イ・ユビ「『夜を歩く士』撮影中の負傷をきっかけに、より強くなったと思う」

TVREPORT |

演技の魅力にハマると答えがない。引き続き演技をするしかない。女優イ・ユビもその魅力をますます知っているところだ。

tvN月火ドラマ「ラブ・セラピー A POEM A DAY」(脚本:ミョン・スヒョン、演出:ハン・サンジェ)終了後、イ・ユビはTVレポートとインタビューを行った。彼女はドラマで感性豊かな理学療法士ウ・ボヨン役を演じた。

イ・ユビは特に相手役だったイ・ジュニョクに感謝の気持ちを伝えたがった。演技の呼吸とは何かを教えてくれたからだという。イ・ジュニョクの前作tvN「秘密の森」もすべて見た。イ・ジュニョクが演じた「秘密の森」ソ・ドンジェ役と「ラブ・セラピー A POEM A DAY」のイェ・ジェウク役は180度異なった。

「イ・ジュニョクお兄さんは本当にありがたく、かっこいい人です。実は『秘密の森』を知りませんでしたが、彼と共演しながら彼の前作が気になりました。それで全部見ました。『ラブ・セラピー A POEM A DAY』と違いすぎて驚きました。演技が上手だから悪役なのにかっこよかったです。だからイタズラでソ・ドンジェ検事の方がもっとかっこいいと言ったりもしました」

イ・ユビは着実にフィルモグラフィーを積んでいる。2011年にMBNシットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「ヴァンパイアアイドル」でデビューし、KBS 2TV「優しい男」(2012)、MBC「九家の書」(2013)、SBS「ピノキオ」(2014)、MBC「夜を歩く士」(2015)などに出演した。

しかしイ・ユビは自分が女優になるとは思っていなかったという。芸術中学校、高校、大学でも声楽を専攻にした彼女は偶然「ヴァンパイアアイドル」のオーディションに合格し、予想と全然異なる人生を生きることになった。

写真=935エンターテインメント

「退屈に大学生活を送っていた時でした。違うことをやってみたいと漠然と思っていた際、シットコムのオーディションがあるのを知って参加しました。なんのつもりだったか分からないけど、演技専攻でもなかったから何も怖くなかったと思います。こんなに長く俳優生活を続けるとは思いませんでした。ただ面白そうで(授業を)欠席までして参加したオーディションで合格したんです。本当にラッキーだったと思います」

長く準備してきた声楽を諦めて俳優の道を歩いているイ・ユビ。彼女は「自分の選択は絶対に後悔してません。覇気のあった当時の私にむしろ拍手を送りたいです。あの時オーディションに参加しなかったら今頃ずっと声楽を続けていたでしょう」と話した。

順調に進むばかりではなかった。「夜を歩く士」の撮影中に負った負傷で意図したことではないが2年間の空白までできた。でもむしろその時間は彼女をより強くした。昨年JTBCウェブドラマ「気がつけば18」で復帰した後、今年 「ラブ・セラピー A POEM A DAY」まで無事に終了した。

「負傷をきっかけにより強くなったと思います。それより大変な状況はないと思いますから。そう思うともっと明るく、気持ちよく働けると思います。本当にいい人たちと仕事をするのがどんなにありがたく、祝福すべきことなのかを分かっています。復帰作『気がつけば18』から『詩を忘れた君ち」まで本当に楽しく撮影しました。本当にありがたく、楽しい作業でした」

イ・ユビは着実に演技活動をする意思を見せた。演技に対して話す時、イ。ユビの目が輝いた。演技への情熱が感じられた。彼女は「今年は引き続き作品に参加すると思います。応援してくれた方々の期待に応えられるように良い演技と多様なイメージを見せたいです」とし「体は疲れたかもしれませんが、心は疲れてません。仕事がもっと好きになったから休みたくありません」と強調した。続いて「演技が本当に面白いです。昨年からそれを知りました。良い現場で良い人たちと仕事をするということは本当に楽しいことです。もっと上手くやりたいし、責任感も持つようになりました」と付け加えた。

「演技が上手な俳優を見るとすごいと思うし、羨ましいです。私もいつかはそうなりたいです」

「夜を歩く士」イ・ユビ“負傷?スタッフのおかげで撮影に問題はない”

主演陣に災難…イ・ジュンギだけでなく「夜を歩く士」ヒロインも負傷&入院

記者 : パク・グィイム