Ara&INFINITE エル&ソン・ドンイル主演ドラマ「ハンムラビ法廷」予告編を公開…“本物の判事”がやって来る

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写真=STUDIO&NEW
Ara、INFINITE エル、ソン・ドンイルが、人間的で心温まる法廷ドラマ「ハンムラビ法廷」を通じて視聴者たちのもとを訪ねて行く。

JTBC新しい月火ドラマ「ハンムラビ法廷」(脚本:ムン・ユソク、演出:クァク・ジョンファン)が昨日(14日)、共感指数を高める本予告編を公開した。まず先立って公開された、まったく違うパク・チャオルム(Ara)、イム・バルン(エル)、ハン・セサン(ソン・ドンイル)3人の、普通ではない個性で笑いを誘う予告映像とは異なり、今回初公開された予告編は、人間臭い判事の真剣な悩みを描き、視線を集めた。

「ハンムラビ法廷」は“強者に強く、弱者に弱い裁判所”を夢見る、理想主義者の熱血新人判事パク・チャオルム、生半可な善意より原理原則が最優先である超エリート判事イム・バルン、世の中の重きを知っている現実主義の部長判事ハン・セサン、正反対の性格を持つ3人の裁判官が繰り広げる、生活密着型法廷ドラマだ。途方もない事件ではなく、私たちの周りにあるような、素朴だがリアルに肌で感じられる現実的なストーリーで、共感指数を高める。

公開された予告編は、私たちが知らなかった判事たちの心温まる話で感動を呼ぶ。登場するだけで裁判所を騒然とさせた“熱血判事”パク・チャオルム、冷徹な原理・原則主義者のイム・バルン、法律と現実の間で戸惑うことなくカッと怒るが、人間味あふれるハン・セサン。民事44部の判事3人は、性格も、原則も、年齢も、性別も異なるが、法を執行する裁判官という責任の前で、真剣に悩んで激しく自らを問い直す真面目さだけは似ている。

「この服は、主権者である国民が司法に任務を委任することを象徴する。覚えておいてください」というハン・セサンの要請は、感慨深さを隠せないパク・チャオルムの眼差しと交差して、深い印象を加える。「外には、生涯契約というものを書くことも読むこともできないのに、一日一日を一生懸命生きている方がどれだけ多いか、知っていますか?」という錐のような鋭い問いが、共感を刺激する。庶民の生活の中に入って、涙を拭いて手を撫でてあげるパク・チャオルムの共感能力は、冷たい裁判所で熱い活躍を繰り広げることを期待させる。

原理・原則主義者のイム・バルンにとっても、人と人との出来事を扱う民事44部裁判への悩みを深くさせる。「法服を着ると人の表情を消さなければならないが、人の心まで消してはいけなかったのに…」と自責するイム・バルンの姿は、成長と変化を予告する。「20年が過ぎても、他人の話を聞くのは本当に難しいですね」と虚心坦懐に打ち明けるハン・セサンの悩みは、彼の顔に刻まれた歳月の重みが加わり、より感慨深い。

パク・チャオルムとイム・バルン、ハン・セサンの悩みが、視聴者にリアルに感じられる理由は、民事44部の人に集中する民事裁判を扱うためだ。冷たい風に吹かれながら、1人でデモをして連行される高齢者、市場で日々苦しいながらも生活を続ける人、裁判の結果に笑って泣いて、普通の生活はまさに私たちの姿と変わらない。

「五十歩と百歩が同じなんてことがあり得ますか? 百歩が二倍の罰を受けなければなりません。そんな奴らが被害者に少しでも問題がある場合、かえって自分たちが被害者であるふりをするでしょう」という共感深く、炭酸飲料のようなスカッとするセリフと、パク・チャオルムの涙は、普通の生活に遠く離れていた法ではなく、現実的な法と裁判を描く「ハンムラビ法廷」のアイデンティティを代弁する。続いて「私はあきらめていません」というパク・チャオルムの言葉と共に、裁判のために乗り出す民事44部の姿は、彼らが織り成すストーリーに期待を高める。

「ハンムラビ法廷」の中心となる民事44部は、殺人、窃盗などの刑事事件ではなく、人に集中する民事裁判を扱う。実際に経験しそうな現実的な事件を中心に、私たちが生活をしているリアルな現実を投影して、これまで気付かなかった様々な生活の顔を見せてくれる予定だ。人間味あふれる民事裁判所の風景は、時には苦く、時には痛快さを提供し、共感を呼ぶだろう。韓国で21日夜11時より放送される。

記者 : キム・ミリ