Vol.1 ― B1A4、1年ぶりの日本ツアーも決定!「ファンと最大限コミュニケーションをとって、楽しい時間を過ごしたい」

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メンバー自身が作詞・作曲を手掛ける才能あふれるグループB1A4が、2018年第1弾シングル「Do You Remember」をリリース。今春には日本ツアーも予定している彼らに、新曲のリスニングポイントや、ツアーの意気込み、気になる近況などをたっぷり語ってもらった。

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――「Do You Remember」はジニョンさんが作った曲ですが、紹介をお願いします。

ジニョン:去っていく女性を恋しがって、一緒にいた場所などを思い出して「君はそれを覚えているかな?」と呼びかけるような曲です。

――せつない曲ですが、対照的に力強いサビのボーカルが印象的です。

ジニョン:サビには強い音を使ったので、自然とボーカルも力強くなりました。

ゴンチャン:最初は早いビートなのですが、サビですべての感情を集中して爆発させるような感じがとてもいいと思います。

――他のメンバーは、最初に曲を聞いてどう感じましたか?

シヌゥ:実はずいぶん前に作られていた曲だったので、シングルになると聞いたときは感動しましたね。

サンドゥル:壮大な感じがする曲なので、ステージで披露する僕らの姿を想像してみたら、楽しそうだな、いい曲だなって思いました。早くBANA(B1A4のファン)に聞かせたいという気持ちになりました。

――カップリングの「Paradise」はバロさんが書き下ろしましたが、どんな曲ですか?

バロ:夏に作ったので、夏に行った東南アジアの透明な海と澄み渡った海を見ながら、愛する人やBANAと一緒にこんな場所にいられたら、本当に気分がいいだろうなと考えて作った曲です。リラックスしながら聞ける楽しい曲を作りたくて。

――初回限定盤Bには、昨年、韓国で大ヒットした曲「Rollin'」のJapanese ver.も収録されていますが、MVはシドニーで撮影しましたね。スケジュールの関係で、撮影してすぐにとんぼ返りだったそうですが、なぜシドニーで撮影したのですか?

シヌゥ:「Rollin'」をイメージしたときに、オーストラリアの風景や海のシーンを入れたいという希望があって、時間はなかったけど撮影に行こうってことになりました。

――オーストラリアらしい食事も、自由時間も一切なしでしたか?

シヌゥ:食事は撮影の合間にケータリングを食べて、終わってからは韓国の食堂に行きました(笑)。

サンドゥル:でもその食堂に向かう道が、数年前に僕らがオーストラリアに行ったときにも通った道だったみたいで「あっ、ここ来たことがある」って思ったんです。それが不思議でした。

シヌゥ:僕が不思議なのは、食いしん坊のサンドゥルがご飯を食べに行く途中にそんなことに気がついたってことです(笑)。

サンドゥル:それはなに?僕は食べ物を前にしたら、他のことは考えてはいけない人ってこと?(笑)

全員:爆笑

バロ:僕はジニョン兄さんとおいしいものを食べました。

ジニョン:他のメンバーは寝ていたのですが、バロと2人だけで海をみながらステーキを食べました。

バロ:本当においしかったです。

――韓国活動時のエピソードはありますか?

シヌゥ:放送局のデモで音楽番組の放送休止になった時期だったので、あまり活動できなかったのが残念でした。

サンドゥル:ダンス練習の動画を初めて野外で撮影したのも記憶に残っています。バスケットコートにスタッフさんがカメラと照明を準備してくれて撮影しましたが、初めての経験だったから新鮮で楽しかったです。


メンバーが作詞・作曲…それぞれの方法は?

――普段、どのように曲を作られているのですか?

ジニョン:僕は自分の経験よりは、周囲の話を聞いて作ることが多いです。自分が経験をしなくても、感情の経験になるので。また、映画やドラマには、僕が知らない愛が描かれているので、それを使って曲を作ることもあります。

バロ:僕は主に好きなジャンルの曲を作りますね。「Paradise」も今、僕が好きなジャンルの曲なんです。好きなジャンルはHIPHOPがベースで、そのときのトレンドによって惹かれるジャンルも違ってきます。「Paradise」の場合は、夏だったのでトロピカルハウスに惹かれました。

――では、最近よく聞いている曲は?

バロ:ジャスティン・ティンバーレイクが最近、なぜかまた聞きたくなって聞いていますね。

ジニョン:キャッシュ・キャッシュが好きで、よく聞いています。曲が洗練されていて、誰もが好きになる魅力があると思います。日本の曲も好きですが、古いものを聞いていますね。Crystal Kayさんの「Boyfriend」とか、m-floさんの「let go」。それから「ソードアート・オンライン」というアニメのエンディングテーマなんですが、LiSAさんの「シルシ」が好きです。

バロ:僕は日本の曲だったら、やっぱりB1A4の曲です(笑)。「Paradise」とか、「Rollin'」のJapanese ver.とか。

――他のメンバーも作詞・作曲をされていますが、方法は?

シヌゥ:僕は、曲を作ろうと作業するタイプではなく、日常生活の中で思い浮かんだを書き留めておいて、それをもとに作っています。アルバムに入れる曲を作ろうと思って作るわけではなく、アルバムを出した直後でも作りますし、音楽番組の活動期間中でも、それこそ夜中でも早朝でも、思い浮かんだら作業をするときもあります。

サンドゥル:僕の場合は……。

シヌゥ:食べながら作ります(笑)。飛行機の中で……。

サンドゥル:いえいえ、それは嘘です(笑)。飛行機の中だけ合っていますけど、食べながらは作りません。僕の場合は、まだ曲作りが習慣になっていないからかもしれませんが、思いついたことを書き留めておくほうではないですね。普段感じてきたことや、映画やテレビを見て思ったとことなどが、自然と自分の中に積み重なっているようで、曲を作らなきゃいけないときになったら、そのためていたものが自然に出てくるといった感じです。

――曲作りの途中や、曲が完成したらメンバーに聞いてもらったりも?

シヌゥ:僕はあまり聞かせるほうじゃないですね。でも、ある程度曲が完成したときに隣にメンバーがいたら、聞いてもらうことはあるかな。

サンドゥル:そういえば、シヌゥ兄さんが作っている途中の曲を聞かせてくれたことはなかったかも。完成した曲のガイドボーカルを頼まれたことはあるけど。

シヌゥ:やっぱり、ある程度完成したものを聞かせたいという気持ちはありますね。


1年ぶりの日本ツアーも決定!「楽しいものを準備するつもりです」

――4月と5月にJAPAN TOUR 2018「Paradise」も決まりましたね。

ジニョン:ファンのみなさんが期待していると思うので、楽しいものを準備するつもりです。

バロ:1年ぶりのツアーなので、そのぶん、たくさんの思い出を作りたい。ファンと最大限コミュニケーションをとって、楽しい時間を過ごしたいですね。

――ジニョンさんの出演ドラマ「雲が描いた月明かり」が日本でオンエアされて、ファンも急増しているようです。

ジニョン:先日、ドラマのファンミーティングをしたのですが、初めてお会いする方が多くて、幅広い年齢層の方がいらしてくれたので、ドラマを好きになってくれたんだなと実感しました。

――新しいファンも次のツアーに来てくれそうですが、まだコンサートに来たことがない人に向けて、B1A4のライブならではの魅力をアピールしてください。

ジニョン:エナジーに満ち溢れていて、それでいて安らげる。楽しくて余裕があるライブだと思います。

シヌゥ:やはり観客との呼吸ではないかと思います。ただ見ているだけでなく、一緒に楽しめるポイントがあります。観客が自然に一緒になって笑ったり、歌ったりするような雰囲気があります。

サンドゥル:僕ら5人全員を知っている方もいるし、何人かだけ知っているという方もいらっしゃると思いますが、見に来てくださったら、5人のカラーが明確に違っていて、多様な魅力があることを知ってもらえると思います。

シヌゥ:それは、どんな色ですか?

ゴンチャン:サンドゥル兄さんは青じゃない? 底がない深い魅力。一度ハマったら抜け出せないから、濃いブルーです。

サンドゥル:チャン(ゴンチャン)は緑色かな。健康なイメージだし、人をリラックスさせるから。シヌゥ兄さんは、濃いグレー。

シヌゥ:僕がグレー?

サンドゥル:腹がちょっと黒っていうか、グレー?(笑)

シヌゥ:ひどい……。

サンドゥル:それは冗談で(笑)、赤ですね。情熱がすごいし、内に秘めた熱い心をステージでは爆発させるから。

シヌゥ:赤ってちょっとエッチなイメージじゃない?(笑)

ゴンチャン:兄さんはセクシーだから。

シヌゥ:そうか。そうだね(笑)。

ゴンチャン:そしてジニョン兄さんは黄色。ピカピカ光っているし、ファンを見るときのまなざしがとてもきれいで、そんな兄さんを見ているファンの目もきれいなので、黄色のイメージがあります。

シヌゥ:バロは、光を受けて光る蛍光色。いつもはバロがビタミンみたいにみんなを明るく照らしていますが、ときどき力が尽きてダウンするときがあるんです。そういうときは、僕らがバロを照らして光らせます。

――わちゃわちゃとしたトークも魅力ですよね。あれはアドリブなのですか?

シヌゥ:ある程度の流れは決めておきますが、メンバーのコンディションも、来てくれるファンも毎日違うから、状況によって違う内容になるようです。

――去年の国際フォーラムのコンサートではトークが長すぎて、3時間半を超えましたね。永遠にライブが終わらないのではと思うほどでした(笑)。

ゴンチャン:そうでしょう?(笑)。次の曲にいかなきゃいけないのに、みんながずっとアドリブで話すから、お互いにいつ終わらせようかって、顔色を見ているときがあります(笑)。

バロ:長くやろうと思っているわけじゃないのですが、ファンと話すのが楽しくて、つい長くなるんです。でもファンは、それを喜んでくれているようです。

――曲によって変わる演出も素晴らしかったですが、メンバーの意見も反映されているのですか?

シヌゥ:全員が意見を出し合って決めます。やはり自分たちで曲作りをしているので、曲によってどういうステージを作りたいというものがあって、みんな積極的に意見を出して話し合います。

――前回のツアーでは青山テルマさんとのコラボステージがありましたが、またコラボできる機会があるとすれば、一緒にやってみたいアーティストはいますか?

シヌゥ:とても多いです。多くすぎて1人を選ぶのが難しいですが、玉置浩二さんとコラボできたら光栄です。

ゴンチャン:B1A4のおもしろくて、かわいい魅力を見せたいので「PPAP」のピコ太郎さん。

サンドゥル:じゃあ、僕らはP1A4になるの?(笑)。僕は初めて聞いた日本の曲がサザンオールスターズさんの曲でした。だから、もし一緒に歌う機会があったら、すごくうれしいです。

――ツアーで個人的にやってみたいことはありますか?

シヌゥ:アイディアは、いつもいろいろと考えています。例えばプールサイドでライブをしたりとか、ワイヤーを使ったりとか。

サンドゥル:僕らがコンサートのことを話し合うときに、いつも出るのがワイヤーの話題なんですよ。

シヌゥ:だから去年、韓国のコンサートでワイヤーをやってみたんですね。

サンドゥル:怖くて死にそうでした(笑)。

シヌゥ:だから、ワイヤーなんて意見を出したのは誰だってなって。僕は高いところがあまり好きじゃないんです。

サンドゥル:僕がワイヤーをつけて客席に飛んで現れたらどうかと意見を出したんです。シヌゥ兄さんが高いところが嫌いだということを知っていたから、泣いたら面白いなって思ったんですけど、泣かなかったですね(笑)。

シヌゥ:それから、韓国ではB1A4バンドという生バンドをしたがえてのライブをやりましたが、日本でも久しぶりにやってみたいです。

――コンサートが決まると、まず準備することは?

ジニョン:キューシート(タイムテーブル)作りです。

バロ:そしてコンセプトを決めます。例えば、今回はファンとの対話を増やそうかとか、曲をじっくり聞かせようとか。

――次の日本ツアーの準備は、まだ始めていないですよね?

シヌゥ:もう考えていますよ。今、いろいろと考えていることを整理しているところです。

サンドゥル:シヌゥ兄さんはとても計画的な人なんです。プランマンです(笑)。どれくらい先まで計画を立てているの?

シヌゥ:10年先まで(笑)。

全員:爆笑


4月でデビュー7周年「今は1歳、1歳が気になります(笑)」

――4月にはデビュー7周年を迎えますが、7年間は長かったですか? それともあっという間?

シヌゥ:あっという間でした。まだ始めたばかりという気がします。

バロ:本当にあっという間です。いつの間にか20代後半になっていて、以前は年齢なんて気にしなかったのですが、今は1歳、1歳が気になります(笑)

ジニョン:僕もです。10代でメンバーと会ったから、年齢を重ねて大人になった姿を見ると、今でも見慣れない感じがするくらいです。

サンドゥル:7年間、深く考える余裕もなく駆け抜けるようにやってきて、今からやっといろんなことがわかってきて、考える余裕ができつつある、そんな感じですね。

ライター:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■リリース情報
B1A4 New Single「Do You Remember」
2018年2月7日リリース

【初回限定盤A】CD+DVD
品番:UPCH-7390 価格:¥1,800(tax in)
<CD>
M-1.Do You Remember
M-2.Paradise
M-3.Do You Remember (Instrumental)
M-4.Paradise (Instrumental)
<DVD>
「Do You Remember」Music Video

【初回限定盤B】CD+フォトブック
品番:UPCH-7391 価格:¥1,800(tax in)
<CD>
M-1.Do You Remember
M-2.Rollin'-Japanese ver.-
M-3.Do You Remember (Instrumental)
M-4.Rollin'-Japanese ver.- (Instrumental)
+フォトブック

【通常盤】CDのみ
品番:UPCH-5933 価格:¥1,200(tax in)
<CD>
M-1.Do You Remember
M-2.Paradise
M-3.Do You Remember (Instrumental)
M-4.Paradise (Instrumental)

■ツアー情報
B1A4 JAPAN TOUR 2018「Paradise」

4月7日(土)埼玉・戸田市文化会館 開場 17:00/開演 18:00
4月11日(水)東京・中野サンプラザ 開場 17:30/開演 18:30
4月12日(木)東京・中野サンプラザ 開場 17:30/開演 18:30
4月14日(土)千葉・市川市文化会館 開場 17:00/開演 18:00
4月27日(金)愛知・刈谷市総合文化センター大ホール 開場 17:30/開演 18:30
5月1日(火)福岡・福岡市民会館 開場 17:30/開演 18:30
5月4日(金祝)大阪・オリックス劇場 開場 17:00/開演 18:00
5月5日(土)大阪・オリックス劇場 開場 17:00/開演 18:00
5月6日(日)大阪・オリックス劇場 開場 16:00/開演 17:00

■関連サイト
B1A4オフィシャルHP:https://b1a4fc.jp/

記者 : Kstyle編集部