Vol.2 ― A.C.E「デビューしてから今まで冒険をしてきたので、これからもずっと冒険を続けていきたい」

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韓国で話題を集めたオーディション番組KBS「The Unit~アイドル再起プロジェクト」と、JTBC「MIX NINE」に出演し、メンバーのうち3人がデビュー組に選抜された実力派新人グループA.C.Eがショーケース「A.C.E JAPAN Showcase Fan-con~SWEET FANTASY~」のため来日。初来日の感想や、これからの活動の展望について語ってくれたインタビュー後編をお届けする。

Vol.1 ― A.C.E、オーディション番組で話題沸騰の実力派新人が初来日!「僕らを好意的に見てくださった方々に感謝しています」

【PHOTO】A.C.E、初来日インタビューで見せた笑顔「僕たちのワールドツアーで世界一周をしてみたい!」

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――デビュー前に密着したドキュメンタリー番組で宿所での生活が公開されていましたが、部屋がとてもきれいに見えました。掃除や料理はどうしていますか?

ジュン:きれいに見えましたか?(笑)

ジェイソン:放送の前日、苦労しました(笑)

全員:(爆笑)

ジュン:各自の部屋は自分できれいにして、洗い物は食べたらすぐに各自でやるようにしています。そして、散らかっていると気がついた人がかたづけていますね。

――掃除が苦手なメンバーは?

ジェイソン:特にいないですね。みんな自分のことは自分でやっています。

ドンフン:最初は慣れなかったですが、寮生活に慣れてきてからは、みんなきちんとやれています。

――料理をすることは?

ジュン:練習生の頃は、たまにしていましたが、今は部屋に戻ったらいろいろとやることがあって、やっていません。ごくたまにラーメンを作るくらいです。たまに両親が作った料理を持ってきてくれることもありますが、普段はだいたいデリバリーを利用しています。

――チーム名が「Adventure Calling Emotions(冒険を引き起こす感情)」の頭文字ですが、自分が冒険をするとしたら、どんな冒険をしてみたいですか?

ジェイソン:現実では起こりえないような、映画に出てくるような冒険がいいですね。アベンジャーズみたいに宇宙怪物と戦ったりとか。

ジュン:おもしろいね(笑)。僕は世界一周です。もし実際に行ったら、これから見るもののすべてが違って見えそうな気がします。そして、なによりもA.C.Eのワールドツアーで世界一周をしたいです。

チャン:僕も世界一周とワールドツアーです!! 世界は広いじゃないですか。この世で僕が行ったことがない場所がないって思ったらすごいなって。そしてワールドツアーをしたら、いく先ごとにファンが増えて、全世界にファンができるからです。

ドンフン:僕も同じです。いろんな国に行きたいですが、それもA.C.Eの公演で行けたら幸せだろうし、楽しいだろうなとワクワクします。

Wow:僕はデビューしてから今まで冒険をしてきたので、これからもずっと冒険を続けていきたいです。

全員:なに、それー(爆笑)。

――ジュンさんは、デビュー前に、ミュージカル「ペスト」に出演経験がありますね。

ジュン:僕が演技のほうにも関心を持っていたので、事務所の社長がオーディションを受ける機会をもうけてくださったんです。キャスティングではなく、一般の方々と一緒にオーディションを受けましたが、3次まで受けて決まりました。後から記事で知ったのですが、1/1000倍の競争率だったそうです。初めての演技挑戦だったから、プレッシャーがすごかったのですが、すばらしい先輩方と一緒にできたことが光栄で、今でも忘れられない思い出です。

――これからも俳優活動はしたいですか?

ジュン:関心がありますし、これからもやってみたいと思いますが、まずはA.C.Eとしての姿をお見せするのが優先だと思います。演技は長期的な計画として、またいつか機会に恵まれたら挑戦したいです。

――頼れる兄ドンフンさん。チームの最年長として心がけていることは?

ドンフン:弟たちの模範にならないといけないし、アドバイスもしなければいけないので、最大限に態度で示しています。悪いことは注意して、メンバーの気持ちを理解しようと努力しています。できる限り自分のことを客観的に見るようにしていますね。だから僕は、少し考えることが多くて、口数も多いです。

――実際にはお兄さんがいるそうですが、お兄さんといるときはどんな感じなのですか?

ジュン:全然違って、やはり弟って感じです。僕らに対しては長兄らしく、弟たちのことをすごく考えてくれます。それだけに気苦労が多いことを僕らもわかっていますし、とてもありがたいです。

ドンフン:なぜなら、僕も末っ子のときがあったので、そのときにお兄さんたちに教えてもらい、学んだことが多いです。そしてこの弟たちも、いつかは兄の立場になるじゃないですか。僕が悪い姿を見せたら、そういうものだと思ってしまうから、できるだけよい姿を見せていこうとしています。

――WOWさんはV LIVEを見ると、他のメンバーに比べて口数がとても少ないですが、普段も寡黙なのですか? 他のメンバーが話しているときは、どんなことを考えているのでしょうか?

WOW:テレビを見ていて、おもしろいとじっと見入ってしまいますよね。そのように、僕もメンバーたちが話しているのを見ていると、おもしろくて見入ってしまうんです。V LIVEではカメラを見なきゃいけないのに、いつの間にかメンバーのほうを見てしまうんです(笑)。口数が多くないこともありますが、それよりもメンバーがおもしろすぎるのが問題です。

――ジェイソンさんはカナダ留学の経験がありますが、留学時代のお話を聞かせてください。

ジェイソン:両親が教育に熱心で、僕が高校生のときに留学をさせようと決めました。全部で3度、行ったり来たりしました。まだ子どもだったからつらくて韓国に戻りましたが、また行って……という感じで、合計で3回行ったんです。今はもう英語は忘れてしまいましたが、POPソングを歌うことにとても役に立っています。舌が固まる前に、英語をたくさん使ったので、発音の点で助けになっています。

――愛嬌満点のチャンさんは済州島出身でサッカー少年だったらしいですが、少年時代はどんな子だったのでしょうか?

チャン:子どもの頃も、今のチャンそのものです(笑)。見た目もあまり変わっていませんし(笑)、性格もそのままです。3人兄弟の末っ子ですが、兄たちとは年が離れていたし、兄たちは口数が少なかったので、自然と愛嬌をふりまく子になりました。サッカーは父がやっていて、2番目の兄もやっていたので、僕も小学生の頃に自然に始めたのですが、中学生のときにこの道は自分にあまり合っていないなと思って、高校生からはダンスを始めました。

――グループ名にちなんでA.C.Eの「ACE(一番)」を挙げてください。A.C.Eといえばデビュー曲「CACTUS」でのホットパンツが印象的でした。一番足がきれいな“ACE”は?

全員:WOWさん!!

チャン:太ももの筋肉がすごいです。

――食いしん坊の“ACE”は?

全員:チャン!

チャン:これは、認めます。

―― 一番よくしゃべる“ACE”は?

ジェイソン:これは誰だろう?

ドンフン:ジュンかな?

全員:ジュン??

ジュン:僕の場合は、リーダーとして立場的に言わなきゃいけないから……(笑)。

――悩んだのは、WOWさん以外、みんなよくしゃべるからですか?

チャン:でも、実はWOW兄さんもしゃべるときはよくしゃべりますよ。

ジェイソン:変なことばかり言うんです(笑)。

ジュン:なにか話せといういと言わなくて、ふとしたときに変なことを言います(笑)

―― 一番かっこいいと思う“ACE”は?

ドンフン:これは、少し考える時間が必要ですね。

ジュン:自分のことも選択可能ですか?

(「せーの」で選んだ結果、ジェイソンがWOWを選んだ以外は、全員自分を選択)

ジェイソン:WOWさんと目が合ったから「僕がお前を選ぶから、お前も俺を選べ」という意味だと理解したのに、裏切られました。

WOW:(笑)

――みんな自己愛が強いですね。

チャン:かっこいい人が多いのがA.C.Eなんです。

WOW:自分自身を愛することは大切です(笑)。

―― 一番女子にモテそうな“ACE”は?

ジュン:これは、自分以外を選ぼうか(笑)?

(「せーの」で選んだ結果、チャン→自分。WOWとドンフン→チャン。ジェイソン→WOW。ジュン→ドンフン)

チャン:僕はやっぱり自分です~(笑)

ドンフン:チャンは明るくてかわいいから、異性に限らずに多くの人にかわいがられると思います。実際にA.C.Eの中でも兄たちにかわいがられているので。

チャン:(日本語で)ありがとうございます。

WOW:僕、変えてもいいですか? ジェイソンさんにします。

ジェイソン:気を遣わなくていいよ。

Wow:僕がジェイソンさんを選んだ理由は、一緒にいたらとても楽しい。1日中笑わせてくれそうだからです。

ジェイソン:では、僕がWOWさんを選んだ理由は、普段はおっとりしていますが、まじめにやるべきときはやって、人を笑わせるつもりはないのにおもしろい。そして、他人の話をよく聞いてくれます。悩みがあったら、よく聞いてくれるタイプです。一緒にいて、気楽です。

ジュン:僕はドンフンを選びましたが、信念がしっかりして揺るぎないですし、信じられる人だからです。

――最後にKstyle読者にメッセージをお願いします。

ジュン:このように取材を受ける機会をいただけてとても感謝していますし、これから僕らには見せられるものが多いと思いますので、期待してください。多くの愛と関心を持っていただけるように頑張るA.C.Eになりますので、よろしくお願いします!!

ライター:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

記者 : Kstyle編集部