Wanna One、グラビア撮影のビハインドストーリーを公開

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昨年秋夕(チュソク:日本のお盆にあたる韓国の祭日)の連休前、秋の日差しいっぱいの日、Wanna Oneに初めて会った。場所は夫婦の契りを結ぶロマンチックな屋外ウェディングホール。11人の少年たちの登場で一瞬にして新世界に変わった。長いダウンジャケットを着るには暖か過ぎる天気だったが、何も言わずにグラビア撮影に集中したWanna Oneとの初の撮影後、待ち望んでいた2度目の撮影がついに実現した。前回の撮影の時に羽織っていた長いダウンジャケットのチャックを顎の下まで締めて、小走りに入ってくるWanna Oneに出会った瞬間、うんざりだった冬の寒さは一瞬に消えた。

新しい季節に再び出会ったWanna Oneのメンバーたちは、相変わらず元気だった。元気よく挨拶しながら撮影現場に入って、いつの間にかそれぞれ席に座って何かに熱中している。撮影を待つ姿にもそれぞれの個性が溢れている若者たちが集まっている姿をみると、Wanna Oneの人気の秘密がうかがえる。

明るいエネルギーを持つユン・ジソンは、昨年の秋も願っていた運転免許をまだ獲得できなかったと話し残念な表情。特にWanna Oneにとっては早く過ぎていく時間のためだろう。最年長らしい余裕あふれるユン・ジソンの撮影が行われている中、モニター画面が切れてしまい、自然の風景写真が表示されたことがあった。「うわ~、ジソンの人生写真が出た」というスタッフの冗談に「わあ、僕すごくよく撮れてますね。気に入りました」と返すユン・ジソン。おかげで緊張した雰囲気がほぐれた。

オン・ソンウとユン・ジソンが会うと楽しい。「お互い仲良くくっついてください」という注文に、ギュッと抱きしめてヘラヘラと笑う2人のおかげで、撮影現場は爆笑に包まれた。また今度は寄せ合った2人の顔が笑いをこらえて歪んでしまう。お互いの顔に唾がつきそうになってもう撮影中断する場面も。

さすが若者の体力は怖い。前日朝まで撮影し、最後に帰宅したというイ・デフィは、撮影現場に入ると、プルダクボックム(鶏のピリ辛炒め)麺を発見しては目からレーザーを出す。プルダクボックム麺をギュッと握り、「僕、これ食べたいなあ」と言うイ・デフィのため、コーヒーポットでお湯を沸かし始めたスタッフは、相次ぐメンバーたちのプルダクボックム麺の注文を受け、満面の笑顔(撮影前日にマネージャーからヒントを聞き、「@star1」が用意しておいたプルダクボックム麺の2つのボックスはすぐに消えたという)。

撮影を待ちながら他のメンバーたちのポーズを見ていたライ・グァンリンは、あるスタッフの1人のクラッチバッグに興味を見せる。「ファッションが好きで、関心が高い」とし、さまざまなブランドについてスタッフたちと気楽に会話しながら優れたコミュニケーション力を見せた。

Wanna Oneのメンバーたちはマナーも良い。キム・ジェファンは撮影前と後に両手を合わせて「よろしくお願いします」「お疲れ様でした」と深々と挨拶する。彼の挨拶は伝染性が強い。彼の挨拶を受けた相手はすぐに真似してしまう。おかげでWanna Oneの撮影現場は全スタッフの合唱挨拶リレーになった。

マナーが良いことではべ・ジニョンも欠かせない。「お弁当おいしく食べました。どこに捨てればいいですか?」と聞くべ・ジニョンに、自分が片付けるので適当に置いて良いと答えたスタッフ。「僕が食べたものだから僕が片付けます」と譲らないべ・ジニョンと、自分が片付けると最後まで言い張るスタッフ。結局、べ・ジニョンが片付けることで決着がついた。

礼儀正しいことで言えば、釜山(プサン)の男カン・ダニエルも欠かせない。「写真はよく撮れていますか?」とモニターを何度もチェックし、バタバタしているエディタに「こんなポーズはどうですか?」とアイディアを出したり、皆に「お疲れ様でした」という挨拶も忘れない。カン・ダニエルは撮影する時に持っていたバッグを見ると、上京する時の思い出まで呼び起こす。「僕がちょうどこんなバッグで上京しましたから」

スタジオで流れるBGMに合わせてグルーブに乗るハ・ソンウンのようにいつも楽しいメンバー、淡白な男たちがそうであるように、照れくさそうにしながらも優しい態度が魅力的なファン・ミンヒョンパク・ジフン。携帯ゲームをしながら1日の緊張をほぐすパク・ウジン。次の出会いをまた期待するのは欲張りなのだろうか。

Wanna One、爽やかさの溢れるグラビアを公開…春の彼氏ルックを披露

記者 : ソ・ハヨン