国で盗作され、頭を悩ませた。中国政府が放送フォーマットの輸入を中止したことで、そのまま盗作して放送したのだ。SBSは『みにくいうちの子のフォーマットを輸出したことがない。無断でコピーしたのだ。その話を聞き、盗作かどうかを確認している。対応策について話し合う計画だ』と強硬な立場を明らかにした」と逆の事例についても説明した。

そして「『仮面の秘密』の盗作騒ぎを見ると、SBSの態度は『自分がやればロマンス、他人がやれば不倫』ということだと多数の関係者は思っている。公益を追求する放送局として、絶対に違うと否定するよりは盗作が事実なら勇気を出して認め、率先して盗作の根絶に務めるべきではないか」と声を上げた。

DK E&Mは「『仮面の秘密』は日本のドラマ『美しい人』の重要な部分を盗作し、修正して放送している」と主張した。現在「美しい人」のリメイク版権を購入し、2019年上半期の放送を目標に企画している状況だが、「仮面の秘密」が「美しい人」の重要な部分を盗作したという主張だ。

しかし、SBSは「ドラマ制作会社DK E&Mの主張は、著作権法上、何の根拠も無い主張であるだけでなく、議論の価値も無いとんでもない主張です。パク・オンヒ脚本家は韓国でも有名な野島伸司作家の評判と威厳をよく知っていますが、日本ドラマ『美しい人』は一度も見たことがありません」と明らかにした。

記者 : チェ・ナヨン