【REPORT】VIXXがインターナショナル・フィルム・フェスを開催!ミステリー、ホラー、ブロマンスの3部門を制したベスト俳優は?
Kstyle |
国際フェスは新曲の日本初披露からスタート
「Ladies and Gentlemen、2018 VIXX VIP FILM FESTIVALにようこそお越しくださいました!」とのアナウンスから始まった本公演。アナウンスは日英二ヶ国語で行われ、国際フェスの雰囲気がたっぷり。まずは6人のアクターが一人ずつ紹介され、早速のフォトタイム。パシパシというカメラのシャッター音が会場中に広がり、国際的な注目度の高さが伺われる。その後、今日のコンセプトが明らかに。映画のジャンル毎に用意されたクイズやゲームを通して、まずは、そのジャンルに一番適したメンバー(主人公)をチョイス。最も多くのジャンルを制したメンバーがこの日のベスト俳優となり、名誉の殿堂入りを果たす。そして、ご褒美としてエンディング・ステージの主人公になることが明かされると、ケンは「本物の主人公になるということですね」と俄然意欲を見て、「なりたい」とダブルピース。メンバー中、最も早く銀幕デビューを果たしたヒョギは「映画俳優は誰でも出来るものじゃありません。今日は僕の日になるんじゃないですかね」と自信満々。そんな彼にエンは「それは自信満々すぎ」とツッコみ、他のメンバーも対抗意識を燃やす。
ミステリー映画の主人公を決めろ!
最初のテーマはミステリー映画。エンは早くも名探偵気分で「犯人はここの中にいる」と放ち、雰囲気を高める。そして、ミステリー映画の主人公(名探偵)の条件を聞かれた彼は、頭がいい、ルックスがいい、力持ち、可愛い、とコメント。ラビは推理力を一番にあげ、「ミステリーVIXXクイズ」で、メンバーは推理力を競う。一問目はケンの出題で、「エンとヒョギの星座を当てる」クイズ。正解は二人共に蟹座だが、出題者のケンはエン=“パボ”座、ヒョギ=“格好いい”座と笑いを取りに行き、有利なはずのエンも自分の星座を正解できず。唯一正解したヒョギは蟹のイラスト付きでポイントをゲットした。
ケン:自信満々で自分を愛する自意識過剰タイプ。
エン&ヒョギ:情熱的で新しいことにチャレンジするのが好き。思いついたことはすぐに行動に移すが、熱しやすく冷めやすい。
ホンビン:調和を重視する平和主義者。知的で社交性があるが、優柔不断。自己愛が非常に強く、贅沢が好き。
ラビ:社交的で話好き。自由が好きで、束縛を嫌う。コロコロ気持ちが変わるマイペース・タイプ。
レオ:意思が強く、情熱的で一つのことに熱中。何を考えてるかよく分からない秘密主義。
ナルホドと納得する点、多々の診断だが、エンによれば、レオが実際の彼と一番合っているとのことだった。
二問目は「レオが思うレオの身体の魅力ポイントは?」。ホンビンは「愛嬌」、ヒョギは「皺」、ラビは「指」と答える中、正解したのは「髪の毛」のエンとレオ。「なぜ、髪の毛が魅力ポイントなの?」と聞かれたレオは「シックだから」と答え、CHIC(上品な)かと思いきや、意外にも実はSICKだから。「洗った後に髪が床に落ちる」のが魅力というから、エンの星座占いにあった「何を考えてるかよく分からない」というのも合点がいく。
ラビ→ヒョギ:全部。特に太もも
ヒョギ→レオ:肩
レオ→エン:髪
エン→ケン:唇
ケン→ホンビン:世界中で最高の顔
ホンビン→ラビ:お尻
とそれぞれ、隣のメンバーのチャーム・ポイントをピックアップした。
最後の問題は、4枚の写真から、ヒョギがSNSにアップしていない写真、つまり、ヒョギ以外のメンバーがアップした写真を選ぶ、というクイズ。モグモグ・キングのヒョギは数多くの食事の写真をアップしており、本人も「いつも食べるから、僕も分かりません」というから結構難問。一枚紛れ込んでいたのはラビの写真で、ラビも正解ならず。ケン、ヒョギ、レオが正解でポイントをゲットし、トータルで2ポイントを獲得したレオとヒョギがジャンケンで勝負し、勝ったヒョギがミステリー映画の主人公に決定! モニター画面にはシャーロックハットを被り、コートで名探偵風に変装した彼の写真が大きく映された。
目隠しダンスでホラー映画の主人公を探せ!
ミステリー映画の主人公が決まった後は、ファンのリクエストに応えるように「Can't say」を披露し、メンバーはそれぞれがフロアに向け手を振りながらパフォーマンス。エンは「歌うのが久しぶり」の意を込めて「久しぶり~」なんてアドリブも入れていく。歌の後はラビがメンバーにどんな映画が好きかをアンケート。ホンビンはメロ、エンはアニメと答え、メンバーは「となりのトトロ」の主題歌を即興でプチ披露。そして次のテーマがホラー映画と発表されると、メンバーはオオカミの吠える声やドラキュラ風笑い声を真似、皆で低い声のホラーバージョンで「となりのトトロ」を歌い、盛り上がった。
曲が始まり、恐る恐るパフォーマンスを始めるメンバーたち。手を前方に伸ばして他のメンバーとぶつからないようにし、腰は若干引け気味。それでも、ジャンプを始め、決めるところではきちんと決めるのはさすが。が、エンは次第に舞台上手の方にどんどんズレていき、ステージから落ちそうになるとスタッフがしっかりガード。客席は終始笑い声に包まれていたが、ラストはきちんと「VIXX」と掛け声を送り、フィナーレ。その後、誰が成功で、誰が失敗かと決めるべく、ビデオ判定をし、エンは「ケンかホンビンのどちらかが一番」と話して最終的にウィナーはケンに決定。モニター画面にはアイパッチをつけた海賊風のケンの写真が映された。
バドミントンでブロマンス度をチェック!
最後のコーナーは“ブロマンス”で、エンは「このゲームが一番面白いです」とファンの期待を高める。そして「ブロマンスを演じるには、ロマンチックさをちゃんと表現しないといけないじゃないですか! ドラマや映画の中で記憶の残っているロマンチックなセリフはありますか?」(ケン)との問いかけに、エンが最近「重版出来!」を見ていると話すが、残念ながら、このドラマにロマンチックなシーンはなし。ヒョギは映画『Love Letter』で中山美穂が放った名セリフ「お元気ですか~」を実演し、ラビは映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』に感動したと明かすが、台詞の再現には至らず。で、台詞の再現でブロマンス度を測るかと思いきや、3チームに分かれたカップルバドミントンで、メンバー同士の相性をチェックすることに。
ケンが名誉の殿堂入り
その後、チームは「Goodbye your love」を歌い、いよいよHall of Fameを発表! ホラー、ブロマンスの二部門を制したケンが選ばれたが、彼はまだ信じられない様子。副賞として本編ラストで彼がカメラを独占することになるが、その前に、メンバーはエンディングのコメントでファンへの気持を伝える。ホンビン「早いうちにいいアルバムで戻ってきて、もっと楽しく遊びたいです」
ラビ「いつも応援して下さって本当にありがとうございます」
ケン「今日、いい思い出を作ったので嬉しいです。これからも、もっと会えたら嬉しいです。愛してる(投げキッス)」
ヒョギ「今日も皆さんからいいエネルギーをもらったので、これからも一生懸命頑張ります。皆さんもいつも幸せで健康に気を付けて下さい。元気ましょう!」
エン「皆さんがいるから僕はいつも幸せです。これからも一緒にいましょう。約束しましょう」
ラストは「ラララ~愛をありがとう~」でハッピーに幕締め。カメラはケンのみを捉えるため、ホンビンやエンは自分のパートでケンに近寄り、彼と肩を組んでシンギング。皆が客席に降りてファンに接近する中、前半はヒョギが一人ステージに残って熱唱し、ケンは敬礼ポーズからのキメポーズ連発で贅沢にカメラを独り占め。ラビがファンに「一緒に!」と声をかけるとテープが発射され、最後はケンが「ラララ~」と歌いながらVサイン。歌い終え、全員がステージ袖にさがっても、ケンだけが舞台に残り、サランへポーズからの投げキッスでファンの歓声を独占していた。
ヒョギの怪我というアクシデントもあったが、映画祭というコンセプトはユニークかつ楽しく、年内の来日コンサートも発表され今後が楽しみ。ヒョギが完全に回復し、再び6人でファンの前に戻ってきてくれることを心待ちにしたい。
ライター:きむ・たく
■公演概要
2018 ST★RLIGHT Fan Meeting ~VIXX VIP FILM FESTIVAL~
日時:2018年5月2日(水)18:00 開場 / 19:00 開演
会場:パシフィコ横浜 国立大ホール
【セットリスト】
01. Scentist
02. Can't say
03. 傷つく準備ができてる
04. Goodbye your love
05. ラララ~愛をありがとう~
<Encore>
06. 花風
■関連サイト
・VIXX日本公式ファンクラブ:https://lovevixx.com/
・VIXX公式モバイル:https://vixxmobile.com/
記者 : Kstyle編集部