※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
ドラマ「ピンポン玉」で、年齢も立場も異なるジスとユ・ジェミョンが友情を育てた。

17日の放送で、路上生活者のキム・ドゥクファン（ユ・ジェミョン）と大学生のキム・ヨンジュン（ジス）は偶然出会った。

失恋でへこたれたキム・ヨンジュンを見たキム・ドゥクファンが彼の面倒を見てあげることになったのだ。

その過程でキム・ヨンジュンとキム・ドゥクファンは話し合い、お互いが通じるという事実に気付いた。キム・ドゥクファンは元妻について語り、キム・ヨンジュンも別れた元恋人について話す過程で二人は共感したのだ。

キム・ヨンジュンがキム・ドゥクファンに「前の奥さんに会いに行きましょう」と言うと、キム・ドゥクファンは「俺はまもなく死ぬ。俺の頭の中にはこれくらいのピンポン玉がある。腫瘍があるんだ。お金で何とかできる段階はずっと昔に過ぎてしまったよ」と言い、余命がわずかであることを明らかにした。

それからもキム・ヨンジュンはキム・ドゥクファンのところを訪れ、元妻に会うよう説得した。キム・ヨンジュンは「普通のホームレスの人とは違うと思うんです。普通のホームレスの人はホームレス生活から抜け出したいと思っても意志と目標がない人ばかりです。でもおじさんはそういう人じゃないでしょう。路上で生活する理由が愛と言ったじゃないですか。奥さんに会いたいという意志がある行動です」と話した。

しかし、キム・ドゥクファンは「俺の姿を見ろ。いけないことだ」と言った後、キム・ヨンジュンの提案をきっぱり断わり、その場を立った。

翌日、再びキム・ドゥクファンのところを訪れたキム・ヨンジュンは「慣れた感じがします。習慣や観相、やらなければおかしくなってやってること。なんで始めたのか思い出せません。競走するのは止めようと思います」とこれまでの悩みを打ち明けた。

さらにキム・ヨンジュンはキム・ドゥクファンに、自身が持っていた熊のぬいぐるみをプレゼントし「トーテムっていうか。願いが叶えばいいなって。おじさんを信じてみることにしたんです」と言い、深い信頼を示した。

「ピンポン玉」はJTBCドラマフェスタ初の作品で、アパートの団地近くの川の下で生活する路上生活者キム・ドゥクファン（ユ・ジェミョン）と衒学的な好みを持つ哲学科の大学生キム・ヨンジュン（ジス）の人生を描く。

大学生の青年が謎の路上生活者に出会い、果たせなかった過去の愛という似たフィーリングと感情移入を経験し、そのプロセスで混乱してしまう様子と真実についての話を描いたユニークな形式のバディドラマである。

キム・ドゥクファンとキム・ヨンジュンが出会い、共通認識を持っていることに気付き、お互いの深い秘密まで知るなど深い関係を維持している。これから「ピンポン玉」を通じて二人が繰り広げるストーリーに関心が高まっている。