故キム・ジュヒョクさんへの悲痛な思い…事務所代表が語る「涙が止まりません」

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写真=キム・ドンシク代表 Instagram
NAMOO ACTORSのキム・ドンシク代表が、16年間にわたり共に仕事をしてきた俳優の故キム・ジュヒョクさんを送った悲しみを打ち明けた。

キム・ドンシク代表は本日(3日)午前、自身のInstagramに、「去る4日間は私にとって、この世が全て止まってしまったような瞬間でした」という言葉で始まる文章を書き残した。

キム・ドンシク代表は、「世の中と断絶されて、天気がどうなのか、今何時なのか、自分がお腹がすいているのか、ご飯を食べたのかも感じられないまま。さらに高校3年生の娘に対する心配も、家族に対する考えも全てできないまま、一人の人に対する思いだけで我を忘れて葬儀室を守っていました」と戸惑いの心情を伝えた。

彼は「ジュヒョクがお父さん、お母さんの葬儀をジョンド兄さん(NAMOO ACTORSの共同代表)と共に、自分の手ですべてしましたが。ジュヒョクの遺影写真を見て、私の手でこいつの葬儀をすることになるなんて、夢にも思いませんでした。出棺して、埋葬地に行ってジュヒョクを埋葬して、家の前に到着してから一時間。車の中で呆然と座って、この文を書いています」と綴った。

引き続き「ジュヒョクとの初めての出会いから19年、一緒に仕事をして16年の間積み上げた幸せな思い出をこの文に書きたかったですし、ジュヒョクがどれほど素晴らしい俳優だったのか書きたかったですし、ジュヒョクがどれくらい優しく可愛らしい弟であったか書きたかったですが、そうはしません。その思い出を書くと、私たちの友情の重さが軽くなるかと思って、その良かった時期を話したら、その思い出が早く忘れられて飛び散っていくことになるかと思って、一生大切な思い出として、私の胸の中の深いところに残しておくようにします」と、キム・ジュヒョクに向けた愛情を表した。

キム代表は「正気に戻って、これまでできなかった仕事とやらなければいけないことを思い出そうとはしていますが、思い出すのは三虞祭(葬儀が終わった3日目をゼロの日とし 、一番目の墓参りを行う行事)と49日を自分の手で心を込めて準備するべきだということを一番最初に思います」として、「涙が止まりません。涙が止まりません。この文章を書きながらジュヒョクとの幸せな思い出があまりにもたくさん浮び上がりますが、ですが涙が止まりません。愛しています。永遠に忘れません。ありがとう、私の弟」と文章を終えた。

キム・ジュヒョクさんは先月30日、ソウル江南(カンナム)区三成洞(サムソンドン)で交通事故に遭った後、病院に運ばれたが亡くなった。また2日午前には出棺式が行われた。埋葬地は忠清南道(チュンチョンナムド)瑞山(ソサン)市大山邑(テサンウプ)にある家族納骨堂だ。

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【キム・ドンシク代表のInstagram全文】

去る4日間は私にとって、この世が全て止まってしまったような瞬間でした。

世の中と断絶されて、天気がどうなのか、今が何時なのか、自分がお腹がすいているのか、ご飯を食べたのかも感じられないまま。さらに高校3年生の娘に対する心配も、家族に対する考えも全てできないまま、一人の人に対する考えだけで我を忘れて葬儀室を守っていました。

ジュヒョクがお父さん、お母さんの葬儀をジョンド兄さんと共に、自分の手ですべてやりましたが…ジュヒョクの遺影写真を見て、私の手でこいつの葬儀を行うことになることなんて、夢にも思いませんでした。出棺して、埋葬地に行って、ジュヒョクを埋葬して、家の前に到着してから一時間。車の中で呆然と座って、この文を書いています。

ジュヒョクとの初めての出会いから19年、一緒に仕事をして16年の間積み上げた幸せな思い出をこの文に書きたかったですし、ジュヒョクがどれくらい素晴らしい俳優だったのか書きたかったですし、ジュヒョクがどれくらい優しくて可愛らしい弟であったか書きたかったですが、そうはしません。

その思い出を書くと、私たちの友情の重さが軽くなるかと思って、その良かった時期を話したら、その思い出が早く忘れられて飛び散っていくことになるかと思って、一生大切な思い出として、私の胸の中の深いところに残しておくようにします。

去る金曜日に撮影したあの楽しい場面が、最後の思い出の写真です。私には素晴らしく良い弟、私たちの娘にとっては、面白い叔父さん、私たち家族全員の自慢でした。

正気に戻って、これまでできなかった仕事とやらなければならないことを思い出そうとはしていますが、三虞祭と49日を自分の手で心を込めて準備するべきだとのことを一番最初に考えます。

涙が止まりません。涙が止まりません。この文章を書きながらジュヒョクとの幸せな思い出があまりにもたくさん思い浮かびますが、それでも涙が止まりません。

愛しています。永遠に忘れません。ありがとう、私の弟。

記者 : イ・スンギル