日本でK-POPが熱い理由とは…答えは「PRODUCE48」の中に?インタビューが話題

OSEN |

写真=BLUE CREATIVE
K-POPはアーティストの他にも多くの人の挑戦と努力に支えられ、世界中に広がっている。その中で主に、日本にK-POPを発信しているキム・チョンウン代表に話を聞いてみた。

キム・チョンウン代表は2013年、Block Bの日本専属公演の契約を皮切りに、JJCCの日本ショーケース、SPEEDの日本専属契約の締結、STELLARの日本専属契約の締結を終えた後、東京、大阪、ブラジルなどでショーケースを行った。最近では2AMのチャンミン、キム・ソヒ、VAVの東京公演を担当し、クラウドファンディングサイト「トモサイト」を日本でローンチする計画だ。今は、BLUE CREATVEの代表を務めている。

「新人グループの専属契約に力を入れる方向でいこう」と思っている彼は今、日本でK-POPの市場性に対し「可能性はあふれるほどあるし、市場も良いが、リスクが高い」と率直に分析した。そして日本でK-POPの人気が高い理由に対し、Mnet「PRODUCE48」を例に挙げ、韓国アイドルの完璧な企画力を高く評価した。

写真=BLUE CREATIVE
――エージェントになったきっかけは何ですか?

キム・チョンウン:約13年前、偶然知人を通じて俳優ヒョンシクさんのファンサイン会を担当したことをきっかけに、韓国で芸能エージェントの仕事を始めました。その後、しばらく韓流グッズの流通関連の仕事をして、2013年にBlock Bの日本公演の契約をしてから本格的に始めました。

――エージェントの仕事をする中で記憶に残るエピソードがありますか?

キム・チョンウン:出会いがあれば別れもあるはず。別れはいつもぎこちなくて悲しい記憶として残っています。SPEEDとSTELLARは日本で専属契約を締結し、意欲を持って推進していましたが、SPEEDは早期解散になり、STELLARは僕と1年の専属契約が終了した後、解散して残念ながら終わってしまいました。二つのグループはいずれも日本で成長する可能性がありました。それが「新人グループの専属契約に力を入れよう」と思うきっかけになりました。

――今、日本でK-POPの市場性はどうですか?

キム・チョンウン:可能性はあふれるほどあるし、市場もいいと思いますが、いつも政治的な日韓関係の冷え込みによるK-POPアーティストの暗黙的な番組出演の禁止などで、長い目で市場性があると判断して投資、推進することはリスクが高いのが現実的な問題だと思います。

今、ジェジュンさんが日本の大手プロダクションと契約し、バラエティを中心に精力的に活動していますし、KARA出身の知英(ジヨン)も日本の事務所と契約し、女優として定着しています。規模と関係なく、日本でのローカリゼーション(経営や生産を市場のある場所に移し合わせること)が重要だと思います。

――日本でK-POPの人気が高い理由は何だと思いますか?

キム・チョンウン:ペ・ヨンジュンの「冬のソナタ」を皮切りにRAIN(ピ)、東方神起などから始まったK-POPですが、最近話題になっている「PRODUCE48」から見られるように韓国と日本はアイドルを準備する過程が非常に違います。そのため全ての準備を終えてデビューする韓国のアイドルの完璧な姿と企画力のあるコンセプト、アルバムごとに続くストーリーテリングに日本のファンが熱狂しているんだと思います。

――K-POPアーティストのどんなところが日本や海外の市場で人気を得ていると思いますか?

キム・チョンウン:隙のない舞台パフォーマンスと歌唱力、外見、そして韓国のプロダクションと海外のプロモーターの演出と宣伝に支えられて人気があるんだと思います。

――韓国と日本のエンターテインメント市場は似ているように見えますが、また違います。具体的にどんなところが違いますか?

キム・チョンウン:韓国は番組を中心に他の活動(アルバム、海外公演など)を行っていますが、日本は国内市場が非常に良くて公演とアルバムの販売、そしてアルバムの購入者を対象にしたサイン会、ミニコンサート中心になっています。韓国とはアーティストが活動する方式が非常に違います。日本は十分ファンが集まってから最終的にたどり着くところが番組出演であることに対し、韓国は番組出演から始めなければならない形ですので、出発から違うと思います。

――一緒に働きたいアーティストはいますか?

キム・チョンウン:BTOB、MAMAMOOのように実力のあるアーティストと一緒に働きたいです。

――これからの計画はどうですか?

キム・チョンウン:今パートナーシップが締結された国が多くて、日本だけでなく、アジアツアーなどで動く計画です(台湾、香港、マカオ、タイ、中国、シンガポール、ベトナムなど)。そして日本でオープンするK-POPクラウドファンディングサイト「トモサイト」にしばらく力を注ぐつもりです。

日韓アイドル市場に大きな違い…「PRODUCE48」成功なるか?話題性&視聴率は快調なスタート

記者 : チェ・ナヨン