“絵の代作疑惑”チョ・ヨンナム、別の代作詐欺事件で懲役4ヶ月・執行猶予1年を求刑

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写真=TVレポート DB
また異なる代作詐欺事件で裁判にかけられた歌手チョ・ヨンナムに、検察が執行猶予を求刑した。

本日(25日)ソウル瑞草(ソチョ)区ソウル中央地方裁判所刑事17単独で、チョ・ヨンナムの詐欺嫌疑に対する3度目の公判が行われた。この日検察は、チョ・ヨンナムが被害者と合意したことを酌量し、懲役4ヶ月に執行猶予1年を求刑した。

検察の求刑後、チョ・ヨンナムは「わたしの仕事を通じて、大韓民国に現代美術が存在することをたくさん知らせることが出来て、僕はいい機会だったと思う」とし「僕が懲役を受けることになれば、現代美術史において面白いことになると思う」と話した。

Aさんは、2011年「ライ麦畑でつかまえて」をチョ・ヨンナムから800万ウォン(約80万円)で購入した。しかし“チョ・ヨンナム代作議論”が巻き起こると、彼を検察に告訴した。その後、ソウル中央地方検察庁はチョ・ヨンナムに対し、無嫌疑処分を下したが、Aさんが抗告、ソウル高等検察庁は再捜査の末に検察市民委員会の満場一致結論に従い、チョ・ヨンナムを詐欺の疑いで裁判にかけた。

チョ・ヨンナムは今回の裁判の他にも、代作画家ソンさんなどに絵を描かせた後、少し上塗りをして自分の署名を入れて売った疑いで起訴され、控訴審を行っている。裁判部は1審で、チョ・ヨンナムに懲役10ヶ月、執行猶予2年を言い渡した。

記者 : チョ・ヘリョン