「クロス」がコ・ギョンピョとチョ・ジェヒョンのキャスティングを確定した。

13日、tvN新月火ドラマ「クロス」（脚本：チェ・ミンソク、演出：シン・ヨンフィ）側は「コ・ギョンピョ、チョ・ジェヒョンの主演キャスティングを完了した」と明かした。

「クロス」は復讐のために医者になったが、敵の命を救わなければならない運命に置かれたある男の物語だ。OCN「トンネル」を通じて吸引力の高い演出力を認められたシン・ヨンフィ監督と映画「ドキドキ私の人生」「ブラインド」などのシナリオを執筆したチェ・ミンソク脚本家が意気投合した。

コ・ギョンピョは合法的な復讐をするために医者になったカン・インギュ役を務め、もう一度女性視聴者の心を狙っている。カン・インギュは15年前に無惨に殺された父の敵を取るために人の命を救う医術を復讐の手段として使う冷たい感性の持ち主だ。

何よりコ・ギョンピョはヒューマニズム医師コ・ジョンフン（チョ・ジェヒョン）との愛憎と葛藤で病院と監獄を行き来しながら暴走する予定だ。これまで見せてくれたイメージとは異なる強烈なカリスマ性と変わった魅力をアピールすると期待を集めている。

チョ・ジェヒョンは冷徹さを持っているソンリム病院臓器移植センター長コ・ジョンフン役を務め、もう一度圧倒的なカリスマ性をアピールする。いつも“世界初”という修飾語が付く肝臓移植分野の世界トップの権威者だ。しかし自身の真心だけは見せない徹底した原則主義者で、コ・ギョンピョと激しく対立しながら緊張感を高める見通しだ。

人並み外れたキャラクター分析力と抜群の演技力を備えているチョ・ジェヒョンは、ソンリム病院臓器移植センターの実権者であるだけに、眼差しで全ての人々を制圧しながらも内面には深い傷を持っている複合的なキャラクターを演じる予定で、早くも期待を高めている。

このようにコ・ギョンピョとチョ・ジェヒョンの出会いが早くも話題を集めている中、魅力的な2人の俳優がどのような相乗効果を出すかが注目だ。

これに関連し「クロス」の制作陣は「斬新な演出力のシン・ヨンフィ監督と没頭度の高いストーリーを誇るチェ・ミンソク脚本家、素晴らしい演技力の持ち主コ・ギョンピョ、チョ・ジェヒョンなど信頼できる制作陣と俳優たちが意気投合し、完成度の高いドラマを披露する準備をしている」とし、「視聴者たちの好みに合わせたウェルメイドドラマになるように最善を尽くす」と期待をお願いした。

「クロス」は「ぶっ飛びヨンエさん」シーズン16の後番組として2018年1月から韓国で放送される予定だ。