チョン・ウソン「次の世代に恥ずかしい旧世代になりたくない」

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写真=NEW
俳優チョン・ウソン。“青春のアイコン”から“所信のアイコン”として浮上した。政治問題など、敏感な事案に対しても迷わずに自身の考えを明かして話題を集めている。特に時局が悪化した当時「朴槿恵(パク・クネ、韓国の第18代大統領)、前に出てこい!」と大胆にパロディし、人々から熱い反応を受けた。

これは最近会ったチョン・ウソンに「演技以外の部分で注目を受けることに、負担を感じませんか?」と聞いた。

チョン・ウソンは「僕が20世紀の俳優、青春のアイコンでしょう。演技で長期間注目を浴びたので、もう他の分野で注目されるのだと思います」と冗談を言った。

しかし、すぐに彼は真剣に自身の考えを伝えた。俳優である前に一人の市民として話したのだ。

「認知度を意識したり、特定の政治家を支持したり、僕の政治的な性向を知らせたいなど、ある計算によって発言することではないです。ただ一人の市民として感じた不合理さを話したかったです。また、旧世代として悩みが多かったです。次の世代に恥ずかしい旧世代になってはいけないと個人的に思っていました」

芸能人という職業の特性上、所信を明かすのが毒になる可能性があるにも関わらず、チョン・ウソンは気にしなかった。逆に彼は「僕たちのように率直に政治家と大衆の人たちの間で、直接的にコミュニケーションすることができる文化商品はいない」と責任感を強く示した。

「政治問題を論ずると、無条件に“アカ(共産主義者)”というフレームを被せる人たちもいます。皆これを怖がるが、そうだとして何も言わないと社会は発展しないでしょう? 国民が政治家に対する不満を引き続き告発してこそ社会も変わります。僕たちの日常でも、消費者告発センターは重要です。僕は有名人だから一言の波及効果が大きくなりますが、このように政治家と大衆の人たちの間で直接的にコミュニケーションできる文化商品がほしいです」

所属事務所も呆れるチョン・ウソンだ。チョン・ウソンは「広報チームから政治的な発言は自制してほしいと言われました。では僕は『僕が政治的な発言をしたことがありますか?』と問いかけた。今は諦めました」と伝え、笑いを誘った。

特に彼は「長い間人気がある時もあって、ない時もあると思います。無邪気にやりたいことばかりやっていると、直撃する可能性もあります。選択肢に対して意味を与えるのは人によって違いますからね」と話した。

作品の選択も尋常ではない。「ザ・キング」を通じて、痛烈に今の時局を風刺したことに続き、次期作「鋼鉄の雨」では北朝鮮との関係と核戦争に対して扱った。

チョン・ウソンは「わざと選択したのではなく、意図せず出演することになりました。特別な意味があるわけではないです。二本の作品の題材に負担を感じたら、出演しなかったでしょうね。『鋼鉄の雨』は事件とは関係なく、南北の二人のキャラクターの人間的なストーリーに魅力を感じました」と話した。

続いて彼は「監督たちが意図を持って政治的な映画を制作するわけではありません。確かにその作品を書く時には、社会からある雰囲気を感じ、自然に影響を受けるでしょう。『これを狙う』と決心して作品を企画する監督は多分いない気がします」と付け加えた。

「僕はまだ落ち着いてないです。このような社会で疲労を感じないチョン・ウソンを見る時、同じ年の方々は不快に感じるかもしれないが、いつも青春時代を送りたいと思うのが率直な気持ちです」

記者 : キム・ナラ