CNBLUE ジョン・ヨンファが語る#恋するパッケージツアー #運命的な愛 #ときめく30歳

MYDAILY |


「台本を読みましたが、とても面白かったです。ユーモアのポイントが、僕がうまくできるユーモアポイントという気がしました。それぞれエピソードがあり、それぞれテーマがあり、それと共に共同体で起きる共感できることが多くて、周りにいるような人々がいるドラマだという気がしました。今まで受けた台本とは完全に違った感じを受けました。新鮮だったんです。それでどんなことがあってもやってみたかったです。そしてフランスまで行ったら、本当にとても良かったです(笑)」

ジョン・ヨンファの考えは的中した。「恋するパッケージツアー~パリから始まる最高の恋~」のサン・マルは、CNBLUEのジョン・ヨンファの魅力を濃縮して見せてくれたキャラクターだ。突拍子もないながらも優しくて心温かいサン・マルは、ジョン・ヨンファでない他の俳優を想像することができないほど、ぴったり合う役だった。

今回のドラマでジョン・ヨンファはユン・ソソ役のイ・ヨニと、ときめくロマンスを披露した。子犬のようなキュートな笑顔を浮かべながらも、甘いシーンが登場する時は、サン・マルの男らしい魅力を溶かし込んで、女性視聴者をときめかせた。インターネット上で話題になったサン・マルと、ユン・ソソのキスシーンもそのうちの1つだ。

「リアリティ指向がさらに強くて、共感しやすい、そのようなドラマだと考えました。サン・マルが他の見方をすれば、迷惑なようでバカだけれども賢かったり、強くて好奇心も強いです。そのような面がたくさんあらわれるので、キスシーンやラブシーンを男らしくしようと考えました。それでこそサン・マルのキャラクターが可愛いだけのヤツではなく、その一方で男らしい一面がある人物だなと思われると考えました。様々な魅力をよく表現することができるだろうと考えて、(キスシーンを)ただ熱心に撮影しました(笑)」

イ・ヨニとの呼吸も良かった。フランスロケの場合は、ずっと俳優が現地に一緒にいて、演技を合わせてアイディアを共有するチャンスが多かった。作品に向かった俳優の愛情度が高かったということもプラスの要因だ。おかげで互いにWin-Win(ウィンウィン)の関係で、相乗効果を出すことができた。このような雰囲気は韓国でも続いた。ムチのシーンを撮影する時も、笑いがあふれたとのことだ。

「僕もムチを打たれたことがないが(笑)、フランスロケがみな終わって韓国で撮影したシーンです。フランス撮影が終わって余裕ができた状態でした。撮影して何をしても笑う時期でした。そして僕は褒められてもあまり動じないタイプですが、とても面白いとおっしゃってもらえるとと、僕も楽しくなって撮影しました。でも恥ずかしいものは恥ずかしかったです。とにかく面白く出来上がってよかったです(笑)」

「恋するパッケージツアー」は、俳優の立場で若干心配になり得たはずだ。貞操帯を着けるかと思えば、ムチが登場して、濃いキスシーンまでこなすなど、俳優のイメージを考えるとリスクが多い。

「放送で扱うのが難しい素材やキスシーンも多くて、一夜を過ごして朝を迎えるシーンもあって、そんなことが多いから、初めはイメージを心配したりもしましたが、もうそのような心配をする年齢はちょっと過ぎたという気がしました。デビュー当初だったら実際には敬遠していたことになりそうですが。そのシーンをうまく生かすためには、序盤から視聴者の方々にサン・マルがどんな人で、サン・マルのストーリーに感情移入をさせなければならないと考えました。僕も来年(数え年で)30でしょう。そんなことに対する恐れは以前ほどはないです。キャラクターに対する考えをさらにたくさんしたようです」

サン・マルになって旅行先で“運命的な愛”ユン・ソソに出会ったジョン・ヨンファ。彼は旅行先での恋愛経験はないが、自身が芸能人でない普通の人だったら“隣の席のロマンス”も実現できそうだったとして悔しがった。

「僕は運命的な愛を信じます。必ず恋愛ではなくても、人に会うこと自体が運命だと考えて、それをとても信じます。気分のようなものも信じて。朝起きて落ち着かなければ、(運が)良くなかったんですよ(笑)」

ジョン・ヨンファは来年、数え年で30歳になる。30歳を控えたジョン・ヨンファはときめくと言った。20代をうまく送ってきただけに、今後30代もやはり期待されるためだ。

「30歳になるのがものすごく憂鬱だと思ったが、ときめきます。とても満たされています。僕が修学能力試験(日本のセンター試験に当たる)を受けて、練習生になりました。20歳の時から始めましたが、20歳の時から29歳まで、振り返ってみれば僕がこのようになるだろうとは想像もできませんでした。『ユン・ドヒョンのラブレター』を見て、『僕も音楽が好きなんだけどな』というように考えたことを、最近思い出しました。『ユン・ドヒョンのラブレター』を見ていた自分が、初めてソロアルバムを出した時にドヒョン兄さんと歌も一緒に作って、そうしたこと自体がとても幸せです。生まれ変わっても僕に生まれたいです。僕の人生が本当に幸せです。多くの人々が幸せだと思えたら嬉しいです」

ジョン・ヨンファは素敵に年を取っていく人になりたいと伝えた。30歳以後、20代の時よりさらに余裕ができそうだという考えも明らかにした。

「僕の夢は素敵に年を取ることです。若い人たちが見ても、『ジョン・ヨンファは素敵に歳を重ねるんだな』というように思ってくれたら嬉しいです。それが本当に難しいじゃないですか。そして休まず僕を探せるように熱心にするつもりです。30代になれば20代よりは何か音楽も、演技も、バラエティもさらに余裕ができそうです。さらに余裕があるように、さらに悩んで、より良い活動をしたいです」

記者 : キム・ミリ、写真 : ユ・ジニョン