【REPORT】BTOB ソンジェの天然でお茶目な魅力炸裂!?「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」イベントでファンと交流

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写真提供:コンテンツセブン
7月15日、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」全巻レンタルキャンペーン当選者250人を対象とするTSUTAYA主催のDVDイベントが開催され、来日ゲストとして、劇中で超現代っ子の財閥3世ドクファを演じたユク・ソンジェが登壇。ドラマの裏話トークや、名場面再現コーナーなどで、アイドルグループBTOBのマンネ(末っ子)とは一味違う、俳優としての魅力を振りまいた。

東京はうだるような暑さだったこの日。ドクファの出演シーンをメインに構成された特別映像の上映に続いて、ステージに登場したソンジェ。すっきりとしたスタイル&涼やかな笑顔は、まさにクールガイ! 猛暑の中の一服の清涼剤のよう。

「久しぶりですね。初めましての人たちも。暑い中来てくれて本当にありがとうございます。僕は星のようにキラキラする材料になってほしいという意味の、ソンジェ(星材)です」とまずは日本語で挨拶。久しぶりの日本なので日本語のブラッシュアップがいまいちと笑い、英語にしましょうか、と冗談を言う。

「僕の周りの『トッケビが好き!』という人に『誰が好きですか?』と聞くと『コン・ユさん!』と答える人が多い。僕もコン・ユさんが大好き(爆笑)。でも今日はドクファが好きな人がこ~んなに集まってくれて本当にありがとうございます(笑)」とまた笑わせる。バラエティー番組で鍛えられているだけあってトークが面白い。「今日はどんな質問にも答える準備をしてきました!」と胸を張ったあと「だいたい、何でも」と小さく日本語で付け加えるのがかわいくて、さらに笑いを誘う。

ここで「トッケビ」がTSUTAYA上半期のレンタルランキング、アジアテレビドラマ部門1位を獲得したと聞くと満面の笑み。「僕が出演したおかげではないですよ。『トッケビ』はドラマ自体の演出や脚本が非常によくできていて、ひとつの芸術作品だと思っています。そのおかげで皆さんからの愛を受けたのだと思います」と謙虚な一面を見せた。
ドラマの名シーンを見ながら撮影裏話を語るコーナーでは「本作は豪華キャストの共演とヒット間違いなしの脚本家さんの作品だったので、出演が決まったときには『やった! 僕も頑張るぞ!』という気持ちでした。コン・ユお兄様はじめ、素晴らしい俳優の皆さんと共演できることはプレッシャーでもありましたが、だからこそ、それが意欲やいい演技に繋がっていったと思います」。

イ・ドンウクについて聞かれると「最初は少し冷たくて無口な方かなと思ったんですが、実際にはムードメーカーで温かい方でした。『ゲームやろう』などと突発的な行動をとる半面、演技面ではアドバイスもくださるいい先輩でした」。話題を呼んだコン・ユ、イ・ドンウクと3人の仲良しブロマンスシーンについては「3人の笑いのツボがなぜか似ていて、撮影中は冗談もたくさん出ました。僕はドクファを子どもっぽく見せるためのアドリブを提案して、監督に採用されたりしました。ただ、演じる上では、逆に気を使わないことにしました。その方が、自然に子どもっぽい演技ができると思ったからです」

ここまで話してきて、おとなしめな会場の反応が気になったらしく、「皆さんの気持ち、よくわかりますよ。僕が本当にかっこいいので言葉が出てこないですよね?」と冗談を飛ばすソンジェ。「でしょでしょ?」と日本語で確認するのがかわいらしい。

ちなみにキム・ゴウンとは、初めて会ったとは思えないくらい呼吸が合い、休憩中も気楽な話をしていたのだそうだ。「ゴウンさんが『BTOBのカムバックはいつ?』と聞いてきたり、ミュージカルにも挑戦していて音楽にも造詣が深いので、音楽の話などをしていました」

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次にそば畑のシーンが映し出されると、その美しさに見とれてなかなか言葉が出てこないソンジェ。「真摯になったかと思うとリラックスしたシーンになったり、本当に飽きないドラマです。こんなふうに意見を言うとまるで僕が評論家になったような気分ですね(笑)。映像美はイ・ウンボク監督のおかげです。CGを使ったドラマでここまでクオリティの高いものはなかったような気がします。切ない愛が描かれる場面では『このような運命的な愛もあるんだな』と思いながら見ていました」。

そして、「クレジットカードが命より大事」なはずのドクファが「カードなんか要らないから、おじさん帰ってきて~」と泣きじゃくるシーンの映像も登場。ここはおかしさと涙が入り混じった名シーンだ。
「僕は真剣に泣いていたんですが、見る側は皆さん、笑っていましたね! コミカルな演技をするつもりはなかったけど、バカみたいに見えたかも(笑)」。ファンの賞賛の拍手にドヤ顔で「リアリティ、リアリティ」と答えるソンジェ。また、トッケビと死神がドクファに正体を知られるシーンも紹介された。「このシーンでは、普段は使わないような言葉を話さないといけなくて。でも、ここがキム・ウンスク作家の凄いところなんです。書いてある台詞を読めば自然とそのような雰囲気になる、そんな魔法を感じました」

さて、ここからは「トッケビ」の映像を見ながら4つの質問に○×で答えてもらい、ソンジェの素顔に迫ろうという「ソンジェをもっと知りたい」コーナーに。

①「もしも魔法が使えたらかけてみたい魔法がある」の答えは○。「瞬間移動もいいけど、時間を調整してみたい。今みたいに美しいファンの皆さんの前にいる時間を長くしたり」とリップサービスした後で、自分のことを「スイートガイ」と名乗って照れるかわいいソンジェ。

②「実は料理が得意」の答えも○。BTOBのメンバーと離れて1人暮らしするようになり、チョップステーキやスクランブルエッグなどに挑戦しているという。「今は日本食にも興味があります。いつか習って、ファンミーティングでファンに刺身をふるまうのが夢です」

③「勝負ごとには熱くなるほうだ」という質問には×。ファンの「えーっ?」という疑惑の声に「皆さん、テレビに出ている僕をイメージしてると思うけど、あれは勝負欲が強いほうが番組的に面白いから、そういう振りをしてるだけ」と弁明。「僕は小さい頃からチキンを食べるときに、美味しい腿の部分を姉に譲って、自分はパサパサの胸肉を食べる子どもだったんです。それって韓国では勝負欲のない人の証拠なんですよ」と力説するのだった。

④最後の映像には、最近「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」で注目を浴びているチョン・ヘインが、キム・ゴウン演じるヒロインの初恋相手役として登場。そしてソンジェへの最後の質問「好きな人に恋のライバルが現れたら燃える方だ」の答えは○。「後悔はしたくないから最後まで努力しますが、それでも別の人がいいと言われたら、好きな女性の気持ちを尊重します」

と、ここで突然「赤ちゃんになった気分です」と無邪気に日本語で言ったソンジェ。「皆さんが僕のことを、お母さんがかわいい子どもを見るような、優しいまなざしと笑顔で見るから」。気をつかったMCが「(お母さんじゃなくて)お姉さん、ですね」と訂正を入れると「え? お姉さん? お姉さんだけ……じゃないですけど」と言い返すソンジェ。憎らしいやら、かわいいやら(笑)。イケメンなのに何ともいえない面白さを持つことから「ユクチャルト」=「ユク・ソンジェ、イケメンおバカの略」という異名を持つソンジェの本領発揮といったところか。

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このあとはファンミーティング名物、名場面を再現する「今日は貴女がヒロイン」コーナーに。3人を抽選する前にぜひ聞いてみたい、とソンジェ。「自分からやってみたいという人は?」「演技を習ったことのある人は?」手が挙がったのを見て「おお、いるんだ」とスルー。その中から相手役を選ぶのではなく、ただ聞きたかっただけなのか? 自由すぎる。

まずはヒロインのウンタクがアルバイトをして家を出る準備をしているシーン。「意地悪を50%にしてください」というウンタク=ファンさんを、ソンジェが何も言わずに抱きしめる。次はスキー場にいるウンタクを迎えに行くシーン。「目の前に現れてよ」と言われたあとのバックハグ。最後はソファーに二人並んで「会いたかったよ」「愛してる」と言い合って手を握り合う2人。3パターンとも、カットの声がかかっても、ファンさんをなかなか離さないソンジェ。しまいには「緊張しちゃって、気づかなくてすみません!」とボケ倒す。こんなアイドル初めて見た(爆笑)。感想を聞かれたファンが「夢のよう」と言うと、それを拾ってすかさず大好きな「最愛」の出だし「夢のような~」を歌ったのも聞き逃さなかった。しかもその声は、噂どおり福山雅治そっくり! 隙あらば何かしようとするので、目も耳も離せない!

お楽しみのプレゼントコーナーでは、直筆サイン入りのポスター、ドクファがモチーフになっている、かわいい財閥猫トリキャットの人形、ポラロイドでの2ショット写真を計4名にプレゼント。トリキャットを手にとってしげしげと見つめていたソンジェ、何を言うかと思えば「これ、ポリエステル……」商品タグをチェックしていたらしい……そんな天然ぶりにファンは最後まで大爆笑。別れ際には3人にハグして「頑張って!」と励まし、ファイティングポーズ&笑顔。よくわからないが、とにかく元気をもらえた。

最後に「今日のイベントはいかがでしたか?」とMCに聞かれ「今日は本当に楽しい時間でした。皆さんに会いたかった気持ちを伝えたかったんです。これからも韓国ドラマを楽しんでください。僕は日本のファンの皆さんが好きなので、これからも、僕が出る作品も、そうでない作品もぜひ楽しんでください」。「DVDはTSUTAYAで」という言葉も忘れず盛り込んだソンジェにまた大爆笑!「ありがとうございます。暑いので気をつけてください」という言葉を残して、本日の主役は静かに去って行った。

約1時間と短いながら、天然でお茶目で頭の回転が速い、そんなユク・ソンジェの魅力が堪能できた今回のイベント。楽しいことが大好きな燃えるハートで、猛暑を吹き飛ばしてくれるようだった。

ライター:望月美寿

【REPORT】愛嬌たっぷり&サービス精神満点!BTOB ソンジェ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」DVDイベント記者会見に登場

「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」DVD・テレビ情報

■テレビOA情報
・テレビせとうちにて絶賛放送中! 毎週月曜~金曜 午後14:30~15:25
・テレビ大阪 7月26日(木)より放送開始 毎週月曜~金曜 8:59~9:54
・BSフジ 9月13日(木)より放送開始 毎週月曜~金曜 14:59~16:00

■DVD発売情報
・Blu-ray BOX1・2&DVD-BOX1・2 好評発売中
・DVD vol.1~15 好評レンタル中
価格:Blu-ray 各18,000円+税 / DVD 各16,000円+税

公式サイト:http://tokkebi.jp

記者 : Kstyle編集部