イ・ジョク、韓国単独コンサートが大盛況!3月14日リリースの日本ベストアルバム「BEST SELECTION~よかった~」収録曲を公開

Kstyle |

韓国の国民的シンガーソングライターのイ・ジョクが、3月14日に自身がセレクトしたベストアルバムをリリースする。

イ・ジョクは2017年12月30日(土)と31日(日)の2日間にわたり、単独コンサート「素敵な冬の日」をソウル・COEXのホールDで開催した。

1995年に幼馴染のラッパー、キム・ジンピョとのデュオグループ「パニック」でデビュー後、1999年にはソロ活動を開始し、これまで20年以上に渡って数々のヒット曲を生み出してきたイ・ジョク。同業者であるアーティストからの信頼も厚く、韓国ではその名と曲を知らぬ人がいないほどの人気アーティストである彼は、同年12月に韓国で4年ぶりの作品集をリリースしたばかりだ。

年末ながらも、2017年初の単独コンサートとなる本公演のチケットは、2日間ともソールドアウトと大盛況だった。イ・ジョクは「フェスやイベントには出ていたんですが、コンサートは13ヶ月ぶりになります。来てくれてありがとうございます」と深くお辞儀をし「明日はないという覚悟で最善を尽くしたい」と、規模の大きいホールでのコンサートに対する熱い意気込みを語った。

満員の観客を前に、ノスタルジックなバラード「かたつむり」や2017年12月に4年ぶりにリリースした新曲「素敵な冬の日」、ソロデビュー曲で本国では雨の日にラジオで必ずかかるスタンダードナンバーとなっている「Rain」、ワイルドなロックナンバー「空をかける」などを熱唱。歌の巧さだけで聴き手を感動させることができる圧巻のステージングに大きな歓声と拍手が沸き起こり、自身の思い出を投影できるヒット曲の連発に観客は酔いしれた。

また、総勢10名によるバンドをバックにしたライブの中盤では、派手な演出と照明、アレンジから一転し、シンプルなアコギの弾き語りで「嘘嘘嘘」やドラマ「恋のスケッチ~応答せよ1988~」の主題歌「心配しないで君を」を情感豊かに歌いあげ、オリジナルのピアノによる弾き語りで代表曲「よかった」を披露した。「心の中にある闇、憂鬱やダークなところを書いた」という「何が見える」「病気」を含め、恋愛における喜怒哀楽を表現した構成となっており、ドラマチックでエモーショナルなバラードはもちろん、エレクトロファンクやラウドロックまで、幅広いジャンルを軽々と歌いこなし、2日間で12,000人の観客を魅了した。

アンコールでは、リリースしたばかりの新曲「羅針盤」を静かに訥々と歌い、「仕事や生活が辛かった時に、誰のことを思い浮かべるのか…。恋人、家族、仲間…。僕にとっては、ライブ会場に足を運んでくれた皆さんが、僕の羅針盤になってくれています。音楽をやっていて疲れたときや、どんな曲を書いていいか迷ったとき、みなさんが僕の力になります。是非、次のライブでお会いできればいいなと思います」と観客に語りかけた。最後は、紙吹雪が舞う中でパニック時代のヒット曲「左利き」でフロアを盛り上げ、「君と」を観客全員で合唱。巨大なLEDスクリーンに映し出された光のドアが開き、計22曲で2時間のステージは閉めくくられた。

そんなイ・ジョクは3月14日(水)に、自身がセレクトしたベストアルバム「イ・ジョクBEST SELECTION~よかった~」をリリースすることが決定している。本作を機に、いよいよ待望の日本での活動をスタートさせる。

■リリース情報
「イ・ジョク BEST SELECTION~よかった~」
2018年3月14日(水)発売
品番:PCCA-04637(CD ONLY)/価格:¥3,000(本体)+税

<収録曲>
01.よかった
02.僕、言ったことないですか
03.洗濯
04.Before Sunrise(Duet With Jung In)
05.空を駆ける
06.喧嘩
07.あの頃はまだ分からなかった
08.歌
09.Rain
10.一緒に歩こうか
11.嘘嘘嘘
12.君と
13.結び目
14.二十年が経った後
15.孤独の意味

■関連サイト
イ・ジョク日本オフィシャルサイト:http://leejuck-official.jp

記者 : Kstyle編集部