“故キム・ジュヒョクさんの遺作”映画「王の預言書」予告映像を公開…個性あふれるキャラクターにも注目

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「王の預言書」(監督:チョ・グンヒョン)が予告編を公開した。

「王の預言書」は、筆一つで朝鮮全国を揺るがした天才作家フンブが、他人よりダメな二人の兄弟からインスピレーションを受け、世の中を揺るがす小説「興夫伝」を執筆することで繰り広げられる物語を描く時代劇ドラマだ。

今回公開された予告編は、朝鮮最高の天才作家フンブ(チョンウ)が集中して文章を書くシーンから始まり、視線を引きつける。文章で民衆の心を虜にしたフンブは、時代の風雲児らしい茶目っ気溢れる姿をアピールしながら、どのような理由で人気作家になったのか、好奇心を刺激する。

彼が、辛い百姓たちの精神的な指導者であるチョ・ヒョク(故キム・ジュヒョクさん)に出会うシーンは、劇の転換点を予告しながら緊張感を吹き込む。「僕たち兄弟の物語を書くのはどうか」というチョ・ヒョクの提案を受け入れたフンブは、自身の名前を掲げた「興夫伝」を通じてチョ・ヒョク、チョ・ハンリ兄弟の物語を執筆することになる。

写真=「王の預言書」予告編キャプチャー
「『王の預言書』の本当のストーリーは他にある!」というフレーズと「新しい興夫伝よ」と話す「王の預言書」の最後のシーンは、誰もが知っているが誰もが知らない作者未詳の小説「興夫伝」を再解釈した今回の作品に対する興味を高める。

チョ・ヒョクに出会って変わっていくフンブの立体的な姿はもちろん、朝鮮を手に入れようとする野心家チョ・ハンリ(チョン・ジニョン)と、力を失った可哀そうな王の憲宗(ホンジョン:チョン・ヘイン)、王権を狙うもう一つの勢力キム・ウンジプ(キム・ウォネ)、興夫の親友キム・サッガ(チョン・サンフン)、フンブの執筆補助で弟子のソンチュル(チョン・ウヒ)まで、それぞれの魅力を持っているキャラクターの姿が、世間の期待を引き上げる。

「王の預言書」は2月の旧正月連休に韓国で公開される。


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記者 : キム・スジョン