「第71回カンヌ国際映画祭」ユ・アイン主演&イ・チャンドン監督の新作映画「バーニング」コンペティション部門への出品なるか?

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イ・チャンドン監督が8年ぶりに披露する新作「バーニング」で、カンヌのレッドカーペットを歩けるか関心が高まっている。

Variety、DEADLINEなどの海外メディアは、最近「バーニング」が「第71回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に出品されるだろうと予測した。アジア映画の中で「カンヌ国際映画祭」に出品できる作品の1つに選んだのだ。

これに先駆けて、イ・チャンドン監督は映画「ペパーミント・キャンディー」「シークレット・サンシャイン」「ポエトリー アグネスの詩」で「カンヌ国際映画祭」に公式出品されたことがある。「ポエトリー アグネスの詩」が「カンヌ国際映画祭」で脚本賞を受賞し、「シークレット・サンシャイン」のヒロインであるチョン・ドヨンは主演女優賞を獲得した。2011年には、批評家週間の審査委員長としても活躍した。映画の関係者は「出品できるかどうかはまだわからない。落ち着いてポストプロダクション(撮影後の作業の総称)を行っている」と伝えた。

「バーニング」はそれぞれの方式で生きてきた3人の若者ジョンス、ベン、ヘミの出会いと、彼らの間で繰り広げられるミステリアスな事件を描く。村上春樹の「納屋を焼く」を原作にし、ユ・アイン、チョン・ジョンソ、スティーヴン・ユァンが出演した。

ユ・アインは映画の中で、愛する女性をめぐる謎を解こうとする、純粋ながらセンシティブな主人公ジョンス役を務める。ヒロインを務めた新人女優チョン・ジョンソは、ジョンスの故郷の友だちであり、また彼が愛する女性で、ミステリアスな魅力を持つキャラクターを演技する予定だ。

イ・チャンドン監督のほかの韓国監督としては、ホン・サンス監督の作品が出品される可能性がある。彼は昨年「カンヌ国際映画祭」で「その後」をコンペティション部門に出品し、スペシャル・スクリーニング部門に「クレアのカメラ」を披露した。先駆けた「ベルリン映画祭」に「GRASS」を出品したホン・サンス監督の新作も候補の1つだ。

「第71回カンヌ国際映画祭」は、5月8日(現地時刻)から19日まで、フランスの南部カンヌで開かれる。

記者 : チェ・ナヨン