カン・ドンウォン、日本アニメ原作の映画「人狼」で演じた役について“人間と獣の間で葛藤…悩みながら演じた”

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写真=映画「人狼」 スチールカット
映画「人狼 JIN-ROH」(監督:キム・ジウン)のカン・ドンウォンのスチールカットが公開された。

日本アニメが原作の映画「人狼」は、韓国と北朝鮮が5年の準備期間を経て統一を宣布した中、反統一武装テロ団体セクトが登場した混沌の2029年、警察組織である特殊機甲大隊と情報機関である公安部を中心とした絶対権力機関の間の対決の中、狼と呼ばれる人間兵器“人狼”の活躍を描く映画だ。

映画「ゴールデンスランバー」「1987」「MASTER/マスター」「隠された時間」「華麗なるリベンジ」「プリースト 悪魔を葬る者」「群盗:民乱の時代」まで、カン・ドンウォンは毎回新しいジャンルに挑戦し、唯一無二の彼だけが表現できるキャラクターで観客を虜にしてきた。今回の「人狼」でも人間兵器に命を吹き込み、狼の仮面の裏に人間の心を持つという、韓国映画では初のキャラクターを演じる。

カン・ドンウォンが演じるイム・ジュンギョン役は、南北統一を控えた2029年の混沌期の新しい警察組織特殊機甲大隊の最精鋭特技隊員であり、創立1年後に発生した15人の少女が死亡する“血の金曜”こと果川(クァチョン)誤射事件で大きなトラウマを抱える人物だ。任務遂行中に目の前でセクトの爆弾運搬組の赤いマントの少女が自爆した後、彼女の遺品を渡すために姉イ・ユニに会い、獣になることを強要する任務とイ・ユニに惹かれる人間の心の間で揺らぐことになる。今回の作品でカン・ドンウォンは、40kg以上の強化服を着用し、狼と人間の間、その境界線に立たされたイム・ジュンギョンという役を彼だけができるパフォーマンスと感性で完成させた。

カン・ドンウォンは「人間の道と獣の道の間で葛藤するイム・ジュンギョンというキャラクターに疑問を持つよりは、自ら論理を作って悩みながら表現した。新しい姿、新しい映画で観客に会えると思う」と役や映画への愛情を伝えた。キム・ジウン監督は「カン・ドンウォンだけの圧倒的な色と形が、イム・ジュンギョンという役を最もカッコよく相応しく表現できると思った。そしてそれを本当に見事に表現してくれた」とカン・ドンウォンが演じたイム・ジュンギョン役について満足を示した。

「人狼」は韓国で7月25日に公開される。

記者 : キム・スジョン