「心の中に保存」からヒット映画のセリフまで…韓国の2017年を盛り上げた流行語TOP10!

OSEN |

2017年にも多くの流行語が誕生した。今年韓国の人々はどんな流行語を使って泣いて笑ったのだろうか。2017年、韓国で流行った10個の流行語をまとめた。

#1. Wanna One パク・ジフンの「僕の心の中に保~存」

「プロデュース101」シーズン2を通じて発掘され、最高のスターになったWanna Oneのパク・ジフン。ウィンクで国民プロデューサーを魅了したパク・ジフンは、桁外れの流行語「僕の心の中に保存」を韓国に流行させる底力を発揮した。イケメンぶりだけではなく流行語も生み出すパク・ジフンが、指で可愛く四角を作りながら囁く「僕の心の中に保存」は、ハリウッド俳優も例外ではなかった。クリス・ヘムズワースとマーク・ラファロも言った「僕の心の中に保存」は、今年最高の流行語に“保存”された。

#2. キム・センミンの「グレート vs ストゥーピッド」

グレート(great)とストゥーピッド(stupid)が今年韓国に大きな影響を及ぼした。キム・スク、ソン・ウニのポッドキャストコーナーで始まった「キム・センミンの領収書」は、パイロット番組からレギュラー編成まで成功させ、バラエティ番組のパターンを変えた。効率的な消費に向けて飛ばす「グレート」、節制できなかった消費に飛ばす「ストゥーピッド」は、バラエティを超えて韓国人の消費習慣まで変えた。この流行語は本当に「グレート」だ。

#3. ユン・ゲサンの「俺が誰か分かるか?」

強烈な一言が687万人の観客をスクリーンの前に呼び寄せた。血も涙もない悪人チャン・チェンになったユン・ゲサンは、映画「犯罪都市」(監督:カン・ユンソン)で、ついに13年ぶりのヒットに成功した。長い髪の毛をまとめ、斧を持ったユン・ゲサンが聞くこの問いは、拒否できない魅力で今年の流行語になった。「俺が誰か分かるか?」ユン・ゲサンが何者なのか、存在感を確実に証明した。

#4. 給食体

給食を食べる10代がよく使う言葉という理由で名前がついた“給食体”。tvN「SNL KOREA 9」では、クォン・ヒョクスが“給食体講座”コーナーを披露して、さらに大きな人気を得た。給食体に続き“給与体”も登場したということなので、給食体が巻き起こした流行も「認定(インジョン)? おお、認定」だ。

#5. チョン・ジュナの「期待して」

MBCバラエティ番組「無限に挑戦」のチョン・ジュナをからかうために、ユ・ジェソク、ハハ、ヤン・セヒョンなどのメンバーが使って流行語になった。チョン・ジュナはこれに先駆けて、悪質な書き込みを残すユーザーに対して、一つ一つ「期待して」というコメントを返し、その後告訴の取り消しを決定し「そんな行動をしてはいけなかったのに、感情のこもった対応をした。今は後悔している」と語った。

#6. 「君を守りたい~SAVE ME~」の「なるべきだ」

OCNドラマ「君を守りたい~SAVE ME~」でエセ宗教団体の執事チョ・ワンテ(チョ・ジェユン)とカン・ウンシル(パク・ジヨン)が両手を掴み、語尾に「なるべきだ」というフレーズを加え、判断を紛らわしくした。厳しい日常に疲れた視聴者に、妙な慰めと戦慄、中毒性を与えてブームを巻き起こした。tvNのバラエティ番組「SNL9」でこれをパロディし、もう一度笑いを届けた。

#7.「これ、マジか?」

韓国のポータルサイトDaumのPot Playerコミュニティの動画利用者から始まり、今は多くの人々が使う流行語になった。内容に関係なく「これ、マジですか?」と聞くコメントから誕生した流行語だ。辞典的な意味とは違って、とんでもない状況や信じられない時に使われている。

#8.「やりたいこと全部やって」

最近ネットユーザーの間でよく使われるフレーズだ。自身が好きな人物の名前を入れて、「うちの○○、やりたいこと全部やって」というように使われ、文字通り好きな対象がやりたい全てのことをやってほしいという願いが込められている。映画「マルチュク青春通り」でキム・ブソンがクォン・サンウに言ったセリフから来ている。

#9. YOLO

昨年から韓国の人々に知られている「YOLO」という単語は「You Only Live Once」の頭文字を取った言葉で、現在自身の幸せをもっとも重視して消費する態度を指す。今年の始めから、バラエティ番組から社会全般で流行したYOLOブームは、今も続いている。

#10. ペ・ジョンナムの「シュア、ワイノット?」

バラエティの新人ペ・ジョンナムが産んだ流行語で、MBC「ラジオスター」に出演して、釜山(プサン)なまりと愉快なトークを披露したペ・ジョンナムは「シュア、ワイノット?」という言葉で話題を呼んだ。「シュア、ワイノット?(Sure, Why not?)は「もちろん、いいとも」という意味で、ペ・ジョンナムのポジティブな性格がそのまま表れている。

記者 : チャン・ジンリ、キム・ボラ、チ・ミンギョン