【REPORT】JBJ出身キム・ドンハン、日本ファンミーティングのラストを東京で飾る「お一人おひとりを心に刻みます」

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「プロデュース101」より誕生したプロジェクトグループJBJのメンバーとして人気を博し、今年6月にはソロ歌手として韓国デビューを果たしたキム・ドンハン。デビューからわずか2ヶ月となる8月初旬より日本でファンミーティングを開催し、東京、名古屋、大阪をまわった。ここでは長期間のファンミーティングの最後を飾る、8月16日(木)に東京・豊洲PITの夜公演をレポートする。

黒のスーツ姿で登場したキム・ドンハンは、デビューアルバム「D-DAY」の収録曲「Ain't No Time」から披露。「ドンハ~ン!」という大歓声に迎えられ、「こんばんは! 韓国のセクシーガイ、クレヨンしんちゃんよりもいたずらっ子で、ドラえもんくらい多くのものを持っていて、コナンより賢く、ルフィーくらい足が長く、ゾロみたいにかっこよく……そんなキム・ドンハンと言います!」と冒頭から個性溢れる自己紹介。さらにペットボトルの水を一気に飲み干し、後方に豪快に投げるも、結局は自分で取りに戻る姿で笑いを誘った。

MCのYumiに長期に渡った日本活動の最終日を迎えた心境を聞かれると、「とても残念ではありますが、2週間おいしい物をたくさん食べることができてとても幸せです。各地にいらっしゃるファンの皆さんにもたくさんお会いすることができました。またすぐに来ますから、その日をまた楽しみにしてもらえたらと思います。すごいものを準備する予定です!」と早くも11月開催を発表した日本1stコンサートに言及し、再会の時を期待させた。

子供の頃からすでにイケメン?幼少期の驚きエピソード披露

子供の頃の写真を見ながらトークをするコーナーでもドンハン節(?)が炸裂。5歳の頃の可愛らしい姿が公開されると、「保育園でこれまで親に学んだことを披露した時の写真です。鉄棒とかを見せました」と説明。鉄棒は得意なのかという質問には「懸垂くらいなら軽く1万4000回くらいやりますよ。時間がない時は片手で2000回ずつくらいですかね。5歳の頃は500回くらいしかできなかったです。皆さんもそのくらいはできますよね?」と余裕の表情。苦手なことを聞かれても「そんな単語を聞いたことがないですね。あ! できないこと、ありました。道にごみを捨てること、器物を破損すること、勉強ができないということとか」とまたもやお茶目な回答。映画館で撮ったという10歳頃の写真では、パーマヘアの髪型に注目が集まった。パーマをかけていた理由について「近所のおばさんたちから僕はしょっちゅう可愛いねと言われていました。だから僕が母に、『僕ってハンサムなの?』と聞いたことがあったんです。それで母が、子供の頃からこんなにチヤホヤされて大きくなってはいけないと、パーマをかけたんです」と話し、どこまでがホントか嘘か分からない!? ドンハンワールドを展開した。

ファンから募集した質問に答えるコーナーでも、特技の指ダンスを披露したほか、ユニークな回答が続いた。

Q.好きな日本のアーティストは?
A.日本のアーティストではないですが、BIGBANG先輩の『Heaven』の日本語バージョンが好きです。曲の感性が日本語バージョンの方がいいなと思いました。あとピコ太郎の『PPAP』も!クレヨンしんちゃんに出てくる園長先生に似てると思いました(笑)。

Q.日本のものを一つだけ韓国に持っていくなら?
A.皆さん! スーツケースを3万個くらい用意して持って行きます。

Q.地球が明日滅亡するとしたら最後に何が食べたい?
A.この世のおいしい物を集めて、お腹がはじけた状態で死にます。

Q.来月韓国に行きます。おすすめの韓国料理を教えてください。
A.プル冷麺という本当に辛い冷麺があります。韓国のYouTuberもよくチャレンジをしているんですが、辛いものが大丈夫でしたら食べてみてください。

瓦10枚割りに見事成功!男らしい姿にファン大興奮

終始笑いが起きていたトークコーナーに続くステージでは、スタンドマイクを使い「記録して」を披露。「皆さん、こんにちは~! あげみざわ~!」という明るい呼びかけで始まったが、メッセージ性の強いこの曲の世界にすぐに引き込み、ファンはうっとり。

ステージでファンをメロメロにしたところで、続く「キム・ドンハンできるかな?」のコーナーではそれと同じくらい、もしくはそれ以上と言えるほどの反応を引き出した。キム・ドンハンがさまざまなことにチャレンジする時間で、最初のお題「瓦10枚割れるかな?」が発表されると、客席からは「え~!」と驚きと心配の声が。「やめて~」という怪我を心配するファンの声が上がるとキム・ドンハンは「昔合気道をしていた時よくやっていましたから、心配しないでください。ある意味専門家ですから。冗談じゃなく、ジュニアの師範段といって国家代表の次のレベルまでいったんですよ」と明かしてファンを安心させたところでいざ挑戦。緊張した空気が流れる中、見事10枚全てを割ることに成功! その瞬間、「わぁ~!」と会場が割れんばかりの歓声に包まれ、ドンハン自身も「ここまで割れると思ってなかった」と話しながら笑顔。司会のYumiも「さっきまで嘘ばっかりだし何この子と思ってたけど、見直しちゃった~!」と思わず正直な感想を吐露し、会場は爆笑の渦に包まれた。しかし次の卓球ではミッションに失敗し、罰として2倍速ダンスを披露することに。キム・ドンハンは2倍速ダンスに自信を見せ「2倍速ダンスはGFRIEND先輩が番組で披露して有名になりましたが、僕は高2の時から踊っていたんですよ。高3の時にソウルに出てきて、弘大(ホンデ)で路上公演をした時にそこでやりました。そしたら僕のダンスを見て他の人たちも真似していました」というデビュー前のエピソードも明かし、見事な「SUNSET」の2倍速ダンスを見せた。


夢の東京ドームまで共に…ファンの前で大きな覚悟

演技を披露する時間には、夢の東京ドーム公演が決まった時の驚きと幸せそうな表情を演じて見せ、ファンも「行きたいですよね?」と問いに「イェーイ!」と反応。ドンハンも「行くぞ~!」と叫んで大きな覚悟も見せた。最後のファンミーティングを締めくくる挨拶としてキム・ドンハンは、「今日は来てくれて本当にありがとうございます。お一人おひとりを心に刻みます。これからたくさん楽しいことが起こると思います。これからもたくさん会いましょう!」と呼びかけ、「未明の電話」を披露。ドンハンの手に合わせてペンライトが揺れ、一体感を作ったところで会場を後にした。その後、本人が自ら教えるタイトル曲「SUNSET」の掛け声動画がスクリーンに映し出され、再び登場したキム・ドンハン。先程確認した通りの掛け声により「SUNSET」が盛り上がりを見せたと思えば、「Ain't No Time」では歌いながら客席にサインボールを投げこむファンサービスも。ラストはボールが入っていたかごを頭にかぶり、「バ~イ」とその姿のまま会場を後にする、最後までお茶目なキム・ドンハンだった。

独特の自己紹介から始まり、終始笑いを誘うトーク、そしてステージで見せる真剣な姿まで、多彩な魅力で会場を沸かせたキム・ドンハン。11月には自身の夢の一つでもあった単独コンサートを控えており、すぐにファンとの再会を約束している。ソロデビューして2ヶ月、夢に向かってどんどん成長していくキム・ドンハンの活動に今後も注目したい。

■公演概要
「KIM DONGHAN 東京 SPECIAL FANMEETING」
日時:2018年8月16日(木)1部:14時開演/2部:19時開演
会場:豊洲PIT

■公演情報
「KIM DONGHAN 1st JAPAN LIVE」
公演日時 : 11月30日(金)
会場 : 東京・豊洲PIT
1部 : 14時開演(13時入場)、2部 : 19時開演(18時入場)

<チケット価格>
A券:握手会参加券付き10,900円(先着順、限定販売)
B券:一般券8,900円
全席指定(A券、B券共に抽選となります)

チケットオープン
HY先行発売
1部公演: 8月22日(水) 17時~
2部公演: 8月22日(水) 21時~

■関連サイト
HYエンターテインメント:https://hy-ent.com/

記者 : Kstyle編集部