BLACKPINK「1年の空白期間…忘れられてしまったのではないかと心配した」

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写真=YG ENTERTAINMENT

「BLACKPINK is the revolution」

新曲「FOREVER YOUNG」の歌詞のように、BLACKPINKの登場は韓国音楽界の革命であった。そして今では世界中がこの4人の少女に魅了されている。

今年、BLACKPINKは誰よりも“熱い”夏を送っている。最近発売した1stミニアルバム「SQUARE UP」のタイトル曲「DDU-DU DDU-DU」は、韓国の様々な音楽チャートを総なめにしたのはもちろん、アメリカ・ビルボードのメインチャートである「ビルボード200」「HOT 100」にそれぞれ40位と50位にランクインし、K-POPガールズグループ史上最高の記録を打ち立てた。

これに加え、K-POPガールズグループとして初めてイギリスのオフィシャル・チャートのメインランキングにもランクインした。また「DDU-DU DDU-DU」のミュージックビデオは、K-POPグループ史上最短記録で再生回数1億5千万回を突破するなど、ものすごい威力を発揮している。

しかしBLACKPINKはこのような快挙にも浮かれたり、それを自慢したりはしなかった。彼女たちは、自らが打ち立てた驚くべき成果に感謝しながらも「今の活動に集中したいです。これからもっと頑張らなきゃなと思います」と意気込んだ。

――最近は活動で忙しいと思いますが?

ジス:カムバックしたばかりなので一生懸命に頑張っています。私たちもファンの皆さんもたくさん待ってきた活動であるため、大変だとは思わないです。

ジェニー:1年という時間がファンの皆さんには長かったと思います。実は私たちもこれまでたくさん心配してきました。音楽的な面での変化について悩みながら、本当に一生懸命準備してきました。でもアルバムを発売してからは、プレッシャーから解放され楽しめるようになった気がします。空白期間中に自分の中にあった心配は無くなりました。今は毎日がとても幸せです。

――空白期間にはどのようなことを心配していたのですか?

ジス:空白期間がかなり長かったじゃないですか。だからファンの皆さんが待ち疲れてしまうのではないかと心配しました。まだ私たちは新人だから、色んな姿を見て欲しいのですが、私達に興味がなくなってしまったらどうしようとも思いました。でも、ステージと仕事に集中することが私たち自身とファンの皆さんのためになることだということに気づけたんです。それからは、心配ばかりするのではなく素晴らしいアルバムを作るために努力してきました。

――全収録曲が好評を得ているのですが、その中でも「DDU-DU DDU-DU」をタイトル曲に決めた理由はありますか?

ジェニー:他の収録曲はかなり昔に作業したものでした。「DDU-DU DDU-DU」は一番最近作った楽曲だったので、私たちが今一番必要としていた“新しい感じ”を受けられる曲なんです。だから一番最適だと思いました。すごく強烈でパフォーマンスもユニークです。私たちと「DDU-DU DDU-DU」の出会いで相乗効果が生みだされた気がします。

――新曲「DDU-DU DDU-DU」が今のような好成績を収められると予想していましたか?

ロゼ:本当に予想していなかったです。逆に緊張していました。1年というブランクがあったので、私たちが忘れられてしまったのではないかと心配しました。

――「DDU-DU DDU-DU」のミュージックビデオがK-POPガールズグループ史上最短期間で再生回数1億回を突破したのですが、これを聞いた時はどんな気分でしたか?

ジス:皆さんすごく良い反応をしてくださいました。長い間待っていて期待が大きかっただけに、その反応も爆発的なものだったのだと思います。私たちも「DDU-DU DDU-DU」のミュージックビデオは何回も見ました(笑)。

ジェニー:私は1日に1回は見ました(笑)。1億という数字があまりにも大きすぎて実感が湧かないし、不思議な気分がします。「最後のように」の再生回数が1億回を超えた時も、当時は実感が湧かなかったです。それから活動を終えて休みながらやっと「よい思い出、記憶」だったことに気付けました。「DDU-DU DDU-DU」の再生回数が1億回なのも今は信じられないですが、後に意味のある記憶として残ると思います。

リサ:急に再生回数が1億回にまで伸びました。果たしてどれくらいの人がこれを見たのかすら実感できないです。すごくありがたいですし、これからもたくさん愛して欲しいです。

写真=YG ENTERTAINMENT
――ミュージックビデオを一日も欠かさず見ているなんて、かわいいですね。ストリーミングもするのですか?

ジェニー:今回は私たちも本当にたくさん聴いています。最近、他の曲は聴かないです。ひたすら私たちのミニアルバムの曲や以前の楽曲などを聴いています(笑)。

――デビュー後に発表した6曲のミュージックビデオが全部再生回数1億回を超えました。このような状況ももう慣れてくるのではないですか?

ジス:毎回不思議でとても嬉しいです。たくさんの方々が私たちのことを見てくださっているから一生懸命にやらなければならないなと思っています。どんどん責任が重くなっていきますね。

ジェニー:「DDU-DU DDU-DU」は短時間にたくさんの方々に愛されるようになりました。「最後のように」と比べても強烈で以前とは確かに違います。もしかしたらこれを機に私達に背を向ける方がいらっしゃるのではないかと思うくらい、(音楽的に)大きな変化でした。でも、この歌でこんなにも愛されているのでとても意味深いです。


――「DDU-DU DDU-DU」は「ビルボード200」では40位、「Hot100」では55位にランクインしました。K-POPガールズグループとして最高記録なのですが、これについてどう思いましたか?

リサ:朝、その話を聞いてとても驚きました。今でも信じられないです。音楽が好きになった時からアクセスしてきたサイトに、私たちの名前があるなんて……。

ジス:ビルボードのメインチャートにランクインすることは遠い国の話だと思っていました(笑)。今でも実感が湧かないです。

ロゼ:心臓が止まるかと思いました。新しい心構えで頑張らなきゃならないなと思いました。

ジェニー:私もファンとして週に1回はチェックしているチャートです。そこに私たちの名前があったのでとても不思議だったし、光栄でした。本当に身に余る程たくさんの愛情を受けているんだなということを知りました。

――これらの快挙に、ヤン・ヒョンソク代表プロデューサーと会社の反応はどうでしたか?

ジス:会社では祝いつつも、私たちが浮かれるのを心配してそれほど大きく動揺する姿は見せなかったです。ひたすら「今週の活動に集中しなさい」と言われました。私達もそれが正しいと思っています。と言いながらも、ヤン・ヒョンソク代表は直ちにSNSにお祝いのメッセージを投稿してくださったんです。今回は、ヤン・ヒョンソク代表がSNSでたくさん宣伝をしてくださったのでとても感謝しています。これからもヤン・ヒョンソク会長のSNSに注目してほしいです(笑)。


写真=YG ENTERTAINMENT

記者 : キム・ウネ