故キム・ジュヒョクさん、突然の死に追悼…愛され続けた俳優

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写真=NAMOO ACTORS
キム・ジュヒョクさんは亡くなったが、彼の作品は残った。

虚しい別れだ。突然すぎる死であり、数日前までも精力的に活動していた俳優であったため、人々は一層悲しんでいる。残念な事故で短い人生を終えた故キム・ジュヒョクさんは、これからはキャラクターとして永遠にファンのそばに残ることになった。

キム・ジュヒョクさんは昨日(30日)午後4時30分頃、ソウル三成洞(サムソンドン) の道路で車両が転倒する事故に遭った。キム・ジュヒョクさんは救助されて建国(コングク) 大学校病院に搬送されたが意識がなく、心肺蘇生法を試したが、午後6時30分頃に死亡した。キム・ジュヒョクさんの遺族は、正確な事故と死亡の原因を確認するために解剖を決定し、葬式の手続きはその後に行われる予定だ。

故キム・ジュヒョクさんの訃報に、哀悼が相次いでいる。彼の演技と作品を愛していたファンから映画界までみなが同じ気持ちで、美しい星が散ってしまったことを悲しんだ。キム・ジュヒョクさんは精力的な演技活動を続けており、若い年齢で予期せぬ事故による悲報だったため、残念な気持ちは一層大きかった。

写真=「プラハの恋人」
キム・ジュヒョクさんはデビューして20年あまり、映画とドラマの多くの作品で印象的な演技を披露してきた名優だ。善良な役も悪どい役も、そしてコミカルなキャラクターまで、多方面で活躍できる俳優だった。27日には「第1回THE SEOUL AWARDS」で映画「コンフィデンシャル/共助」で助演男優賞を受賞した。彼が生み出した多彩なキャラクターや素晴らしい演技が、ファンのそばに残ることになった。

キム・ジュヒョクさんは元老俳優である故キム・ムセンの次男で、1998年SBS第8期公開採用タレントとしてデビューした。「カイスト」「ライバル」、映画「セイ・イエス」「爆烈野球団!」などに出演して印象的な演技を披露した俳優だ。特に、SBSドラマ「プラハの恋人」と映画「シングルス」での熱演で好反応を受け、大衆的な人気も得た。

写真=「ホジュン~伝説の心医~」
キム・ジュヒョクさんはキャラクターの幅が広い俳優だった。「武神」と「ホジュン~伝説の心医~」などの時代劇でも安定した演技を披露し、映画「青燕」「妻が結婚した」「春香秘伝 The Servant 房子伝」「荊棘の秘密」「あなた自身とあなたのこと」を通じて、俳優キム・ジュヒョクとしての真価を見せつけた。

特に、映画「コンフィデンシャル/共助」と「石造邸宅殺人事件」では悪役を見事に演じきった。KBS 2TVのバラエティ番組「1泊2日」を通じてコミカルなイメージを披露した反面、作品を通じては素晴らしい演技を披露した。

写真=「1泊2日」
ドラマとしては、先月韓国で放送が終了したtvN「アルゴン」が故キム・ジュヒョクさんの最後の作品となった。正直な報道を目指すファクト第一主義者のキム・ベクジン役を務めたキム・ジュヒョクさんは、キャラクターに完璧に入り込み、視聴者から支持を受けた。そして映画では「興夫(フンブ)」「毒戦 BELIEVER」が遺作となった。「王の預言書」は撮影を終えている状況だ。突然の別れだが、最後まで作品でファンに別れの挨拶を告げるキム・ジュヒョクさんだった。

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記者 : ソン・ミギョン