【REPORT】人気オーディション番組出身メンバー多数!“話題の新人”ONEUS+ONEWE、初来日イベントで圧巻のパフォーマンス

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歌唱力に定評のあるMAMAMOO(ママムー)、VROMANCE(ブロマンス)を輩出したRBWから今年デビュー予定の新人アイドルグループ「ONEUS」と「ONEWE」の2組が初来日イベントを開催した。

デビュー前にもかかわらず、750人弱のキャパシティの会場のイベントに、5000人超の応募が殺到!それだけ注目度が高いわけは、「プロデュース101」シーズン2、「The Unit」「MIXNINE」といった大人気オーディション番組に出演して話題になったメンバーが揃っているから。

また、グループの構成も独特。RAVN(レイブン)、ソホ、コンヒ、ファンウン、イド、シオンの6名からなる「ONEUS」はパフォーマンス主体のダンスグループ。「ONEWE」はリーダーでボーカルのヨンフン、ギターのカンヒョン、ドラムのハリン、ピアノ&ボーカルのドンミョン、ベース&ラップのキアの5名からなる楽器を奏でるバンドで、今回はこの2組が同時にイベントを行うことで、各グループを超えたユニットや合体ステージを披露。要注目のこの2グループの初来日イベントの昼公演をレポートする。

「プロデュース101」「The Unit」「MIXININE」出身メンバー所属!デビュー直前のONEUS+ONEWE、初来日記者会見を開催

まずステージに登場したのはバンド形式の「ONEWE」。メンバー全員、白いジーンズに白いTシャツという出で立ちでステージ上に設置された2階部分に登場。2曲めは「ONEUS」が登場し、逆に黒一色の衣装で登場。統制の取れたダンスは、まだデビュー前とは思えない完成度! いずれも彼らが韓国で出演している「僕たちデビューします!」で練習し、自分たちのオリジナリティを加えて完成させたパフォーマンスだ。

「僕たちデビューします!」は彼らが現在、韓国で出演しているリアルバラエティ番組で、タイトル通り、彼らがデビューするまでに密着したもの。日々の練習や路上ライブなどの模様も放送されるそう。

ONEUSのコンヒはこのプロジェクトについて、「『僕たちデビューします!』は少しずつコンサートをするようになりましたし、このようにみんなで日本にやってきてイベントをすることもできて、とってもうれしいです!」と語ってくれた。

その後もONEWEがオリジナル曲「Make some noise」で背中合わせに演奏をスタートしたかと思えば、ONEUSの「デコボコ」ではラストに床に座る振り付けのまま座り込んだソホをファンウンが手を伸ばして立ち上がらせる一幕もあり、ファンも大盛り上がり。

メンバーがそれぞれ自分の魅力をアピールするコーナーでは、コンヒが「Produce 101 シーズン2」で視聴者に強い印象を残した「Amazing Kiss」を歌い、ドンミョンは同番組で愛された“ドンミョン体操”を愛嬌たっぷりに披露。ファンウンも「ナヤナ」を力強く熱唱して、喝采を浴びていた。一方、ドラムを担当しているハリンは、ここぞとばかりにドラムソロをはじめ、途中でスティックをくるくる回し始めた! 最終的には両手でスティック回しを披露。他のメンバーもボーカルやダンスなど、それぞれの持ち味を思う存分発揮して、存在感を示していた。

続いては日本のファンにはなじみの深いあの曲で、ONEUSとONEWEが同時に登場。その曲とは今年、一世を風靡した「ダンシング・ヒーロー」の韓国語版、「Celeb Five」! 韓国でリリースされたこの曲は、原曲ではなく登美丘高校のバブリーダンスをお笑い芸人がカバーしたもの。ドラムのハリン、ギターのカンミョン、ベースのキアを覗いた7人がカラフルなスパンコールのジャケットに身を包み、キレッキレのバブリーダンスで笑いをかっさらった。

ONEWEが続くステージのための着替えで席を外している間は、ONEUSのトークコーナーに。「デビューをしたらやりたいことは?」という質問にファンウンは、「メンバーと一生懸命練習して、韓国でも日本でもデビューしてたくさんの愛をもらいたいです!」。ちなみに日本で行きたいのは道頓堀と答えると、コンヒがすかさず「こないだ一緒に行ったんですよ!」と暴露。

「今までメンバーに言えなかったことは?」という質問に対して、RAVNが何かを言おうとすると、他のメンバーは「何言うか想像できる!」と嫌な顔に。しかしRAVNが「みんなで一緒にディズニーランドに行こう!」というと、今度は拍子抜けしたのか「意外!」と。なぜかというと、「RAVNさんは僕たちに『みんな、愛してるぞー』っていっつも言うから、またその話かと思った!」と、聞き飽きたと言わんばかりの表情でファンウンが熱弁をふるうと、「じゃあ言おうか。みんな、いっぱい愛してるよ」と日本語混じりに告白していた。

続くステージでは着替えを終えたONEWEが登場。ジーンズにカジュアルなシャツといったさわやかな衣装になってオリジナル曲「Actor」を披露。曲の前には小説家ヨンウンが次の作品のテーマを決めるのに、どんな主人公にしようかと思い悩むのだが、映画「レオン」の主人公に扮したハリンや、韓国の典型的なおばちゃんに扮したドンミョンなどが登場するユニークなもので、客席の笑いが絶えなかった。続くONEUSは、こちらもジーンズに水色のシャツというさわやかさで「English Girl」を披露。ONEUSが作成した動画は、ソホが扮する英語しかしゃべれないガンエリサが韓国で友だちを作ろうとするのだが、誰も英語が話せず……というこちらもコミカルなストーリー。曲にからめた動画でお笑いのポテンシャルも高いことをを証明した。

本編ラストは、最後にふさわしい「LASTSONG」でONEUSとONEWEの合同ステージ。バンドの生演奏とダンスを同時に見せるという、彼らならではのパフォーマンスで締めくくられた。

最後に、メンバー全員が一列になって手をつなぎ、挨拶をしようとしたところ、ステージ2階でドラムを叩いていたハリンが間に合わないというハプニングも。階段上でひとりで挨拶するハリンに気づいたメンバーが「もう一度やろう!」と仕切り直し、最後には全員揃って挨拶。デビュー前でこれだけのパフォーマンスで観客を沸かせたONEUS&ONEWE。これからのデビューと日本活動に要注目!

ライター:尹 秀姫

【公演概要】
「僕たちデビューします!in Japan」プレミアムイベント
日時:2018年7月22日(日)入場 13:00 / 開始 14:00
会場:渋谷区文化総合センター大和田「さくらホール」

記者 : Kstyle編集部