BTS(防弾少年団)「目標はビルボード1位…世界で最も実力のある歌手になりたい」

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世界の歌謡市場でK-POPのプレゼンスを高めている防弾少年団。彼らが韓国の音楽シーンで成し遂げたことも多いが、世界の舞台で成し遂げていく記録は無限にある。

24日の午前、ロッテホテルソウル2階クリスタルボルルームで防弾少年団の「LOVE YOURSELF 轉 “Tear”」記者懇談会が開かれた。「LOVE YOURSELF 轉 “Tear”」発売を記念する場であると共に、「ビルボード・ミュージック・アワード」カムバックステージに関する感想などを話す場となった。

「LOVE YOURSELF」シリーズは自分自身を愛することが、本当の愛の始まりだというメッセージを盛り込んだアルバム。「起“Wonder”」と「承“Her”」アルバムが愛のときめきとドキドキを表現したとしたら、「轉 “Tear”」は別れを前にした少年たちの痛みを描いた。仮面を被った愛の終わり、別れの痛みと喪失感を表現した。

タイトル曲「FAKE LOVE」を含む合計11のトラックで構成された今回のアルバムにはEmo Hip-hop、ポップバラード、UKフューチャーヒップホップ、ラテンポップジャンルから最新トレンドまで様々な曲を収録し、より広くなった防弾少年団の音楽世界を見せてくれる。
防弾少年団は今月21日(韓国時間)アメリカで開かれた「2018 ビルボード・ミュージック・アワード」で昨年に続き「トップソーシャルアーティスト(Top Social Artist)」部門で2年連続受賞した。パフォーマー資格で「FAKE LOVE」のステージも初公開した。司会者のケリー・クラークソンは防弾少年団を「世界最高のボーイズグループ」と紹介し、そのプレゼンスが世界的に認められた。

これからの計画についても質問が相次いだ。防弾少年団のリーダーRMは「デビュー6年目だが、この瞬間に最善を尽くそうと誓った。まず、今日行われるカムバックショーと8月のコンサートを準備するのが理想的な活動だと思う」と話した。

彼は続いて「乗り越えるべき山は多いが、今回のアルバムでビルボード200(ビルボードのメインチャート)で1位を取ってみようと話した。ホット100では10位圏内に入りたい。トップ10はその後、夢見ようと話した」と今回のアルバムの目標も付け加えた。

SUGAは「目標は大きいほどいい。ビルボード200で1位、ホット100で1位、グラミーにも出てみたい。世界でもっとも影響力のある歌手になりたい」と明かした。

防弾少年団は24日の午後、90分間に渡り進行されるMnet「BTS COMEBACK SHOW」で華麗なカムバックショーを行う。タイトル曲のステージならびに収録曲のステージを初公開する。アメリカの人気番組「エレンの部屋」「レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン」などの放送も控えている。

以下は防弾少年団の記者懇談会の一問一答である。

――アルバムの予約注文数150万枚など、凄まじい記録を作り上げている。今回のアルバムが公開されたとき、アメリカにいたが、どうだったのか?

ジン:アルバム発売時間がアメリカでは深夜でした。それでもファンの皆さんとアルバムを一緒に聞きたかったし、リアルタイムの反応も知りたくて待ちました。本当に喜んでくれました。

SUGA:1年半ぶりのアルバムで、心配しなかったといえば嘘になります。作業をしながら聞かせてあげたいと思いましたが、たくさん愛されて感謝し、楽しい日々を過ごしています。

ジミン:僕たちも記録にいつも驚いています。韓国だけでなく、世界からの関心に感謝するだけです。一生懸命音楽に取り組むことだけが、恩返しする道だと思っています。

――今回のアルバムを紹介するとしたら。

RM:“起承転結”シリーズのうち、3番目のシリーズです。起承では愛のときめきとドキドキを描いたとしたら、今は別れについて歌っています。自分が作り上げた偽りの愛は、結局別れを迎えるという意味を持っています。自分を愛さないと本当の愛は出来ないという話です。別れを経験しながら前にする成長も描いています。

――「FAKE LOVE」はどんな曲なのか?

RM:「FAKE LOVE」は陰鬱で奇異な雰囲気をかもし出すEmo Popジャンルを選択しました。別れの感性を僕たちだけのスタイルで上手く解釈したと思います。作業のときは大変でしたが、作業を終えてからは早く聞かせたいという思いでした。

SUGA:タイトル曲を作り、発表するときは心配が多いですが、「FAKE LOVE」は聞いてすぐに“やった”と思いました。それだけ気に入ったし、愛されて感謝しています。

――ビルボードの「トップソーシャルアーティスト」部門で賞を受賞した感想は?

RM:たくさんのファンが僕たちを変えました。賞をもらって彼らに感謝する時間を持ちました。

ジミン:ARMY(防弾少年団ファンクラブ)の皆さんが、僕たちのことを愛してくれて誇りに思ってくれるだけに、僕たちもARMYの皆さんを愛しているし、誇りに思います。賞をもらったので、よりがんばらないといけないと覚悟しました。

――「FAKE LOVE」のカムバックステージを「ビルボード・ミュージック・アワード」で披露した感想は?

V:前回は、ステージを見せることが出来なくで残念でしたが、今回はカムバックステージを披露することが出来て光栄で、嬉しかったです。本当に世界のARMYの皆さんにこんなに素敵なところでステージを見せられるのは、光栄なことだと感謝しました。

ジョングク:「ビルボード・ミュージック・アワード」ステージに立つことは予想できなかったですが、新曲でカムバックステージに立つことになり、感激しました。韓国にいるように観客の皆さんが一緒に歌ってくれて感動したし、たくさんのARMYが会場に来てくれて力になった。

――ビルボードが防弾少年団のビルボード200での1位を予想したが?

SUGA:期待半分、心配半分です。期待しないほうが良さそうです。

――「ビルボード・ミュージック・アワード」で選んだ最高の瞬間の中に、ジョングクの腹筋が取り上げられたが知っているのか?

ジョングク:知ることになりました。今回の活動をする間に、より鮮明な腹筋を作るべきだと思いました。

――ケリー・クラークソンから「全世界で最も立派なボーイバンド」と紹介された。その理由を何だと思うのか?

ジン:僕たちが尊敬している方が、最高のボーイズバンドだと話してくれたとき、こんなに褒められていいのかと思いました。恐らくファンの皆さんが僕たちを愛してくれて、応援してくれるため、多くの方が僕たちのことを分かってくれて、僕たちの歌を聞いてくれると思います。

RM:歌手で、パフォーマンスをするグループということを自覚していること、本質に充実し、アイドルと芸能人としてソーシャルメディアでのコミュニケーションをしようとしたところ、韓国語が世界の様々な国の言葉に翻訳され、簡単に伝達されるようにしたところも大きな部分を占めていると思います。

――ビルボードアフターパーティを諦めた理由は?

SUGA:アフターパーティよりいいのは、ファンとのコミュニケーション、僕たちだけでシャンパンを飲むことです。結論的には、疲れていたので睡眠が必要でした。

ジミン:すでにトップソーシャルアーティスト賞候補に上がったことがファンのおかげだと思ったし、授賞式前から受賞と関係なく、ファンのところに行くのが正しいのではないかとメンバーと意見が一致していました。

――体調管理はどうしているのか?

SUGA:とても疲れていますが、韓国の音楽産業ではアルバムが発売されると同時に活動を始めなければならないので、しっかりと健康管理をしています。そうしなければならないと思います。

――2度目の殺害脅迫があったが、大丈夫なのか?

ジミン:僕より、むしろファンの方々がたくさん心配しているのではないかと気になりました。待っている方々が多いので、そのような脅迫に動揺する余裕もなかったです。スタッフにたくさんサポートしてもらっているので、心配しなくても大丈夫です。

――今後の計画、目標は?

RM:この瞬間に最善を尽くし、今日のカムバックショー、8月のコンサートを準備するのが理想的な活動だと思います。アルバムの目標はビルボード200(ビルボードのメインアルバムチャート)で1位、ホット100(ビルボードのシングルチャートの)では10位圏内だと話していました。

SUGA:ホット100でも1位を記録し、スタジアムツアーも開きたい。グラミー賞授賞式にも行ってみたい。世界で最も実力のある歌手になりたい。全部を実現するのは大変かもしれないが夢は大きければ大きいほどいいです。口に出して言ってしまったので熱心に頑張りたいです。

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記者 : イ・ウイン