故キム・ジュヒョクさん、芸能界から哀悼の声続く…“永遠のスター”

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写真=映画「青燕」「共助」、tvN「アルゴン」
故キム・ジュヒョクさん、虚しく私たちから離れたが、空の星のように心の中では永遠に輝く。

故キム・ジュヒョクさんの突然の死去という悲報に、芸能界が悲しみに沈んでいる。享年45歳。生前多数の作品を通じて大衆はもちろん、同僚たちの心にも響くほどの熱演を見せてきた。真正性のある演技力で言葉よりは表情、眼差しを通じて演じて深い余韻を残した。熱い情熱をもつ、誰も止められない生まれ持った俳優だった。

そのため、分野を問わず哀悼が続いている。ソン・ソッキアナウンサーは30日午後、JTBC「ニュースルーム」で「今日、一人の俳優が世を去った」と言い、「最近ドラマで彼ならではの哲学を見せてくれた。たとえそれがドラマで、演技だったとしても私たちのような人間たち(言論人)には一種の連帯感もできた」と話した。キム・ジュヒョクさんは最近、tvNドラマ「アルゴン」でアンカー役を演じていた。

ソン・ソッキアナウンサーは「彼の切ない死を巡って何番目に、どれほど報道すればいいか悩まなければならない複雑な気持ちの今日」と言い、「私が30年前に交通事故の死亡者を取材していたときのように、彼の身分を確認するために胸ポケットに手を入れる必要はないが、でも、彼の胸は暖かいというのは私たち皆が分かっている今日だ」と伝えた。

後輩俳優たちには憧れの対象だった。イ・シオンは「以前大学路(テハンノ)でご挨拶したイ・シオンです。尊敬しています。先輩…どの理由であれ、そちらでは幸せでいてください。胸がとても痛いです。本当に、この文でも僕の気持ちが伝わることを願っています。ご冥福をお祈りします」と哀悼を表した。

チェ・ヒソは「『THE SEOUL AWARDS』で受賞なさったとき、マイクの前で暫く沈黙し、トロフィーを握っていた姿が長く心の中に残りそうです。その沈黙から演技に対する愛情とときめきが伝わってきたからでしょうか、私もじーんと鼻の奥が痺れていました。ご冥福をお祈りいたします」と伝えた。

ハジュンは「いつか現場でお会いできれば、頭を下げてご挨拶したかったです。画面から伝わってくる先輩の優しさを僕もいつかは現場で共に呼吸しながら感じてみたかったです。胸がとても痛く、頭がぼーっとします。ご冥福をお祈りいたします」と伝えた。

キム・ジュヒョクさんとよく共演していたムン・ソングンは「映画『石造邸宅殺人事件』の舞台挨拶を回り、思慮深いと思っていた。会いたいと思っていたのに…ご冥福をお祈りします」とメッセージを残した。

オ・デファンは2013年「ホジュン~伝説の心医~」の撮影当時を回想した。彼は「兄さん…今日、兄さんに申し訳ないです。どうでもいい僕の誕生日にお腹がいっぱいになるほどご馳走してくれた寿司は、僕のお腹だけをいっぱいにしてくれたわけではなかった。兄さんと一緒に行ったカムジャタン(豚の背骨とジャガイモを煮込んだ鍋)屋さんも、撮影中に食べたラーメンもどうしてこんなに思い浮かぶのか…僕をいっぱいにしてくれた兄さんの激励と応援し、同僚たちに気を使っていた配慮…兄さんは僕にとってとても優しい兄さんでした」と回想した。

続いて彼は「そんな兄さんにお返しできる食事の時間も許さず、僕にくれるばかりだった兄さん…ごめんなさい…あの世では兄さん自身のことだけを考えて休んでください」と哀悼した。

コン・ヒョジンは「よく眠れないはずの夜。防げて避けられる人はどこにいるだろうか…人生は本当に痛いんだな」と悲しい心境を隠せなかった。

さらに元Wonder Girlsのソンミ、カヒ、ロイ・キム、HOTSHOT、ハリス、ピョルなど、音楽界の後輩やお笑い芸人チョン・ジョンチョル、その他多くの歌手・俳優たちが故キム・ジュヒョクさんの冥福を祈った。

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記者 : キム・ナラ、写真 : ユ・ジニョン