【REPORT】キム・ユジョン、極上のファンサービスに日本の女子高生ファンが涙…日本初のファンミーティング大盛況

Kstyle |

(C)KIM YOUJUNG JAPAN OFFICIAL FANCLUB
「雲が描いた月明り」で男装の美少女ラオンを演じた、いま最も旬な若手女優キム・ユジョンが、日本での初めてのファンミーティング『KIM YOU JUNG 1st FANMEETING IN TOKYO 2018』を2月18日に東京山野ホールで開催。会場にはユジョンと同年代の女子高生ファンがいっぱい! ファーストファンミらしい、初々しくも可愛らしい姿に、惜しみない拍手が送られた。


「私に会いに来てくださる皆さんとの約束を守りたかった」

売り出し早々チケットがソールドアウトになり、開催前から話題を呼んでいた今回のファンミーティング。会場に入ってまず驚いたのがファンの皆さんの年齢層! 現在18歳のユジョンと同年代とおぼしき若い女性ファンでいっぱいなのだ。もちろん男性ファンの姿も目立つ。ステージの飾りつけもピンクのハートがモチーフになっていて、会場全体がほんわかと愛らしい雰囲気に包まれながら、いまかいまかと今日の主役を待ちわびている。

そんな中、ついにキム・ユジョンがステージに登場! ロングヘア―に黒の花柄&シースルーのワンピース姿がまるでお人形さんのよう。あまりのキュートさに会場が一瞬、息をのむ。「雲が描いた月明り」のOSTから「My Dearest」を小鳥のように愛らしく歌い、歌い終わると「皆さんこんにちは。キム・ユジョンです。お会いできて嬉しいです。よろしくお願いします」と日本語で挨拶。ここでMCの古家正亨が登場。「雲が描いた月明り」ファンにはおなじみの司会者だけに、場内が沸く。そのMCに「アジアのプリンセスですよ~」と紹介されて「そんなことないです~」というように手を振ってはにかむユジョン。か、かわいい!(笑)実は少し前から体調が悪く、インタビューなどの仕事をキャンセルせざるを得なかったそう。「でも私に会いに来てくださる日本の皆さんとの約束を守りたかったので、ここに来ました」という健気な言葉に、大きな拍手が送られた。

(C)KIM YOUJUNG JAPAN OFFICIAL FANCLUB
次のトークコーナーでは、最近高校を卒業したことを嬉しそうに報告したユジョン。「以前は大人になるのが嫌だな、と思っていたのですが、なってみたらそうでもありませんでした(笑)。卒業したいまは満ち足りた気分でいっぱいです」。そして「雲が描いた月明り」の名シーン紹介のコーナーへ。パク・ボゴム演じる世子を相手にコミカルな表情を見せるユジョンに何度も笑い声が上がる。それらのシーンの多くはアドリブだったのだそうだ。映像スタートの合図、日本語の「どうぞ~」を、ささやくようだったり、甘えるようだったり、ニュアンスを変えて言ってみせるお茶目なユジョン。キュンキュンが止まらない!(笑)なかでも印象的だったのは、「つらい、泣きたい、苦しいと思ったとき、私は一ヶ所に集めてある、ファンの皆さんからもらった手紙を読みます。そしてもう一度自分を振り返るようにしています」という言葉。人気子役として幼い頃から芸能界にいただけ、これまでにいろんな経験をしてきたのだろう。


「雲が描いた月明り」の再現も!サービス満載でファンと交流

(C)KIM YOUJUNG JAPAN OFFICIAL FANCLUB
「雲が描いた月明り」のシーンをファンと一緒にステージ上で再現するコーナーでは、パク・ボゴムが演じた世子の役に回り、17歳の女子高生ファンに肩を貸してあげた男前なユジョン。生のユジョンを前に緊張するファンに「背の高さもちょうどいいでしょう?」とにっこり。続いて1枚の韓服を一緒に羽織って雨をよけるシーンを再現した相手も女子高生。感動で泣き出してしまったファンを励ます優しいユジョンだった。ほかにも「キスされた思い出に浸っている」愛嬌ポーズの再現に挑戦してみたり、いろんな表情を見せて楽しませてくれた。

(C)KIM YOUJUNG JAPAN OFFICIAL FANCLUB
お次は世界でひとつだけのファンへのプレゼント、オリジナルのうちわを作るコーナー。「何を描いたらいいですか?」と客席に問いかけたユジョン。ファンのリクエストを聞いて、絵柄は大好きなポニョに決定! 迷いのない手つきでどんどん描いていくあたりに性格が感じられる。「あいしてる」と日本語を書いたり、最近飼い始めたというネコのシールを貼ったり、サインをしたり。このサインも「皆さんに韓国語を知っていただきたいから」と言ってハングルで名前をはっきり書いたのが印象的だった。こうして完成したうちわは、抽選で選ばれた幸運な女子高生ファンのもとに。ユジョンを前にして「ヤバイ、カワイイ!」とテンションあがりまくりのファンを優しくハグして背中を撫でてあげる“お姉さん”なユジョン。包容力あふれる表情も見ることができた。ここで1部が終了。ユジョンは衣装替えのため一旦退場した。

(C)KIM YOUJUNG JAPAN OFFICIAL FANCLUB
2部は客席からの「ユジョンし~」という呼び声とともにスタート。ステージに現れたユジョンは、思わず「わ~お!」と言いたくなるようなキュート&セクシーなミニスカート姿!「ファッションには興味があります。着ていて楽な服が好きです」とユジョン。続いてこの日のために用意してくれた様々な映像が紹介された。レーシングカーに乗る場面では、かなりの走りっぷりを見せ、スピード狂であることが判明。赤のトレーナースーツ姿の自分を指して「この赤いトッポギが私です」というユジョンに場内大爆笑。「免許をとったら高速道路を目的地を決めずにひたすら走ってみたい」と豪快な夢も語ってくれた。次はお母さんとお姉さんと行ったハワイ旅行の映像を紹介。ハワイの大自然を前に感動するユジョン。サングラス姿がまたクールでカッコいい! 最後は奈良旅行の写真を披露。風景写真を撮るのが趣味というユジョン、物干し竿の洗濯バサミをアップで撮ったり、独特の感性あふれる写真の数々に、客席から笑い声があがる一幕も。大好きな焼肉を前にニンマリする写真や、鹿とのツーショットも可愛らしかった。「鹿っていい子じゃないですか。いい子のことは鹿もわかるみたい。私たち、いい子同士なので(笑)」とジョークを飛ばし、「子どもの頃から日本のあちらこちらを旅行するのが夢だったんです。次は温泉やジブリ美術館にも行ってみたい!」とも語ってくれたユジョン。ぜひ実現しますように。


「桜ノ雨」を日本語で歌唱“共感できる歌詞だったので…”

最後のファンとのふれあいコーナーは、事前にファンから「ファンミーティングで叶えて欲しいこと、やって欲しいこと」を日記形式で募集。その願いをユジョンが実際にステージの上で叶えてくれるというコーナー。まずは受験生の娘さんとお母さんが登壇し、持参してきた応援うちわにサインしてあげたユジョン。お次は、やはり高校3年生で、もう受験は終わったという女子高生が登場。そのリクエストで愛嬌ソングを披露することになったユジョン。「あのね~」と歌い始めたのはなんと日本語の歌!「韓国語だと伝わらないかもしれないと思ったので」と練習してきた日本語版で「ほんとに愛してる~」と歌ってくれる大サービスだった。最後は舞踊家の旦那様と奥様が賑やかに登壇。ユニークな個性をお持ちの旦那様とユジョンが「雲が描いた月明り」のワンシーンを思わせる華麗な舞いを披露して、ステージをおおいに盛り上げてくれた。

(C)KIM YOUJUNG JAPAN OFFICIAL FANCLUB
楽しかったファーストファンミもそろそろ終わりに近づいてきた。スクリーンに子役時代から出演してきた作品の映像が次々と映し出されると「いろんなことを思い出しました……」と感慨深げに語ったユジョン。最近は体調が悪く、不安なこともあったけれど、今日ファンの皆さんに会えて励まされたとのこと。「時間が早く過ぎて寂しいです。もっともっと努力して、皆さんに頻繁にお会いできるように頑張ります。今日は来てくださって本当にありがとうございました」

そして最後に日本語で歌ってくれたのはabsordの「桜ノ雨」。「偶然見つけた曲ですが共感できる歌詞だったので……」と語ったように、高校を卒業したばかりのユジョンにぴったりの、胸にじんとくる素敵な歌だった。この日会場にたくさん来ていた、高校3年生のファンの皆さんにとっても、いい思い出になったにちがいない。

バンビのような大きな瞳。透き通るように白い肌。年齢以上に大人っぽい顔や仕草を見せたかと思えば、ときには子どものような愛くるしい表情も……。ファーストファンミにして満員のファンを魅了したキム・ユジョン。最後はハイタッチ会も行われ、間近で見るユジョンにファンは大喜び。一足早い春の訪れのような、心温まるイベントとなった。

ライター:望月美寿

「KIM YOU JUNG 1st FANMEETING IN TOKYO 2018」
日時:2018年2月18日(日) 16:30 Open / 17:00 Start
会場:山野ホール

KNTVにて5月、公演の模様を放送!詳細はファンクラブサイトへ
キム・ユジョン ジャパンオフィシャルファンクラブ:https://kimyoujung.jp/

記者 : Kstyle編集部