「デジャブ」ナム・ギュリ“結婚?赤ちゃんも可愛いが相手がいない”

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写真=マイデイリー DB
「結婚ですか? 演技が以前より好きになりました」

最近、ソウル三清洞(サムチョンドン)にあるカフェで行われた映画「デジャブ」(監督:コ・ギョンミン、配給:シネグル(株)キダリENT)のインタビューに女優ナム・ギュリが応じた。

彼女は今まで、お金持ちの娘や悲しい恋物語の女性主人公などのキャラクターを演じてきたのだが「デジャブ」では、過去に何か秘密を持っているミステリアスな人物として登場し、新たな変身を遂げた。

「実は私に合う作品を待っていました。『これが人生!ケ・セラ・セラ』の時までは、私のデビュー仕立ての頃の姿のような、多くの人々が元々知っていて好むイメージの役を多く演じてきました。『デジャブ』が大作でもないし、特別話題のキャスティングではないことも事実ですが、これを機に今後の10年を新たにスタートできることに特別な意味があるのだと思います」

ナム・ギュリは空白期に「このまま、この道に進んでもいいのだろうか」ということをたくさん悩んだと告白した。

2AMのメンバー兼俳優として活動しているスロンと親交があり、一時はカフェの運営について相談をしていたというナム・ギュリ。彼女は「ある日スロンに、一階の建物が空いたから早く来てと言われました。でも私は『情熱的に運営しなくなるんじゃないかな? 』と思い、カフェを運営することについてはたくさん悩みました。その後もカフェ運営についてたくさん調べてみたのですが、結局やりませんでした。色んな人に相談もしてみたけれど、やっぱり本業にだけ集中しようと思いました」と話した。

ナム・ギュリは「デジャブ」のキャラクターを表現するため、体重を38kgにまで減量したと話し、注目を集めた。

「その後、体重を戻す時間も持てずに次期作に入ることになりました。その時期くらいからは事務所もなかったので準備するのがすごく大変でした。群山(クンサン)で撮影する映画だったのですが、もう一つの新しい世界を学びましたね」

さらに「私は練習生時代が長かったんです。またデビューしてからはすぐに多くの人々から人気を得ました。だから私が努力もせずに人気を得たと思う人がいるかもしれませんが、私は7~8年間を練習生として苦労し『果たしてデビューすることができるのだろうか』と思いながら準備をしてきました」と付け加えた。

彼女に挑戦したい役について聞くと、社会的な問題を描いた作品に出演したいと話し「トガニ 幼き瞳の告発」「ハン・ゴンジュ」「1987」などの作品を言及した。

「何か社会的に意味のある映画に出演してみたいです。実は、キャラクターは選べないくらい多いんです。素敵なキャラクターや挑戦してみたいキャラクターも多いのですが、社会的に意味のある作品の作業を一度はやってみたいです。何でもよくハマるスタイルです」

結婚について聞く記者の質問に彼女は「仕事の方がもっと好きになりました」と答えた。
「私の周りに結婚した友達が結構多いのですが、結婚が必須であるとは思いません。結婚する運命ならするけれど、今すぐにするつもりはないです。今は結婚が出来るような条件でもないし、余裕もないです。とりあえずは仕事に集中し40歳になる前に結婚できたらいいなと思っていますが、私の思う通りにできるようなことでもないです。非婚主義者でもなく赤ちゃんも可愛いと思いますが、結婚する相手がいないんです」

記者 : シン・ソウォン