【REPORT】JBJ、日本初のファンミーティング開催「日本での活動はこれが始まり…応援よろしくお願いします!」

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Mnet「プロデュース101」シーズン2に出演した高田健太、キム・ヨングク、キム・サンギュン、ノ・テヒョン、キム・ドンハン、クォン・ヒョンビンの6人によるグループJBJ。彼らは最終的にデビュー組には入れなかったものの、番組の中で多くの魅力を見せ、話題を作った。それぞれ異なる事務所に所属する彼らだが、ファンの熱い要望により、仮想のグループが現実となり、10月に韓国デビューを果たした。彼らは数千人規模のデビューショーケースを成功させたほか、「2017 Asia Artist Awards」でライジングスター賞を受賞、またデビューアルバムのタイトル曲「Fantasy」は音楽番組で1位候補にあがるなど、今最も勢いのある新人アイドルの1組だ。そんなJBJが11月23日、東京で初のファンミーティングを開催した。

大歓声に迎えられ、ダンディなスーツスタイルでステージに登場した6人。イントロから「Fantasy」と続けてJBJの持ち味であるセクシーさと男性美の感じられるステージで、会場の熱気を一気に高めた。会場をぎっしりと埋め尽くしたファンを見てメンバーたちは「わぁ~」と感激した様子を見せ、キム・ヨングクは「昼公演に来てくれた方も見えますね、うれしいです。初めて会う方もうれしいです!」と話した。ここでMCのお笑い芸人アメリカザリガニの柳原哲也が登場し、オープニングトークを進行。ノ・テヒョンは「ファンの皆さんの応援の声にすごくインパクトがありますね」と笑顔を見せ、キム・サンギュンも「昼の部よりもさらに多くの方が会場に来てくれているような気がします。会場をいっぱいにしてくれて力になります、一生懸命頑張ります!」と話した。


「言葉の壁は『プロデュース101』に出演してなくなりました」

またメンバーの中で唯一の日本人であり、すでに日本でソロファンミーティングも成功させた高田健太は、なぜ韓国でアイドルを目指したのか聞かれると「小さい時から歌手になりたいと思っていましたが、K-POPの魅力に惹かれて韓国でデビューを目指すようになりました。行く前は不安よりも期待の方が大きかったです。不安が出る前に行きました!」と答えてファンから「お~」という歓声を浴びた。言葉の壁については「『プロデュース101』に出る前はありました。でも番組に出演しながら参加者とたくさん会話することによって伸びました」と明かした。


好きな食べ物は納豆!高田健太の母から差し入れも

日本の好きな食べ物については「寿司」(クォン・ヒョンビン)、「卵焼き」(キム・ドンハン)、「北海道で食べた焼き魚」(キム・ヨングク)などがあがった中、キム・サンギュンは「とんこつラーメンと納豆」と答えてファンを驚かせた。キム・サンギュンは「納豆が好きで、今日も健太のお母さんがたくさん買ってきてくれたんですよ」と明かした。キム・サンギュンは健太の母親に向かってメッセージを送りたいと言い「健太のお母さん、こんにちは。健太が外国で苦労していますが、友達ですから僕がたくさんサポートして、おいしいものも食べさせます。いただいた納豆はおいしくいただきます!」と感謝の気持ちを伝えた。そして最後にノ・テヒョンは「僕が好きなものはファンの皆さんの愛です!」と見事な答えで歓声を受けると、メンバーからも「さすが」「上手だね」という声が上がった。

「JBJの何でもランキング」のコーナーでは、あるテーマについてメンバーは何位かについてトークを交わした。「歌がうまいランキング」で自身を1位に選んだキム・ドンハンはBIGBANGの「LAST DANCE」をアカペラで披露。ここでノ・テヒョンは「1位はヒョンビンですよ。(ラッパーですが)歌のポジションも考えているみたいで、毎日歌を歌ってますよ」と暴露。高田健太も「無駄にビブラートが多いです(笑)」と続けると、クォン・ヒョンビンはヒョンビンつながり(?) でトロット歌手パク・ヒョンビンの「シャバンシャバン」を言葉通りビブラートをきかせて熱唱し、ファンを爆笑させた。メンバー内のセクシーランキングでは、キム・ドンハンはノ・テヒョンを5位と回答。「兄さんもセクシーだけどメンバー皆セクシーだから。でも健太よりはセクシーだと思って(笑)」と理由を話すと高田健太は「いいです。僕はキューティーセクシーなんで」と即答し笑いを誘った。ノ・テヒョン自身は自分を2位とし、「1位はまだ決定していません」と話すと、セクシーダンスでアピールするメンバーたち。しかしノ・テヒョンは「決まりました。ヨングクさんです!」と何もアピールをしなかったキム・ヨングクを選択。驚くキム・ヨングクに「ただ座っているのがセクシーだったから」と理由を明かすと、キム・ヨングクもセクシーな表情を見せて会場を沸かせた。

「これだけは俺が一番だ」という質問に対しては「食べること。チキンを一人で一羽半~二羽くらい食べたことがあります」(キム・ドンハン)、「寝ること。早く寝れるし、長く寝ます。24時間寝ていたこともあります」(キム・ヨングク)、「日本語(笑)。サイン会で日本語を忘れないでという意味で日本語の教科書をもらったこともあります(笑)」(高田健太)、「身長」(クォン・ヒョンビン)、「礼儀正しさ」(キム・サンギュン)というユニークな回答が続く中で、ラストのノ・テヒョンは「ダンスと漫画」と回答。日本の漫画「ONE PIECE」のエースが好きと話すと、メンバーから「エースダンス見せて」と無茶ぶりが。エースの印象的なシーンのポーズを再現して見せると、今度はダンスの実力を見るために全員で踊ることに。そしてエド・シーラン(Ed Sheeran)の「Shape of You」がかかるとファンはすぐに大歓声で応えた。「プロデュース101」のポジション評価で披露したこのダンスは、当時ノ・テヒョンが中心となって圧倒的な群舞を見せ、YouTube再生回数1000万回を超える大きな話題となったステージだった。それをこの日はJBJバージョンで特別に披露し、ファンを大喜びさせた。


話題のバブリーダンス&石川さゆりの名曲に挑戦!

続くミュージック伝言ゲームでは、今話題の登美丘高校ダンス部の踊るバブリーダンスを一人ずつ踊ってメンバーに伝達していくことに挑戦。トップバッターのノ・テヒョンは一度映像を見ただけで「十分です」と完璧に覚えキレキレダンスを披露、まずまず順調に伝達されていったが、クォン・ヒョンビンが突然お尻をフリフリする自己流ダンスを取り入れ会場は爆笑の渦に。その後ダンスは変わっても最後のポーズだけはバッチリ決めるメンバーたちに「そこは決めるんかい!」とツッコミが入り、笑いが耐えなかった。続く歌の伝言ゲームでは、石川さゆりの「天城越え」に挑戦。高田健太から順に「天城~越え~」とこぶしをきかせて歌っていくも、ここでもクォン・ヒョンビンが「うまい~これ~」に変えてしまい笑いを誘った。歌の話題で好きな日本の曲はと聞かれたクォン・ヒョンビンは、「ONE PIECE」の主題歌「ウィーアー」や東方神起の「Share The World」をノリノリで熱唱、キム・ドンハンもピコ太郎の「PPAP」を歌い盛り上げた。

ゲームコーナーの後はステージ披露の時間へ。スタンドマイクで「夢を見たように」をしっとりと歌い上げると、スタイリッシュな楽曲にキュートさも加わった「今日から」を披露。またキム・サンギュン&クォン・ヒョンビンのラッパーチームから始まる「Say My Name」では、JBJコールが響く中、息ぴったりのキレのある群舞を見せ、3曲で全く異なる雰囲気のステージを完成させた。

ファンミーティングも終わりの時間が近づくと、メンバーは一人ひとりファンに感謝の気持ちを伝えた。クォン・ヒョンビンは「僕たちは今からが始まりです。よろしくお願いします」と日本語で話し、キム・サンギュンは「たくさん応援ありがとうございます。次にいつお会いでいるか分かりませんが、これからもたくさん会えたらいいなと思います。本当に楽しかったです!」と笑顔を見せた。キム・ヨングクも「これから大阪に行きますが、今日お会いした皆さんに大阪でも会えたらいいなと思います。本当に会いたくなると思います」と話してファンの胸をキュンとさせた。

「ずっと皆さんの傍にいられるように頑張ります!」

またノ・テヒョンは「たくさんの日本のファンの皆さんの愛のおかげでJBJができたと思います。今回の公演は終わりですが、僕たちの日本活動はこれが始まりなので、これからもよろしくお願いします。ずっと皆さんの傍にいられるようにがんばります!」と日本語で宣言した。キム・ドンハンは「近くで見ると皆かわいいですね。今日来てくれてありがとうございます」とステージを歩き回りながら語りかけた。最後に高田健太は「皆さんのおかげで日本に帰って来れたと思います。メンバー全員がたくさんのことを経験できたと思うし、すべてが皆さんのおかげだと思っているので、今日は感謝の気持ちを直接伝えることができてよかったです。本当にまだまだこれからだと思うので、これからも応援してくれたらうれしいです! 何回も同じことを話してしまっていると思うけど、本当にこれが本心です」と呼びかけた。そして「最後の曲は『イェッポ(きれい)』なんですが、皆さんに『イェッポ』という気持ちで歌いますので、最後まで盛り上がっていきましょう!」と呼びかけた。その言葉通り最後は笑顔でステージを行き来しながらファンに手を振った。

アンコールでは「Fantasy」をアドリブバージョンで披露、一人ひとりに熱烈な声援が送られさらに盛り上がった。最後にファンと一緒に記念写真を撮った後、メンバーたちは「またね」「気をつけて帰ってね」と名残惜しそうに手を振ってステージを後にし、ファンミーティングは幕を閉じた。日本でもデビュー1ヶ月とは思えない関心の高さを実感をさせたJBJ。ファンが作った仮想のグループが現実になっただけにこれからはどんな活動で彼らの夢を叶えてゆくのか今後が楽しみだ。

■公演情報
「JBJ 1st fan meeting 'Come True' in Japan」
日時:2017年11月23日(木/祝)、開場17:00/開演18:00
会場:東京・豊洲PIT
【セットリスト】
01.Intro
02.Fantasy
03.夢を見たように
04.今日から
05.Say My Name
06.きれい
<Encore>
07.Fantasy

■関連サイト
JBJ JAPAN OFFICIAL サイト:http://www.jbj-japan.jp/

記者 : Kstyle