ソン・イェジン、故キム・ジュヒョクさんに言及「女優として成長できた」

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写真=「Esquire」
女優ソン・イェジンが、男性誌「Esquire」韓国版2月号の表紙モデルになった。ソン・イェジンは、創刊23周年を迎えた「Esquire」韓国版で、女性としては初めて表紙モデルに抜擢された点で特別な意味を持つ。

ソン・イェジンのグラビアは、優雅で洗練されたスタイルを基に魅惑的で強烈な雰囲気を与え、グラビアの美しさを最大化した。また、撮影当日に誕生日を迎えたソン・イェジンを現場のスタッフが直接祝ってあげるなど、気楽で和気藹々とした雰囲気で撮影が行われたことで、さらに完成度の高いグラビアが誕生した。

グラビアとともに掲載されたインタビューでソン・イェジンは「Esquire」初の女性表紙モデルとして参加することになったことに対し「良い趣旨だと思った。今年やるべきことが本当に多いのだが、新年から気を引き締めて仕事を開始する感じでいい」と話した。5年ぶりのドラマ復帰作で、アン・パンソクプロデューサーが演出するJTBCドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」の撮影を控えている感想も語った。

ソン・イェジンは「些細な話を淡々と描く作品に出演したいと思った。『恋愛時代』のように人物一人ひとりの内面をデリケートに描き出した作品を探していたのだが『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』の台本を見て面白いと思った。30代後半の私の自然な姿を見せられるチャンスだと思った」と期待の気持ちを示した。

昨年「いま、会いにゆきます」と「ザ・ネゴシエーション」の撮影を終了し、2本の映画の公開を控えているソン・イェジンは、韓国映画界をリードしてきた女優として責任を感じていた。「『いま、会いにゆきます』は韓国の恋愛映画の出発点になれると思うし、『ザ・ネゴシエーション』は女優にも犯罪ストーリーが似合うということを見せることができる」と俳優で女優としての責任を語った。

昨年亡くなった故キム・ジュヒョクさんへの切ない気持ちも語った。ソン・イェジンは、自身を女優に成長させた2本の作品が、故キム・ジュヒョクさんと共演した「妻が結婚した」と「荊棘の秘密」だったと告白した。「『妻が結婚した』で演じたイナの相手役は気軽には引き受けられないキャラクターであった。ややもすれば、かわいそうで情けないように見えるためだ。『荊棘の秘密』もヒロインが目立つ映画で、相手役は演技でたくさんのことを見せられる役ではなかった。でも、ジュヒョク兄さんは二つの作品でそういう役割をしてくれた。彼でなければそれはできなかったと思う。ありがたかった」と深い愛情を示した。

記者 : カン・ソジョン