韓国の感性を魅了する映画「ユ・ヨルの音楽アルバム」（仮題）がキム・ゴウン、チョン・ヘインを主演にキャスティングされ、9月1日にクランクインした。

「ユ・ヨルの音楽アルバム」は、ラジオから流れてきた音楽のように、偶然出会った二人が、長いすれ違いを繰り返しながら互いに合わせていく過程を描いた、感性メロ映画だ。
チョン・ヘインは厳しい現実の中でも、明るい笑顔を持つ青年ヒョヌ役を演じ、以前の配役とは異なる新しい姿を見せる予定だ。彼は「チョン・ジウ監督の作品は全部好きで、ぜひ一度一緒に作業してみたかった。また『ユ・ヨルの音楽アルバム』だけの叙情的な雰囲気とストーリーが溶け込んだシナリオが気に入った」と新作に出演する感想を伝えた。

チョン・ヘインと共に映画「ユ・ヨルの音楽アルバム」を完成させるミス役には、20代女優として独歩的なフィルモグラフィーを築いているキム・ゴウンがキャスティングされて期待を集めている。キム・ゴウンは青春の時期を真面目に生きるミス役を演じ、チョン・ヘインと偶然から縁につながるラブストーリーを描く予定だ。「ウンギョ」に続き、チョン・ジウ監督と息を合わせるようになったキム・ゴウンは「心がときめいて期待している。観客も共感することができる一本の美しい映画を作ることができるように最善を尽くす」と覚悟を伝えた。

これまで人間の内面と愛を繊細に表現することに集中してきたチョン・ジウ監督は「ありのままの姿でもすでに輝いている二人の俳優が出会って、どんなシーンが作られるのか想像するだけでも心がときめいた」と、二人の若者俳優が作り出す愛の演技に対して期待を示した。

すべてのキャスティングを終えて一歩を踏み出した映画「ユ・ヨルの音楽アルバム」は下半期にクランクアップ、韓国で来年の公開を目指している。