中国初のボーイズグループサバイバルが始まる。大陸のWanna Oneは誕生なるか。

中国の動画サイトiQIYI（爱奇艺）が制作するボーイズグループサバイバル番組「偶像練習生」の制作発表会が昨日（17日）午後、中国・河北省にあるSheratonホテルにて開催された。プロデューサーのEXO レイから、メンター（良き指導者）のGOT7 ジャクソン、宇宙少女 ソンソ、I.O.I出身でPRISTINのチュ・ギョルギョンが出席し、「私の経験を共有して、アドバイスをしたい」とし、覚悟を表した。アイドルグループの先輩でありメンターとして、さまざまな活躍を予告している。

「偶像練習生」は、韓国でも同じフォーマットの番組であるMnet「プロデュース101」に似ているとして注目を浴びた。中国各地の事務所から選抜された100人の練習生が、9人組のボーイズグループになるためのサバイバルを経て、最終的にデビューする過程を描く。最終メンバーの選抜は国民投票によって行われる。

サバイバルを通じて選抜されたボーイズグループは、金城武とジョリン・ツァイ（蔡依林）、ヴィック・チョウ（周渝民）、ウー・ズン（吴尊）、飛輪海などを発掘してスターとして育てた、有名芸能制作者でマネージャーのコウ・フォン（Kow Funhong）が務める。最終選抜は視聴者投票で行われ、彼らはiQIYIと契約を結び18ヶ月間活動する。iQIYIのサポートやスタープロデューサーとメンターたち、そして中国トップとされるマネジメントまで加わっただけに、「偶像練習生」を通じて選抜されるボーイズグループに対する関心や期待も高まっている。

今回の番組を企画したiQIYIの関係者は、この日「最終メンバーに選抜される練習生たちは、才能やルックス、そして勤勉さを備えなければならない。努力しなければならない。複数のエンターテインメント事務所を通じて、歌が上手でダンスが上手な100人の練習生に会うことができた。最初は未熟でも、努力を通じてアイドルになっていく過程を見せるのが目的だ」と説明した。

代表プロデューサーとして活躍するレイは「プロデューサーの役割に対する負担はない。サバイバルの過程で、自分も学ぶことが多いと思う。制作陣がすごく一生懸命にやっているし、責任感も大きい。夢を持つ練習生たちがデビューするために、努力する姿を披露したい。我々の経験を共有する」と強調した。

「偶像練習生」の出演者たちは4ヶ月間、個人評価からチームバトル、ラップ・ダンス・ボーカル、ステージ、デビューバトルなどを行う。それぞれのポジションに対する徹底的な評価が行われ、その分メンバーの活躍も重要になる。

ジャクソンとソンソ、チュ・ギョルギョンも、練習生としての経験とアイドル活動の経歴をもとに、メンターとしての役割を果たしていく予定だ。ラップメンターを務めたジャクソンは「先生として、第三者の観点から教える。僕の経験を共有して助けたい」と戦略を明らかにした。

また、レイとジャクソン共に練習生たちの情熱を強調した。レイは最終的に選ばれるメンバーたちが備えるべき姿に対して「情熱と努力」を強調した。レイは「少しの幸運も必要だけれど、その前に十分な努力が必要だ。努力を経なければ分からない」とも語った。

チュ・ギョルギョンとソンソには「偶像練習生」のダンスメンターへの合流が、彼女たちのチャレンジでもある。彼女たちは「ステージではダンスが非常に重要だ。練習生たちもその重要性をよく知っている。ダンスメンターは我々にとっても大きなチャレンジだ。一生懸命にちゃんと仕上げたい。我々の経験を共有して、ステージでさらに自身を表現することができるように努力する」と覚悟を表した。

韓国の人気アイドルのメンターとしての活躍、視聴者の参加を呼びかけるサバイバル形式、中国トップのマネジメントとのコラボで完成する「偶像練習生」。「プロデュース101」がI.O.IとWanna Oneを排出したように、中国の最初で最高のボーイズグループを誕生させることができるか注目される。来年1月19日、中国のiQIYIを通じて公開される。