EXO ディオ、映画「7号室」で演じる若者のリアルな姿に10~20代から大反響

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写真=ロッテエンターテインメント
シン・ハギュンとEXOのディオの阿吽の呼吸、新鮮な韓国流ブラックコメディの誕生で好評を集めている映画「7号室」で、ディオがリアルな演技で10~20代の若者たちの共感を呼び、ネット上で反響を呼んでいる。

「7号室」はソウルの潰れかけているDVD屋“7号室”に、それぞれの命がかかった秘密を隠すようになった店長と青年、複雑に絡んでいく状況から逃げ出すために奮闘する2人の男の熱血生存劇を描く映画だ。この映画でディオはリアルで共感を呼ぶ若者の姿を描き、10~20代から大反響を呼んでいる。

ディオが演じるテジョンはDVD屋のアルバイトで、教育ローンだけで1800万ウォン(約180万円)、もらえなかったバイト代200万ウォン(約20万円)になる苦しい状況に置かれた人物で、出口のない状況を乗り越えるため危険な取り引きを提案される。ディオはやりたいことはいっぱいあるが、現実の壁にぶつかってしまう2017年を生きる若者たちの人生を代弁する。

ディオが今を生きる若者たちの人生をリアルに見せてくれることは今回が初めてではない。映画「明日へ」でディオは高校生テヨンに扮し、未成年者であるためコンビニでまともに給料ももらえない悲しい状況に置かれた。これに観客らは、今回「7号室」でもバイト代200万ウォンをもらえずにいる状況に置かれたディオがかわいそうだと言っており、笑いを誘う。

「明日へ」から「7号室」まで社会問題を題材にした映画を選んできた理由について、「台本を読んでいるうちに人々が生きていく現実的な物語に惹かれた。劇中人物を通じてたくさんの方に共感してもらい、元気をあげなきゃと思った」と自身だけの考えを語り、注目を浴びたディオ。作品ごとに勉強する気持ちで臨んでいるというディオのこれからの活躍が注目される。

個性的な人物と面白いストーリー、シン・ハギュン&ディオの共演で期待を集めている映画「7号室」は、韓国で11月15日に公開される。

記者 : チ・ミンギョン