映画「風風風」ソン・ジヒョ“私にしか得られない友情を築くことができました”

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ソン・ジヒョが映画「風風風」(イ・ビョンホン監督)で6年ぶりに映画に出演した。

「風風風」は、浮気歴20年の“ソックン”と義弟の“ボンス”、そして恋に落ちたボンスの妻“ミヨン”の前に圧倒的な魅力を持つ“ジェニー”が現れることで、複雑に絡み合う状況を描いた大人の19禁コメディ映画だ。ソン・ジヒョはソックンの妹でSNS中毒のミヨン役で、春の韓国映画界にヒットの風を巻き起こした。

特に「風風風」は「サニー 永遠の仲間たち」を脚色し「二十歳」を演出したトークコメディの大御所イ・ビョンホン監督の新作で、公開前から多くの注目を浴びていた。愉快な演技で“他に替わりのいない女優”になったソン・ジヒョが、イ・ビョンホン監督に出会い、その相乗効果に観客も関心が高かった。

ソン・ジヒョは6年ぶりの映画復帰作である「風風風」の出演について「久しぶりの映画のように感じなかったです。映画、ドラマ、ミュージカルなど、すべてが1つの作品であり、私の10本の指の1つだと思っています。『風風風』はシナリオを読んだ時、大人にしかできない話だと思いました。イ・ソンミンさん、シン・ハギュンさん、イ・エルさんが参加すると聞いて、共演したかったです。私もそこに仲間入りしたいと思いました」と話した。

ソン・ジヒョはドラマ「今週、妻が浮気します」に続き「風風風」でも、相次いで浮気という題材の作品への出演を決定した。ドラマに続き、映画でもう一度難しいキャラクターに挑戦したソン・ジヒョは、浮気という題材を描く作品に出演したことについて「ただ作品が気に入ったので選択したのですが、たまたまそういう題材が重なったのだと思います。どうすれば既婚女性のように見えるかたくさん考えました。作品の全体的な印象が良かったので選択しただけです」と明らかにした。

「風風風」の撮影を通じて、最高の俳優たち、最高のスタッフとの固い友情を得たというソン・ジヒョは「今回の映画で、私にしか得られない友情を築くことができました。多くの方々は単なる作品として見られていると思いますが、私にとっての作品というのは、あの方々と共に撮影し、その時間を一緒に過ごしながら友情を築いてきたという思い出の1つとして残っています。特に、地方でのオールロケを一度もしたことがなかったので、地方での撮影に憧れがありましたが、今回『風風風』でそれが叶って、良い思い出をたくさん作ることができました」と語った。

済州島(チェジュド)でのオールロケで撮影を行っただけに、イ・ソンミン、シン・ハギュン、ソン・ジヒョ、イ・エルは実際の友人のように幸せな思い出をたくさん作ったという。ソン・ジヒョは「私は済州島を修学旅行でも行ったことがなかったんです。いつも済州島は撮影のためだけに行っていたけれど、『風風風』の撮影ではドライブにも行ったりしたので、旅行に来たような楽しい時間でした。イ・エルさんは済州島についてよく知っていたし、イ・ソンミン先輩にはおいしいレストランにたくさん連れて行ってもらって、癒やされた気分でした。済州島の海はキレイなところが本当に多いなと思い感心しました。ぜひ皆さんも済州島に遊びに行ってほしいです」とし、済州島に対する愛情も表した。

記者 : チャン・ジンリ