純度100％のライブが楽しめるとは。確かに事故だった。音源が消えたが、ステージを止めることはできなかった。メンバーたちはアカペラでライブを続けた。花冷えの中でもエネルギーが溢れた。新人アイドルグループUNBの覇気を目の前で確認することができた。

「The Unit」のデビュー組UNBが本日（7日）午後1時30分ごろ、ソウル麻浦（マポ）区弘大（ホンデ）の街に登場した。デビューを記念する初めてのバスキング（路上公演）だった。9人のメンバーは待ってくれたファンに力強く挨拶した。この日は突然気温が下がり、メンバーたちは寒さと戦わなければならなかった。

メンバーたちは「本日デビューアルバムが発売されます。その前に皆さんにお会いしたくてバスキングを準備しました。歓迎してくれる皆さんのおかげで嬉しいです。寒い中でもたくさん来ていただいて感謝します」と挨拶した。

UNBのメンバーたちは順番に挨拶した後、ダブルタイトル曲の公演を披露した。初のタイトル曲「感覚」で男らしい魅力をアピールした。冷たい地面に横になる振り付けも辞さなかった。歓呼してくれるファンのために華やかな振付を見せた。

「感覚」の公演後、メンバーたちは明るい笑顔で現場に集まってくれた人々にあいさつした。KBS 2TV「The Unit」を通じて送ってくれた関心と応援に感謝の挨拶をした。今後活動で応えるとの抱負も伝えた。

UNBはファンのためのフォトタイムを設けた。本人を囲んでいたファンや通り過ぎる観光客にも一人一人に挨拶し、撮影のポーズを取った。団体隊形を作って映像と写真を撮る時間も設けた。

続いてもう一つのタイトル曲「ONLY ONE」のステージを続けた。しかし事故が起きた。伴奏が流れていたオーディオが切れてしまったのだ。メンバーたちは慌てたが、ステージを中断しなかった。より大きな声で歌とラップを続けた。その姿にファンはより大きな歓呼と拍手を送った。音響事故のおかげで、むしろUNBの純度100％ライブ公演が成り立ったのだ。

突然の状況にも上手に対処したUNB。さすが活動経験を持っているメンバーで結成されているため、優れた対処能力を見せた。覇気に熟練さまで備えた新人UNBの活動が期待できる瞬間だった。

UNBのデビューアルバム「BOYHOOD」は本日午後6時に発売される。

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