ソ・ガンジュン、ドラマ「キミはロボット」で視聴者を圧倒…“人間&ロボット”の1人2役を熱演

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「キミはロボット」放送画面キャプチャー
俳優ソ・ガンジュンが圧倒的な演技力で視聴者を圧倒している。

KBS 2TV月火ドラマ「君の人間か」(脚本:チョ・ジョンジュ、演出:チャ・ヨンフン)では、暴走する人間ナムシンとロボットナムシンIIIの対決が本格的に描かれた。

ナムシンは、ナムシンIIIがロボットであることを祖父(パク・ヨンギュ)が知っていたことを知り、衝撃を受けた。ナムシンIIIに対する憎悪が爆発したナムシンは、母親(キム・ソンリョン)に頼み、ナムシンIIIに手動制御ウォッチを付け彼を制御し始めた。

それだけでなく、ナムシンIIIの視野を通じてソボン(コン・スンヨン)が自身の悪口を言ったことを知ったナムシンは、ナムシン IIIを操縦し彼女の首を絞めた。苦しむソボンを見て驚いたナムシンIIIはその場を離れ、ソボンは手動制御ウォッチの存在に気づいた。自身がソボンを傷つけることが怖くなったナムシンIIIは「何も聞かないで僕から離れていてね。僕が君に何もできないように」と切なそうに言った。

自身がソボンを攻撃したことを信じられなかったナムシンIIIは、チ・ヨンフン(イ・ジュンヒョク)に頼んでナムシンと顔を合わせた。「僕も本物です。あなたが本物であるように」と言うナムシンIIIに、人間ナムシンは「僕の顔を僕の目で見るのが悲惨だ。消えてしまえ!」と叫んだ。しかし、ナムシンIIIが屋上の欄干に上ると手動制御モードで下ろさせ、「君には消える自由さえない」と冷たく言ったが、「こんな時に感じる人間の感情が“無力”なのか」と聞くナムシンIIIに揺らぐ姿を見せながら、ナムシンIIIに対する複雑な感情を表した。

さらにナムシンIIIに対する感情だけでも大変なナムシンに、相次いで危機が訪れた。ずっとナムシンの味方だったヨンフンに「制御モードをやめなさい。人を傷つけたら二度とお前に会わない」と宣言され、父親(キム・スンス)の死の背景に祖父がいることを知り、ナムシンの憤怒は絶頂に至った。

ナムシンの暴走は続いた。ナムシンはナムシンIIIの記憶データを遮断させ、自身だけを記憶させた。ナムシンのコントロールによってナムシンIIIは祖父の首を絞め、ソボンが引き止めると彼女の首を絞め始めた。しかしそれを避けなかったソボンの涙とともに、ナムシンIIIはナムシンの制御から自ら抜け出し、ソボンを抱きしめながら平穏を取り戻した。

暴走する人間ナムシンと、傷つくロボットナムシンIIIの一人二役を完璧にこなしているソ・ガンジュンは、二人のキャラクターの感情が絶頂に至る状況でも揺るがない演技を披露している。視聴者が、利己的で攻撃的に変わらざるをえない人間ナムシンの内面を理解し、人間が自身に害を与えるかもしれないという恐怖で弱くなったロボットナムシンIIIに同情を感じることができるのは、ソ・ガンジュンがいるからである。

自ら手動制御モードを克服してソボンの元に戻ったナムシンIIIの姿が放送された中、毎回圧倒的な演技力を更新しているソ・ガンジュンの姿は、本日(31日)22時より放送されるKBS 2TV月火ドラマ「キミはロボット」で確認することができる。

記者 : シン・ナラ