チ・ヒョヌ「遅れた軍入隊で変化、怒りたかったのに…」

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俳優チ・ヒョヌは遅れて軍入隊し、変わった点が多いと明かした。

映画「殺人小説」の主人公を務めたチ・ヒョヌは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区八判洞(パルパンドン)のカフェで行われたインタビューで、軍服務後に変わった点について話した。

チ・ヒョヌは軍除隊後から、作品のすべての台詞を筆記する習慣がついたという。「20代には、慎重というよりは衝動的だった。世間一般的に言う“青春”のような感じだった。でも30歳を過ぎてからは、そうできない」と話した。

チ・ヒョヌは軍隊を経験してから変わった部分を聞く質問に「確かにある」とし「上司も僕より若い方がほとんどだし、軍隊では不満があってもきちんと話すことができない。月給も10万ウォン(約1万円)程度だ。自分自身がものすごく消極的になる感じがした」と答えた。

また「歯の矯正をしていたのだが、週末になると衛兵所の正門にチキンなどを頼める所があるので、何個か頼んであげていた。でも僕は矯正しているため食べる速度が遅いのに、他の子たちが全部食べちゃったりして、怒りたかったのにそれすらも言えなかった」と付け加え、笑いを誘った。

チ・ヒョヌは軍隊の同期について「今も仲良く過ごしている。そういう点は良いと思う。ソウルだけでなく、全国から集まって一緒に生活していたので楽しかった。みんな良い子達だったので、年に1~2回は会っている」と伝えた。

チ・ヒョヌは「殺人小説」で本音が分からない小説家のスンテ役を務め、イメージチェンジを図った。そんな彼の熱演に、印象的だと好評が続いている。

「殺人小説」は、補欠選挙の市長候補に指名され人生最高の瞬間を迎えたギョンソク(オ・マンソク)が、有力な政治家である舅の不正資金を隠すために寄った別荘で、怪しい青年のスンテ(チ・ヒョヌ)に出会い、衝撃的な事件に巻き込まれる24時間を、緊迫かつ密度のある構成で描いたサスペンススリラー映画だ。映画は、韓国で25日に公開される。

記者 : ソン・ヒョジョン、写真 : キム・ジェチャン