【REPORT】期待の実力派新人TARGET、東京公演でファンを魅了…ユニットステージではメンバーの肉体美も

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次世代K-POPアイドルとして注目される7人組ボーイズグループTARGETが、4月30日(月・祝)の札幌公演よりスタートした3都市を回る「WE ARE TARGET SPECIAL CONCERT」の東京公演を5月3日(木・祝)、豊洲PITにて開催した。

TARGETはリーダーのスルチャン、ジアイ、ゼス、ヒョン、ロイ、バウン、ウジンの7人で構成され、昨年12月「熱い思い」で日本デビューした後、今年1月に 「Awake」で韓国デビューを果たし、キュートで爽やかなルックスとシンクロダンス、オール日本語での軽快なトークで、着実にファン層を広げている。

18時に開演した東京公演2部は、TARGETの韓国デビュー曲「Awake」でスタート。同曲は、ジアイとウジンがラップメイキングに参加し、彼らの持ち味である華やかなダンスパフォーマンスが際立つヒップホップダンスナンバーだ。1曲目からエネルギッシュに、キレキレのダンスパフォーマンスを見せるメンバーたちの姿に、ファンからは大歓声が上がり、一気に会場の熱気が高まった。

しかしまだまだ物足りないメンバーたちは、全員であいさつした後、「皆さん、僕たちTARGETにもっと元気をちょうだい~!」と煽り、会場のテンションをさらに上げる! 自己紹介をした後も、ギャグを見せたりファンへの愛を叫んだりするなど、元気よく盛り上げ、バウンはひょっこりはんの「ナイスひょっこり~」を繰り出し、オープニングトークから楽しさ満載。

さらに、フォトタイムが設けられ、メンバーたちは客席に向け、指ハートやピースサインなどさまざまなポーズを取り、ファンにスペシャルな時間をプレゼントした。

その後も7人で披露した曲の他、それぞれの個性を生かしたユニットステージも圧巻だった。まず、スルチャン&ヒョンは甘い声で切ないバラード曲を熱唱。表現力豊かに歌い上げ、ファンをうっとりさせた。そんな2人とは対照的に、ジアイ&ゼス&バウンの3人はヒップホップナンバーをメドレーで披露し、ファンキーでノリノリな雰囲気を演出。会場はクラブにいるような一体感が生まれ、3人はその勢いで客席に降り、会場を回りながらファンと近い距離で接し、さらに会場を熱狂させた。

そして、元気よくステージ両サイドから登場したロイ&ウジンは、パワフルでセクシーなステージを展開。愛らしい一面からは想像がつかないウジンのアクロバテイック、バク宙も飛び出した激しいダンスパフォーマンスに続き、ハードなラップ曲を披露。ロイは上着を脱ぎ捨て、たくましい腕をあらわに。ウジンはインナーのTシャツを破って上半身を露出させる大胆なパフォーマンスを見せ、キレイに割れた腹筋を目の辺りにしたファンの黄色い歓声がこだました。

MCでも、メンバーたちがロイとウジンの鍛えられた肉体美のパフォーマンスに対し、「ヤバイ」「鼻血出るな~」などといじりながら、2人が頑張って準備していたことを明かし、末っ子ながら男らしさを発揮したウジンは「恥ずかしかったけど、カッコよかったと思います!」と満足した表情を浮かべた。

本編のラストは、7人の爽やかさ、キュートさが楽しめる日本デビューシングル「熱い思い」。歌う前に、客席に「叫んで!」と呼び掛け、会場内の熱気を最高潮にしてから曲に入り、弾けるようなパフォーマンスで、まさにファンに彼らの“熱い思い”を届けた。

さらに、「TARGET!」コールを受け、アンコールではキュートなカチューシャをつけてステージに登場した7人。全員がすぐに客席に降り、曲を歌いながら、会場中を隅々回り、ファン一人一人と目を合わせハイタッチをするなど、愛情あふれるファンサービスで、最後までファンの心をわしづかみにした。

ライブでは、カリスマ性あふれるパフォーマンスで目を惹きつけ、MCではメンバーたちのわちゃわちゃ感にほっこりさせられる日本語での楽しいトークはもちろん、愛嬌も見せるなど、終始ファンを楽しませ、日本での活動を継続的に行うTARGETならではのMCで魅力がたっぷり詰まった公演だった。

7月に韓国でカムバックすることも発表されたTARGET。次はどんな姿を見せてくれるのか、これからの成長がますます楽しみなグループだ。

「WE ARE TARGET SPECIAL CONCERT」
2018年4月30日(月)札幌:Zepp Sapporo
2018年5月3日(木・祝)東京:チームスマイル 豊洲PIT
2018年5月5日(土・祝)大阪:Zepp Osaka Bayside

■関連サイト
オフィシャルサイト:http://target7.jp/

記者 : Kstyle編集部