「リチャード3世」ファン・ジョンミン、10年ぶりの演劇復帰“後輩の見本になれれば”
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写真=ムン・スジ記者
俳優ファン・ジョンミンが10年ぶりに演劇舞台に復帰する気持ちを明かした。20日午後2時、ソウルミレニアムヒルトン3階のアトリウムホールで演劇「リチャード3世」の制作発表会が開かれた。俳優ファン・ジョンミン、チョン・ウンイン、キム・ヨジン、イム・ギホン、イ・ガプソン、キム・ドヒョン、キム・ビョンヒ、チョン・ウネ、パク・チヨン、ソ・ジェヒョン演出家、ハン・アルム脚本家が出席した。
「リチャード3世」は、せむしで生まれ、聡明であったが、欲望を果たすためなら権謀術数も用いるヨーク家の悲運な最後の王「リチャード3世」の、狂気めいた暴走を描いた作品。
「新世界」「国際市場で逢いましょう」「ベテラン」「華麗なるリベンジ」「哭声」「軍艦島」などに出演した、韓国を代表する俳優ファン・ジョンミンが、2008年の演劇「笑いの大学」への出演以来、10年ぶりに演劇舞台に復帰し、話題を集めている。
ファン・ジョンミンは「楽しみな気持ちと心配の半分半分だ」とし、「先輩たちの古典演劇を見ながら育ったが、今では僕が先輩になり、素敵な作品に出演することになったので、今演劇が好きで芸術をしようとする人に、少しでも勉強になる作品になればと思い、この作品を選んだ」と感想を明かした。
ファン・ジョンミンは、醜い顔と縮んでしまった左腕、曲がった背という身体的障害を持っているが、これらすべてのコンプレックスをカバーする優れた話術と権謀術数、ユーモアセンス、卓越なリーダーシップで競争構図の親族と家臣たちをすべて粛清し、権力の中心に立つ、世紀の悪人リチャード3世役を演じる。彼は今回ソロキャストでこの役を演じ、集中度の高いリアルな演技を披露する予定だ。
演劇「リチャード3世」は韓国で2月6日から3月4日までの間、芸術の殿堂CJトウォル劇場で上演される予定だ。
記者 : イ・ウイン