放送開始「ナインルーム」キム・ヘスク&キム・ヒソン、衝撃的な展開に…2人の運命は?

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「ナインルーム」放送画面キャプチャー
キム・ヘスクとキム・ヒソンが、強烈な存在感をアピールしながらドラマ「ナインルーム」の幕を開けた。

6日、tvN「ナインルーム」が初放送された。稀代の悪女死刑囚チャン・ファサ(キム・ヘスク)と魂が入れ替わった弁護士ウルチ・ヘイ(キム・ ヒソン)、そして運命のカギを握る男キ・ユジン(キム・ヨングァン)の復讐劇を描くドラマだ。

この日の放送では、チャン・ファサとウルチ・ヘイの強烈な初対面で幕を開けた。チャン・ファサの減免委員会が開かれた中、法律事務所のシニア弁護士になりたがっていたウルチ・ヘイは、チャン・ファサの減免を求めないキ・サン(イ・ギョンヨン)会長の目に入るためにチャン・ファサの減免を通さないようにした。

ウルチ・ヘイが、90歳になった母親がいると減免を頼むチャン・ファサに「あなたのお母さんは、人殺しになったあなたのせいで認知症になったじゃないか」と言いながら挑発すると、チャン・ファサはウルチ・ヘイを殴った。顔に傷がついたものの、ウルチ・ヘイはチャン・ファサの減免を止めたことに満足した。チャン・ファサに対するウルチ・ヘイの憎悪は父親への恨みと関係があった。かつてチャン・ファサ事件の担当検事だった父ウルチ・ソンは彼女のせいで破滅し、結局家庭まで崩壊したのだ。

そんな中、ウルチ・ヘイは彼女の意志とは無関係にチャン・ファサの再審を担当する弁護士になった。チャン・ファサは自身の減免を止めた人が、自身が尊敬した検事ウルチ・ソンの娘であること知って驚いた。あなたのせいで前途有望な検事だった父親が破滅したとチャン・ファサを恨むウルチ・ヘイに、チャン・ファサはむしろ彼に何があったのかと慌てる姿を見せた。

この日、チャン・ファサは自身と一緒に時間を過ごしていたウルチ・ヘイのタブレットを通じて、番組に出演していたキ・サン会長の姿を発見し「チュ・ヨンベ……」とつぶやきながら発作を起こした。ちょうどその時、チャン・ファサが自身を産んでくれた母親ではないかと疑って拘置所に来ていたキ・サン会長の一番下の弟で、ウルチ・ヘイの恋人でもあるキ・ユジンがチャン・ファサを救うために救急措置をした。

医師である彼が心臓除細動器を作動する過程で、ウルチ・ヘイがチャン・ファサの体の上に倒れてしまった。意識を取り戻したチャン・ファサは、自身がウルチ・ヘイになっていることに衝撃を受けた。どこかに運ばれる自身の身体を見ながら衝撃と混乱の表情を隠せなかった。2人の魂が入れ替わる衝撃的な展開で、強烈な初放送だった。

特にチャン・ファサ役のキム・ヘスクは、無期懲役囚として生きることに対する恐怖と悲しみを吐露する姿から、年老いた母親に対するやるせない気持ちを表す姿、ウルチ・ヘイの挑発に理性を失う姿など、人間臭いチャン・ファサの姿を共感できる演技力で表現した。一方、ウルチ・ヘイ役のキム・ヒソンは成功志向で野心的な弁護士の姿と、自身がウルチ・ヘイになったことに気づいて衝撃を受けたチャン・ファサの姿を披露しながら今後の展開に対する興味を高めた。

魂が入れ替わった2人の女の運命と、キム・ヘスクとキム・ヒソンの演技の変化がこれからどんな展開につながるか、注目が集まっている。

記者 : キム・ジナ