【REPORT】B.A.P、1年ぶりの日本ツアー開催!カラフルな“風船演出”でメンバー&ファンも笑顔に

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約1年ぶりの開催となったB.A.Pのツアー「JAPAN TOUR 2018 ~MASSIVE~」が4月11日、12日に東京・豊洲PIT、4月14日、15日に大阪・堂島リバーフォーラムで開催された。

今年3月に発売されたアルバム「MAASIVE」を引っ提げてのツアーは、アルバムの1曲目で、2015年に1年9ヶ月ぶりに韓国でカムバックした際に発表されたB.A.Pのパワフルな男らしさとキャッチーなメロディが印象的な楽曲「YOUNG,WILD&FREE(JP ver.)」でスタート。続く2018年1月に日本9thシングルとして発売された「HANDS UP(JP ver.)」では、メンバーが片手をあげ力強く「HANDS UP」と言うたびに会場は一体感を増し、開始からパワー全開のB.A.Pの男らしい魅力が溢れ、「これぞ、B.A.Pのライブだ」と感じる。

続く3曲目はイントロが印象的な「WAKE ME UP(JP ver.)」。バン・ヨングクとZELOのカリスマ溢れるラップはもちろん、メロディアスなサビではデヒョンの高音美声とヨンジェの柔らかな歌声が光る楽曲で、高い音楽性を示した。「DAIAMOND 4 YA(JP ver.)」では、ステージ後方下手からデヒョン、上手のヨンジェのボーカルラインが登場。風に揺れる白いシャツに身を包んだメンバーの登場に歓声が沸く。

「HANDS UP(JP.ver)」のC/W曲で発表され人気の高いミディアムテンポのバラード続く「MOONDANCE(JP ver.)」、セクシーな振り付けのダンスと「壊れそうな僕を抱きしめてよ」という切なく甘い歌詞が印象的な「I GUESS INEED YOU(JP ver.)」、美しいピアノの旋律が印象的な切ないバラード「FERMATA」の3曲では、表情豊かな歌声と、B.A.Pの新たな武器の一つでもあるセクシーな魅力を持ちながらも、どこか弱さも併せ持つ複雑な大人の男性の魅力を見せつけた。

続いてはソロコーナーへ。ツアー初日のこの日は、末っ子メンバーZELOのソロステージからスタート。得意のハイトーン高速ラップをあえて封印し、低音でムーディーな大人の雰囲気溢れるラップ楽曲「スレトゲテルテカジ」を日本初披露し、ラッパーとして新たな可能性も感じさせるステージとなった。ジョンアプは「NOW」で定評のあるセクシーでキレのあるダンスに加え、素直で耳に心地よい歌声でアーティストとしての成長し続ける姿を見せてくれた。

日本語の堪能なヨンジェ、デヒョン、ヒムチャンを中心に1年ぶりにツアーが出来る事の喜びと、ファンへの感謝の気持ちを伝えたMCコーナーに続いては、ライブ会場を一気にパーティー会場の雰囲気に変える「That's My Jam+Do What I Feel(KR ver.)」のメドレーへ。ファンと一緒にジャンプを繰り返しながら、ステージを縦横無尽&楽しそうに動くメンバーの姿が多く見られた。アルバム収録曲でEDMサウンドが特徴的な「ALL THE WAY UP(JP ver.)」では、近年欧米を中心に大流行しているSWAGなダンスにチャレンジ。明るくさわやかな「FEEL SO GOOD(JP ver.)」では、普段はクールなリーダー、バン・ヨングクも思わず笑顔を見せる楽しい雰囲気で会場に笑顔があふれた。

続いては再びのソロステージコーナーへ。デヒョンがハイトーンボイスで壮大なバラード「YOU」を披露。スイートながら力強い歌声でB.A.Pのメインボーカルとしての実力を発揮。さすがのステージを見せた。

B.A.Pのデビューからの様々なヒット曲をハイクオリティのMVと共に見せるヒストリー映像をはさみ、再びステージにメンバーが登場。会場に集まってくれたファンと一緒に楽しむために選んだという「Carnival」「HAJIMA(JP ver.)」「CRASH(JP ver.)」の3曲へ。「HAJIMA(JP ver.)」では、ステージ袖からメンバーが風船を持って登場。客席に放ち会場中にカラフルな風船が舞い踊り、本編ラストは前向きな歌詞でB.A.Pの明るい魅力が引き出された名曲「GOOD TIME(JP ver.)」で会場は、B.A.Pとファンの楽しいパーティー会場のような雰囲気となった。

また、翌日12日からはメンバーからの発案により、「HAJIMA(JP ver.)」で開場時に配られた風船をメンバーとファンで飛ばす「風船演出」が行われた。メンバーの合図で色とりどりのたくさんの風船が空に舞う姿にメンバーもファンも笑顔が溢れ、温かい空間となった。

B.A.Pファンの必須アイテム、ホイッスルに導かれ、アンコールステージにメンバーが再登場。ドラマチックな展開のメロディーと切ない歌詞が魅力の大人気楽曲「1004(JP ver.)」、ファンに向けて「これからも守るよ」というメッセージを込めた「WITH YOU(JP ver.)」まで1年ぶりとなるファンとの時間を体中で楽しんでいる姿が印象的だった。

デビュー当初からのB.A.Pの魅力でもある力強く男らしい雰囲気の楽曲やダンスに加え、様々な出来事を乗り越えたからこそ得たメンバー同士、そしてメンバーとファンの強い絆があるからこそ見せることが出来る、自然体のメンバーの姿が印象的なライブとなった今回の「B.A.P JAPAN TOUR 2018 ~MASSIVE~」。これからのB.A.Pの活躍にもさらに期待ができるステージとなった。

■公演概要
「B.A.P JAPAN TOUR 2018 ~MASSIVE~」
【セットリスト】
1.YOUNG,WILD&FREE(JP ver.)
2.HANDS UP(JP ver.)
3.WAKE ME UP(JP ver.)
4.DAIAMOND 4 YA(JP ver.)
5.MOONDANCE(JP ver.)
6.I GUESS INEED YOU(JP ver.)
7.FERMATA
8.スレトゲテルテカジ(ZELO solo)
9.NOW(JOUG UP solo)
10.That's My Jam + Do What I Feel(KR ver.)
11.ALL THE WAY UP(JP ver.)
12.FEEL SO GOOD(JP ver.)
13.YOU(DAE HYUN solo)
14.Carnival
15.HAJIMA(JP ver.)
16.CRASH(JP ver.)
17.GOOD TIME(JP ver.)
EN.1 1004(JP ver.)
EN.2 WITH YOU(JP ver.)

■関連サイト
B.A.P JAPAN OFFICIAL WEB SITE:http://bap-official.jp/

記者 : Kstyle編集部