“K-POP超有名作曲家”シンサドンホレンイ、自己破産の経緯を明かす「一攫千金を狙ったわけではない」

OSEN |

写真=OSEN DB
4Minute「Hot Issue」、EXID「Up&Down」などを作曲した有名作曲家シンサドンホレンイ(本名:イ・ホヤン)が自己破産を申し立てた。

昨日(24日)、シンサドンホレンイが所属するBANANA CULTUREエンターテインメントは、OSENに「シンサドンホレンイが17億ウォン(約1億7千万円)の個人的な債務で、回生手続を申し込んだ」と明かした。

シンサドンホレンイは、韓国の音楽界を代表するヒット作メーカーとして有名なだけに、このニュースは人々にショックを与えた。EXIDが所属するBANANA CULTUREの代表プロデューサーであるシンサドンホレンイは、これまでEXIDの「Up&Down」、Apinkの「LUV」、T-ARAの「Roly-Poly」、4Minuteの「Hot Issue」など多数のヒット曲を作曲した。

著作権使用料だけでも相当な収入があるはずのシンサドンホレンイが、どうして自己破産に至ることになったのだろうか。本人から直接聞いてみた。

以下は、シンサドンホレンイとの一問一答である。

――どうやって債務が発生したんですか?

シンサドンホレンイ:会社とは関係なく、個人的なことが多かったんです。親しい友達に貸してあげたお金が、保障の形で債務になりました。どうしても一気に返済できない状況でした。僕の名前になっている部分は、僕が責任を負うべきだと思って回生手続に入ることになりました。また、会社にもお金を貸したことがあります。でも、その会社が差押が行われるほど状況が悪くなってしまい、そういうことが一気に押し寄せてきました。目をつぶるわけにはいかず、法律的に責任を取るために自己破産を申し立てました。

――破産、あるいは帳消しが目的ですか?

シンサドンホレンイ:皆そう思っていらっしゃるけれど、帳消しや破産の目的で自己破産を申し立てたわけではありません。責任を負うべき債務は返済したいです。ただ、このような大きな金額を僕が一気に返済することはできないので、裁判所に期間の調整を頼みました。今は収益がある状態なので、裁判所でも期間の調整と破産の申し立てを受け入れてくれんだと思います。まだ回生が決まったわけではありません。

――周りの人も皆驚いたでしょう。

シンサドンホレンイ:実は、親しい知人たちは僕の状況を知っていました。EXIDのメンバーにも、予め了承を得ました。特に、イ・サンミン兄さんも、私にアドバイスしてくれました。イ・サンミン兄さんは、どうやっても僕は公人だから知らないふりをしてはいけないと、そして僕の選択だから、賢明に乗り越えるためには僕が責任を負うことが正しいと言っていました。言われてみれば、本当に僕の間違いだと思ったので責任を負うことになりました。厳しい状況の中で非常に役に立ちました。

――自己破産を申し立てるまで、かなり悩んだでしょう。

シンサドンホレンイ:有名な人が自己破産を申し立てたら報道されるのは当たり前の事です。非常に悩みました。勇気を出すまで辛かったです。時間を持って一生懸命に働いて返済していきます。

――それでも月収が高いですよね?

シンサドンホレンイ:収入が高くても、17億という大きな金額を一気に返済することは無理です。全部返済するまでは時間が要ります。本当に返済したい意志は強いです。また、僕が賭け事をしたり浪費したわけでもないので、収入が多くても自己破産の申し立てが受け入れられたんだと思います。まだ裁判所の最終判決が残っていますが、これから一生懸命に返していきます。

――悔しくはありませんか?

シンサドンホレンイ:絶対に僕が事業をして潰れたわけではないですし、ギャンブルや株式のような一攫千金を夢見たわけでもありません。実は、僕もこれは人のせいで起きたことだから、その人を責めたくなりました。ですが、どうであれ、これは僕が選んだことじゃないですか。僕がよく知らなかったせいです。判断の甘さに対しては、罪を償いたいと思います。

――これからの計画は?

シンサドンホレンイ:幸い、音楽作業を着実にしています。準備した楽曲がたくさんあります。むしろこんなことになって気が楽です。創作活動にももっと集中できると思います。自ら合理化しようとたくさん努力もしています。イ・サンミン兄さんのように、明るく過ごしながら誠実に債務を返済していきます。

“EXIDのプロデューサー”シンサドンホレンイ、17億ウォンの負債で自己破産「事務所とは無関係…再生手続へ」

EXIDの大ヒット曲「Up&Down」…意外な誕生秘話を作曲家が明かす“元々Jessiのソロ曲だった”

記者 : キム・ウネ