ソルビ、3/16にカムバック…新曲はYouTubeチャンネルで独占公開

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写真=Map Crew
ソルビが今月16日、電撃カムバックする。

ソルビは16日の夜9時、YouTube公式チャンネル「VILAVILA TV」で「Hyperism:Blue-CLASS」のミュージックビデオを電撃公開する。昨年5月に発売した「Hyperism:Red」以来10ヶ月ぶりに発売するソロアルバムだ。音楽サイトを通す一般的な公開ではなく、YouTubeチャンネル独占公開で音楽界に新たな波乱を起こすとみられる。

美術と音楽を組み合わせ、一つの作品を作り出す「セルフコラボレーション」で独創的な芸術世界を展開してきたソルビは、「Hyperism:Blue」を通して新たな次元の“クラス”を開いていく。YouTubeチャンネル独占公開という挑戦は、サイトで聞く音源が音楽の全てではないという考えから始まった。大衆音楽の限界を規定することなく、マルチメディア時代に相応しい様々なコンテンツとのコラボレーションを通して枠にはまった基準を離れる“ワン・ソース・マルチ・ユーズ(One-Source Multi-Use)”の新たな道を開くことになるだろう。

「Red」から続く「Blue」は「Hyperism」の連作の一環だ。ソルビは情報とコンテンツの洪水により、現代人の欲望と高くなった期待値を解消できなかった場合にやってくる相対的な剥奪感、喪失感などの副作用という時代的現象を「Hyperism」と定義し、様々な作品でこれを表現している。

ソルビは「Hyperism:Red」で女性の傷と人生を率直に盛り込み、共感と反響を引き出した。「Hyperism:Blue」は他人の視線から自由になれない社会的基準を見て、“ハイクラスとは何か”という哲学的な質問から始まり、“クラス”が決まったまま人生の競争を始める人々の憂うつと寂しさを“Blue”というカラーに溶け込ませ、音楽と美術作品で表現した。

ソルビの所属事務所の関係者は「ソルビというアーティストが持つ個性は、決まった枠を壊し、新たなものを作り出し、領域を広げていくところにある。音楽の新しさを見つけようとする試み」とし、「1人メディア時代に相応しく、新しいチャンネルを通して様々なマニアとより密接に近づきたいという願いも盛り込まれた。ソルビの試みを応援してほしい」と伝えた。

ソルビは16日の9時、「Hyperism:Blue-CLASS」を公開し、4月上旬に「Hyperism:Red」の展示会オープンと共に“Blue”のパフォーマンスを披露する。

記者 : シン・ナラ