【REPORT】THE BOYZ、チョン・セウン、MXM、注目新人が揃い踏み!KMFならではスペシャル舞台にファン熱狂
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MXM、チョン・セウン、THE BOYZはいずれも昨年デビューしたばかり&赤丸急上昇中の新人。フレッシュで勢いのあるラインアップに期待が高まる。
トップバッターはノンストップの笑顔が魅力のMXM!
オープニングには、僕は君に相応しい唯一人の男だよ、と歌う正規デビュー曲の「I'M THE ONE」をチョイス。爽やかな笑顔で演じるブライト・チューンに会場は一気に華やぎ、二人は「I'M THE ONE」と歌いながらダブルでハートマーク! MXMの原点に立ち返った後は、今年1月に発売した2ndミニ・アルバム『MATCH UP』収録曲を中心に構成していく。パーフェクトな女性へのラブソング「完璧に完璧だ」はアメコミタッチのバックを背景に演じ、楽しさがアップ。そして次の曲へ移る前にトークでファンに挨拶し、ひと息つける。
そして、ヨンミンが「Let's go!」とシャウトし、跳ねるピアノからスタートするハッピーチューンの「ERRDAY」へ。そのタイトルはEVERYDAYを意味し、毎日、君が一番可愛い、という歌詞にファンは胸キュン。その後、『MATCH UP』のタイトル曲「DIAMOND GIRL」を歌えば、それは前半のハイライトに。「So shine so shine so shine」という詞に合わせて、ステージはゴールドに照らされ、「My diamond girl」と歌うと、バックにはダイアモンドが輝き、レーザー光線もプラチナ色に変化。キラキラ感たっぷりのステージでファンを酔わす。
さらにライブの後半ではツアーのPRも抜かりなくアピール。ヨンミンは「名古屋、札幌、東京、大阪でツアーがありますので、期待して待っていて下さい。スペシャルゲストとして(同じ事務所の)KANTO先輩も来てくれますので、楽しみにして下さい」と声を弾ませ、ツアーでパフォーマンス予定の「チェックメイト」を先攻プチお披露目。二人同時に上着をはだけるチェックメイト・ポーズにフロアは大きく沸いた。
「K-POP界のポニョ」ことチョン・セウンが東京初上陸!
そんなトークの後は、ヒョンジェが「東京初登場! 優しい歌声に沢山癒されて下さい」と呼びかけ、ソロ歌手のチョン・セウンにバトン・タッチ。東京初上陸なだけに、セウンがステージに立っただけで、会場からはハンパない声援が沸き、それだけでも、ファンの期待の大きさが分かろうってもの。オープニングはトレンディ・チューンの「IRONY」。客席に向け、手を振って歌い出した彼は、ゴールドに灯る都会の夜景をバックにパフォーマンス。「I I Irony」という詞では「アイ、アイ、アイ」と歌いながら手を縦に振り、会場を盛り上げていく。そしてラストはタクトを振るようにパフォーマンスし、“初東京”ながら、余裕のある滑り出しを見せた。
ファンとのやりとりを楽しんだ後は、彼のセクシーな面が表れるという「Toc, toC」へ。アーバンなR&Bサウンド、ファルセットを取り入れた歌唱、さらにはジャケットをはだけさせながらのファルセットと、セクシーにツボを突き、最後は腕を組んでの決めポーズ。謙遜気味に「(僕のセクシー・パフォーマンスには)笑っちゃいました」と話すが、そのセクシーさにはファンもメロメロだ。
そして「凄く意味のある歌。デビューした時の気持ちで歌いたい」と話して歌ったのは昨年8月にリリースしたデビュー曲「JUST U」! そのテーマは、女性にチェックメイトされ、彼女に夢中になる男心。バックには、主人公の気持を代弁するかのように幾つものチェスピースが映し出され、曲の世界を大きく膨らませる。さらにセウンはマイクをスタンドから外して、イルなモードに。客演ラッパー、Sik-Kのパートも自ら演じてヤバさを炸裂させ、ファンを驚かせた。
そして最後は最新ミニ・アルバム『ANOTHER』から2曲を。軽やかなラブソング「EYE 2 EYE」では手を左右に揺らしながら歌い、フィナーレに選んだタイトル曲「20 Something」では詰めかけた同年代のファンに勇気を与えていく。6曲を歌い終えた後は、両手を振って、かつ、体をクルクルと回しながら舞台袖へ、と全てが可愛らしかったセウン。愛くるしいフェイス、癒し系のキャラ、小動物をイメージさせる存在感と、どれもが「ポニョ」というニックネームを納得させる。同時に、確かな歌唱力もアピールし、彼はこの日、“チョン・セウン”というソロ・シンガーのしっかりとした存在感を印象付けたのだった。
THE BOYZが完全体で初来日
そんな彼らのステージはファンキーでクールな「Giddy Up」から。ダイナミックで大迫力のステージングは舞台が手狭に感じるほどで、さすがは12人! オープニングから、完全体のパワーにヤラれる。
自己紹介ではそれぞれが短めに。日本のステージ初登場のファルはラップ調に話し、キューはホッペに手を当てながらキュートにアピール。その後、「楽しい舞台を用意してきましたが、皆さんも楽しむ準備は出来ていますか?」と煽り、ファルも「12人で初めて東京に来れて、光栄に思っています」とコメント。そしてキューの呼びかけで、メンバー全員がフロアに思い思いのハートを描けば、ステージ上はまるでハートの博覧会! ここでも12人のパワーを実感する。
白のジャケットを着けて演じたのはこの日のスペシャル・ステージだ。メンバーはEXOの「Love me Right」をカバーし、ラストは来日直前にリリースしたシングル『THE SPHERE』収録の2曲を出来たてホヤホヤの状態でお届け。まずはカップリングの「L.O.U」を演じ、最後はタイトル曲「Right Here」でフィニッシュ。エネルギッシュなエレクトロ・ダンス・チューンでファンを熱狂させたのだった。
この日の出演者はいずれも日本デビュー前。にもかかわらず、フロアの熱気は凄く、日本での本格デビューが実現した暁にはブレイク間違いなし……そう予感させる素敵なステージだった。
ライター:きむ・たく
■公演概要
「11th KMF2018(11th Korean Music Festival)」
日時:2018年9月14日(金) 1部 OPEN 13:00 / START 14:00
会場:Zepp DiverCity TOKYO
出演者:チョン・セウン、MXM、THE BOYZ
【セットリスト】
●MXM
01. I'M THE ONE
02. 完璧に完璧だ
03. ERRDAY
04. DIAMOND GIRL
05. Boys and Girl / Zico(スペシャルステージ)
06. YA YA YA
●チョン・セウン
01. IRONY
02. Toc,toC
03. JUST U
04. Lemon / 米津玄師(スペシャルステージ)
05. EYE 2 EYE
06. Something
●THE BOYZ
01. Giddu Up
02. Keeper
03. Boy
04. Love me Right / EXO(スペシャルステージ)
05. L.O.U
06. Right Here
●フィナーレ:風船
オフィシャルHP:http://www.japankorea.org/
記者 : Kstyle編集部